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俺たちのキャンバス【ババヘラアイス!】~ババヘラアイス盛り付け選手権~

更新日:2022/8/23 タカハシコウキ
俺たちのキャンバス【ババヘラアイス!】~ババヘラアイス盛り付け選手権~

秋田の夏を彩る『ババヘラアイス』。

“ババ”と呼ばれる女性がヘラを用いて盛ってくれることから、ババヘラアイスという名称が広まることとなったそう。

現地のババヘラアイスの様子

バラ盛りが最も有名ですが、話によるとどうやら盛り付け方には“ババ”の個性が出るらしいんです。

つまりババヘラアイスは、個性を表現できる“場”ということ……。

 

ババヘラはアートであり、そしてお前のキャンバスなんだよ!!!!!

 

ということで、今回はババヘラアイスで己の世界観を表現する『ババヘラアイス選手権』を開催いたします!

参加者はオマツリジャパンでも卓越したお笑いセンスを誇る、「はっしーさん」と「みっちゃん」、「スージーさん」、そして、あまり自信のない私「高橋」。

ババヘラアイスというキャンバスで表現される、ババヘラアイスの世界観をお楽しみください。

 

この記事は、オマツリジャパンECのPR記事となります。

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美しいバラ盛りが大人気!ババヘラアイス

選手権の前に、ババヘラアイス・バラ盛りの盛り付け方をかる~くおさらい。

専用のヘラでアイスをヘラでこそげとるようにして、コーンにぺタペタとはるように(なすりつけるように?)盛り付けていきます。

はい、こちらがバラ盛りババヘラアイスです!

黄色はバナナ味、ピンクはイチゴ味。駄菓子のような懐かしい風味です。

さて、それでは今回の本題、ババヘラ選手権を行っていきましょう。

審査員は、オマツリジャパンの常識人でありながら高いギャグセンスが魅力のMr二面性・タカさんにお願いしました。(めちゃくちゃ忙しそうだったので、コメントでのみのご登場となります。)

「(非公式)日本ババヘラアイス盛り付け技能審査に関する規定」に基づき、(非公式)日本ババヘラ盛り付け審査協会公式審査員が公平により審査して参ります。」とのことです。

① はっしーさんの挑戦

一番手は、社内イベントにおける副音声が密かに人気のはっしーさん!

「今回は色々考えてきまして、現実的かつ、おもしろそうな2つのアイスをつくっていこうと思います。」

自信満々に宣言して、アイスを削り始めたはっしーさん。

突如発覚した「ババヘラアイスを削る音が苦手」というアクシデントにも負けずに、アイスを盛り付けていきます。

このガリガリがダメらしいです

出来上がったのは……。

赤いババヘラアイスを使った東京タワーと、黄色いババヘラアイスを使ったピラミッド。

心なしか東京タワーは低い気もしますが、ピラミッドはきちんと筋彫りが入っているこだわり仕様です!!(爪楊枝の使用はOKです)

 

参加者の講評

・東京タワーまるくてかわいい!

・ピラミッドの形、角度によってすごいクオリティですね

・造形に凝ったからか結構溶けてますよ

 

審査員・タカさんからの講評

完成度2・独創性3・構成力4・メッセージ性2・ババヘラみ5

総合評価16

「全体のバランスや量、安定感はババヘラアイス盛り付けの基本をしっかり押さえることができています。そして、作者がババヘラの盛り付けを心から楽しんでいる表情は高いババヘラみに値します。
一方、クフ王のピラミッドの高さは139m、東京タワーの高さは333mであり、その正確性には疑問が残る結果となりました。」

一周回って可愛い東京タワーと、角度が大事なピラミッド。素晴らしいババヘラアートでした!

 

②高橋の挑戦

続いての挑戦は私、高橋。

「じつは私、ババヘラアイスを見た瞬間にやりたいことが浮かんできまして、今回の企画を考えました。ご期待いただければと思います!」

「企画ってそんな感じなんだ」

「ハードル上げて大丈夫?」

色々な野次が聞こえてきますが、気にせず盛り付けてきます。

若干緩くなったアイスを削り、コーンに貼り付けること30秒。完成です!

「ただのババヘラですよ?」

「企画大丈夫か?」

「いや。これは食べるとわかるんですよね。みっちゃん、お召し上がりくだい。」

「なにその微妙な顔」

「そうです、このババヘラアイス、中身が空なんです。」

「見かけだけはしっかりしていて内容の無い、この“現代社会“の”闇“、つまり“空虚さ“を表現しようとしているんですね……….。」

 

参加者の講評

・こわ

・すごくこうちゃん(高橋)らしいなと思いました

・その重いテーマ、ババヘラでやらなくてもいいんじゃない?PRになる?

