2026年は3月21日(土)~4月5日(日)の計16日間開催される文京さくらまつり。播磨坂さくら並木の道路いっぱいに広がる三連の桜は、「文京さくらまつり」ならではの特別な光景です。桜並木の中央には遊歩道が通り、親子連れでも安心して桜を楽しめます。
この記事では、2024年のレポートとともに、2026年の開催情報をお届けします。文京さくらまつり実行委員長のインタビュー記事では、文京さくらまつりの魅力を深掘りしています。ぜひ最後までご覧ください。
※本記事は2024年4月3日の記事に加筆・修正したものです。(2026年3月4日更新)
目次
絶景の桜のトンネルを歩く!約120本のソメイヨシノが見頃を迎える
文京花の五大まつりのひとつである「文京さくらまつり」。その会場となる播磨坂さくら並木は、東京メトロ丸の内線の茗荷谷駅から徒歩7分程のところにあります。戦後の都市復興計画で整備された道路である播磨坂は、今では文京区が誇る桜の名所となりました。では桜の様子を見に行ってみましょう!(2024年3月30日時点でのレポートです)
坂の真ん中に延びる遊歩道の中央部、またその両脇に広がる道路の端の3箇所に桜並木が広がる播磨坂。播磨坂は真っ直ぐと連なる三連の桜並木を見ることができる全国でも珍しい場所なんです。

播磨坂には合計で120本程のソメイヨシノが植えられています。坂の各地で可憐な花を付ける桜の姿がありました。


木の幹から咲く桜も。こちらは比較的低い位置で咲いているので、お子さんの目線の高さでも楽しめるかもしれません。

撮影したときはやっと咲き始めだった播磨坂の桜。まだまだこれから満開に向かう桜が楽しめそうですね。

日当たりの良いエリアでは、満開の花を見せてくれる桜もありました!


これから120本程の桜が一斉に満開を迎えると、播磨坂は桜のトンネルになっていきます。ピンク色が広がる光景の中を早く歩いてみたいですね。
満開時の桜の様子
また桜が楽しめるのは昼間だけではありません。夜には「文京さくらまつり」に合わせ播磨坂に設置されたぼんぼりが灯り、夜桜を楽しむことができるんです。
夜桜の様子
ぼんぼりはお祭り期間中の17時から20時まで毎日点灯します。学校や仕事の帰りに、夜桜を楽しんで帰るのも良いかもしれませんね!

文京さくらまつりは4月上旬までですが、4月中旬頃からソメイヨシノから少し遅れて鬱金桜(ウコンザクラ)を楽しむこともできます。こちらは遅咲きで咲く八重桜。鬱金という名前の通り、スパイスのウコンに似た萌黄色の花を咲かせることも特徴です。
開花した鬱金桜(ウコンザクラ)
セブンイレブン文京小石川播磨坂店前の2本の桜が鬱金桜ですので、ぜひチェックしてみてください!
「文京さくらまつり」のイベントの様子をレポート
たくさんのイベントが催される土日!おまつり期間に合わせて設置されたゲートがお出迎えしてくれますよ!午前中の早い時間から地元の方々が来場し賑わっていました。

特に多かったのが親子連れのお客様。それもそのはず、お子さんが楽しめる地元町会の方々による模擬店がたくさん出店されていました。

「外れ無し」の台紙当てくじは、子どもたちに大人気!たくさんの地元っ子たちが挑戦していました。

おもちゃがもらえるブースも人気です。おまつりに合わせて子どもたちが楽しめる企画があるのは、うれしいですね!


こちらのブースは文京区の伝統工芸コーナー。こちらも次々に子どもたちが訪れています。

伝統的な技法を使って作られたストラップやブローチ等がたくさん並んでいました。お気に入りのデザインのものを探してみたくなりますね。


この日は10時半からは、文京区立窪町小学校 吹奏楽クラブによる演奏会もありました。播磨坂の中腹にある交差点で行われ、多くの方が集まっていました。

J-POPや童謡等を演奏し、おまつりを盛り上げます。

桜並木に響くブラスバンドの音色は良いですね!

続いて13時からは京華学園吹奏楽団によるパレード演奏です。旗を掲げたパレード隊の登場です!

フラッグ回しが見事ですね。

並んで進む管楽器の集団もかっこいい!

播磨坂をぐるっとパレード演奏で回った後は、着座での演奏。J-POPのメドレーから盛大に始まり、観客を湧かせていました!

「文京さくらまつり」の魅力やポイントを深掘り!
ここからは「文京さくらまつり」の魅力を深掘り!文京さくらまつり実行委員会、坂巻三登実行委員長のインタビューを行い、まつりへの想いを中心にお話を伺いました。(インタビューは2024年3月30日に実施)

