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「墨堤さくらまつり」屋台船から隅田川の流れに乗って眺める江戸時代を起源とする桜の花

更新日:2020/7/8 obaq
「墨堤さくらまつり」屋台船から隅田川の流れに乗って眺める江戸時代を起源とする桜の花

春のうららの隅田川

日本の社会は明治時代に大きく変わりました。音楽の分野では滝廉太郎が西洋音楽の様式を積極的に取り入れ、作曲活動を行いました。その代表作「花」は、「春のうららの隅田川」の歌詞で始まります。隅田川沿いの隅田公園は、例年3月上旬から4月上旬にかけて桜の花で彩られ、「墨堤さくらまつり」が開催されています。2019年には3月28日~4月7日に行われました。

隅田川沿いに咲く桜

隅田川沿いに咲く桜

徳川吉宗の命で植えられた隅田川の両岸の桜

「墨堤さくらまつり」の中心会場となるのは、隅田川に架かる桜橋から吾妻橋までの約1キロの川沿いです。川を挟んで墨田区側に343本、対岸の台東区側にも約600本の桜が並木を作ります。

隅田川に架かる桜橋

隅田川に架かる桜橋

桜橋の袂

隅田川に架かる言問橋

言問橋の袂

隅田川に架かる吾妻橋

吾妻橋袂の船着場越しに眺める台東区側の桜

「墨堤さくらまつり」には毎年、大勢の人々が花見に訪れていますが、起源はとても古く江戸時代にまで遡ります。第8代将軍の徳川吉宗の命で、隅田川の両岸に桜が植えられたのです。それ以来、江戸で屈指の桜の名所となり世紀を超え、ここで桜の花を楽しんだ人は数え切れないでしょう。

世紀を超え無数の人が桜の花を楽しむ隅田川沿いの桜

世紀を超え無数の人が桜の花を楽しむ隅田川沿いの桜

世紀を超え無数の人が桜の花を楽しむ隅田川沿いの桜

約1キロの桜のトンネルは、「日本さくら名所100選」に選ばれています。2012年には墨田区押上に東京スカイツリーが完成し、河原の桜越しに発展を続ける東京の姿を見ることができます。

隅田川の桜越しに見る東京スカイツリー

隅田川の桜越しに見る東京スカイツリー

隅田川の桜越しに見る東京スカイツリー

夜間にはライトアップされる桜並木

隅田川の河面を夕陽が照らす頃には、桜並木を繋ぐ提灯に灯が燈されライトアップされます。

隅田川の河面を照らす夕陽

夜間に灯が燈される桜並木を繋ぐ提灯

夜間に灯が燈される桜並木を繋ぐ提灯

川の遊歩道には、地元町会の模擬店や向嶋墨堤組合の芸妓茶屋、銘品名店会、観光協会のブースなどが軒を連ねます。

隅田川の遊歩道に軒を連ねる露店

隅田川の遊歩道に軒を連ねる露店

隅田川の遊歩道に軒を連ねる露店

遊歩道の幅は広くはないので、シートを敷いて花見を楽しむことはできないのですが、椅子やテーブルを備えた露店もあるので、そこで飲食を楽しむことができます。

限られた空間で楽しむ飲食

限られた空間で楽しむ飲食

限られた空間で楽しむ飲食

限られた空間で楽しむ飲食

屋台船から眺める隅田川の流れに従って移ろう桜の光景

人ごみの中で花見をしたくない人には、船から桜の花を眺める選択肢があります。期間中には数多くの屋形船が隅田川を運航しています。船から川の流れに従って移ろう桜の光景を眺めるのは、隅田川ならではの楽しみ方となることでしょう。

隅田川を上下する屋形船

隅田川を上下する屋形船

隅田川を上下する屋形船

隅田川を上下する屋形船

隅田川の桜橋から吾妻橋までの両岸は、江戸時代から桜の名所として知られてきました。徳川吉宗の命で作られた桜並木は、世紀を超え数え切れない人々の目を楽しませてきたのです。例年3月上旬から4月上旬にかけて川岸には桜のトンネルができあがり、見頃時期にあわせて「墨堤さくらまつり」が開催されています。

obaq
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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