 

審査員・タカさんからの講評

完成度1・独創性5・構成力5・メッセージ性5・ババヘラみ1

総合評価17

「作者の日常的な闇を上手くババヘラに表現することができています。それと同時に作品に込められた”空虚さ”を埋めることができるのは、ババヘラの懐かしさと、美味しさであることも読み取れます。

一方、通常のババヘラだと思って食べた子どもが同じ”空虚さ”を感じてしまうことは、大きくババヘラみに欠けます。」

すごく良い作品だと思っているのですが、若干、会場の皆さんと審査員から距離を感じるようになりました。

 

③次に挑戦するのはみっちゃん!

「私最後まで(著作権のキャラクター)と迷っていたんですけど、今回はこっちにすることにしました!」

思わず規制をかけてしまいましたが、勢いたっぷりのみっちゃん。何をつくるのでしょうか?

おもむろに山をつくっていくみっちゃん。と思ったら次に瞬間には山を切り崩していました。爪楊枝を用い造形を深めていく姿はまるで職人のよう。

そうしてできたのは……。

「私がつくったのはこちら!お米です。品種は“あきたこまち”!」

参加者の講評

・形が完璧にお米ですね。

・“あきたこまち”なんだ。こだわってるなぁ。

・(ババヘラ一色しか使ってなくないですか……?)

 

審査員・タカさんからの講評

完成度5・独創性5・構成力4・メッセージ性5・ババヘラみ1

総合評価20

「ババヘラ盛り付け界を揺るがす、前代未聞の独創的な作品に仕上がっています。アイスよりお腹にたまる米を求める作者の強い想いを感じ取ることができます。長く伝統的な技法を重んじてきたババヘラ盛り付け界に一石を投じるアクロバティックな技法となっていますね。
一方、圧倒的に少ないアイス量と1色使いはババヘラと認識することすら困難であり、大きくババヘラみに欠けます。」

実は削り出し途中に何度も山ごと落としてしまい、3回ほどチャレンジした、みっちゃんのお米。

コメントにもあるように、ルール的に気になったところもありましたが、心に留めておきましょう。

④    続いての挑戦者はスージーさん

編集部として日々、お祭り情報に触れているスージーさん。

「今回は長引くコロナ禍を乗り越える!といった想いをババヘラに表現していこうと思います。」

かなりの勢いでババヘラアイスを削り始めていきます。勢いが良すぎて、ヘラがスコップに見えてきました

「出来上がりました!今回私がつくったのはこちら、アマビエです!」

参加者の講評

・これは完成度高い

・髪がなびいてますよ!すごい!

・クチバシもついてるの芸が細かいですね。

 

審査員・タカさんからの講評

完成度5・独創性4・構成力5・メッセージ性4・ババヘラみ3

総合評価21

「圧倒的な技術と完成度であることは言うまでもありません。造形の美しさは、スピーディーかつ繊細なヘラさばきにより生み出され、長い経験と鍛錬により得られる限られた者だけが持つテクニックです。
一方、子どもも喜ぶかわいらしい造形ではあるものの、圧倒的なアイス量であり、溶けていく様を心配する親の気持ちを一切考えられていないことはババヘラみの減点対象となります。」

造形の難しさに最後の方は溶けてしまっていましたが、とても可愛いアマビエでした。

食べられるその瞬間の哀愁漂う姿も素敵です。

死んだ魚の目をしている……

⑤    高橋2回目の挑戦

一旦参加者の方々を一周したところで、実は最後にどうしてもやらせていただきたいテーマがあり、挑戦させていただくことに。

まず事前に赤いかき氷シロップと黄色の炭酸ジュースを購入します。

氷をたくさん入れて、かき氷シロップを投入。スプーンを伝わらせながら炭酸ジュースを入れて、バラ盛りババヘラアイスを切り出して乗っければ……!

「できました!ババヘラカクテルです!」

参加者の講評

・すごいきれい!かわいい!

・涼しげで良いですね。けど甘そう……。

・突然「ミント買ってきて」って言われたんですけど、これだったんですね!買えたのはカイワレ大根でしたけど。

 

審査員・タカさんからの講評

完成度5・独創性3・構成力5・メッセージ性3・ババヘラみ2

総合評価18

「ババヘラ盛り付けの域を越え、バーやカフェ、高級レストランでも提供できるクオリティに仕上がっています。
モテるイケメン作者はこれを寝ずに考えたのでしょう。好きな人にこれを出したらモテるでしょう。モテることだけを必死に考えて生み出されたであろう作品です。嫉妬心で少々取り乱してしまいました…。」

これがやりたかったんです。もはやババヘラか怪しいですけど、めちゃくちゃオシャレじゃないですか?

結果は……〜!

さて今回の優勝は、総合得点21点、スージーさんに決定!

ババヘラアイスという時間制限つきのキャンバスで見事に、キュートなアマビエを仕上げ切りました。

みなさんもぜひ、ババヘラアイスでご自身の世界を表現してみて下さいね!

今回ご紹介した商品はこちら!

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この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
地域のお祭りやインタビュー、由来を調べるのが好き。いろんなお祭りを知りたいと思っています。

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