−文京さくらまつりの成り立ちを教えてください
戦後の道路復興計画から生まれた播磨坂ですが、こちらに桜が植えられるようになり、50年程前からさくらまつりが行われるようになりました。始まった頃は、町会のテントを出すだけでしたが、徐々に東京音頭や警察官による柔道や剣道のパフォーマンス、パレード等が行われるようになりました。今日も吹奏楽やパレード演奏が行われましたが、約20年前くらいから子どもたちを主体とした、音楽の発表の場になっていきましたね。
−子どもたち中心のおまつりに変わっていったのですね。その理由は何かあったのでしょうか?
ちょうど私も20年程前から実行委員に関わるようになったのですが、その頃は播磨坂周辺にマンションが建ち並ぶようになりました。そんな折、プロの方々のパフォーマンスも良いが、子ども中心、地元密着な形のほうが良いのではないかという流れに変わってきました。子どもたちが主役になると、その親はもちろんおじいちゃんおばあちゃんや近くの人がおまつりに来る理由になります。そうなると観客の雰囲気も温かい感じになり、今までとはまた違った良さが出てきました。
−そういった背景があって、子どもたちが楽しめるブースもたくさん出るおまつりになっていったのですね。一方で、大人が楽しむ魅力は何かありますか?
播磨坂は500メートル続く坂道ですが、こちらに三連で桜並木が広がっています。このような空間でさくらまつりを開催している場所は、ほかに知りません。私は写真を撮るのが好きなのですが、おまつりの日は歩行者天国になって、坂の上の車道から桜の景色が撮れるのがうれしいですね。また夜には、ぼんぼりのライトアップが行われるので、この時期ならではの光景も楽しめますよ。
−最後に文京さくらまつりや播磨坂地域への想いを聞かせてください
末長くこの播磨坂の桜が成長していくと共に、この桜を楽しんでくれる方がい続けることを願いたいです。「文京さくらまつり」も52回を数え古木になった桜もありますが、新しい苗木で成長していく姿は、地域や子どもたちの成長とも重なるように思います。私が子どもの頃とは変わって、今は人の往来も多い地域になりました。播磨坂の桜もそのようにこれからも成長していってほしいですね。
また桜が咲いてない時期でも播磨坂に来るとほっとする、そんなふうに言ってくれる方々も多くいます。遊歩道を歩く子どもたちの光景も日常にあります。この光景が続いてほしいと思います。

文京さくらまつり 2026年の開催概要
【開催期間】2026年3月21日(土)~4月5日(日)
【会場】播磨坂さくら並木(文京区小石川4丁目、5丁目境)
【入場料】無料
最新情報!2026年イベントは?
2026年もイベント盛り沢山の文京さくらまつり!老若男女問わず楽しめるイベントのラインアップの一部をご紹介します。
家族連れにぴったりな「ヘアゴム作り」や「コマ作り」など、気軽に楽しめるものから、大人も楽しめる「ハーバリウムワークショップ」や、なかなか体験のできない「ボーイスカウトロープワーク教室」など、播磨坂手作り体験会場で開催されます。3月28日(土)・29日(日)が中心となりますが、その他の日時でも開催されるものもあるので、ぜひ公式サイト等をチェックの上、ご参加ください。
また、毎年好評の吹奏楽部による演奏や、和太鼓の演奏などももちろん実施!こちらは3月28日(土)・29日(日)のみの実施となっております!
文京さくらまつりのイベント会場は、播磨坂さくら並木で完結するものばかりなので、桜の花が咲き誇る美しい風景を楽しみながら、様々なアクティビティに参加できるのも魅力!
家族や友達と一緒に、またはお一人でも気軽に参加できるイベントが盛りだくさん!春の温かな日差しの中で、心温まるひとときをお過ごしください。
詳しくは、文京区公式サイト 文京さくらまつりページ をご確認ください。
アクセス情報|小さなお子様連れも安心!
「文京さくらまつり」は、小さなお子さん連れにとってもアクセスしやすいおまつりです。また、会場である播磨坂さくら並木にはバリアフリートイレもありますので、安心です。
・東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」から徒歩約7分
(駅から会場までは平坦な広い歩道が続いています)
・都バス都02、都02乙「小日向四丁目」から徒歩1分
(会場入口すぐにあります)
・文京区コミュニティバスBーぐる(目白台・小日向ルート)「28番:胡蝶蘭専門店らんや(播磨坂)」目の前、「29番:共同印刷」徒歩3分
※注:3月28日(土)・3月29日(日)の午前9時から午後4時は、交通規制のため「28番:胡蝶蘭専門店らんや(播磨坂)」には停車しません。
https://www.city.bunkyo.lg.jp/tetsuzuki/bus/b-guru/map.html
おまつり会場内にあるバリアフリートイレ
小日向四丁目バス停
会場近く西側にある竹早公園にもバリアフリートイレがあります。公園には他に座れるスペースもありますので、チェックしてみてください。
竹早公園の様子
竹早公園の立地は会場にもある地図をご参考ください
他にも文京区にはおまつりがたくさん!?「文京花めぐり」で楽しもう!
この記事で紹介している「文京さくらまつり」の他にも、文京区には様々なおまつりがあることを知っていますか?区内の、つつじ・あじさい・菊・梅・さくらの5つのまつりは、総称「文京花の五大まつり」と呼ばれ、花の見頃期間にあわせて毎年開催されています。
文京つつじまつり
©文京区観光協会
開催場所:根津神社
開催期間:例年4月
文京あじさいまつり
©文京区観光協会
開催場所:白山神社
開催期間:例年6月中旬土曜日~翌週の日曜日まで(9日間)
文京菊まつり
©文京区観光協会
開催場所:湯島天満宮
開催期間:11月1日~11月23日頃まで(毎年同日開催)
文京梅まつり
©文京区観光協会
開催場所:湯島天満宮
開催期間:2月8日~3月8日まで(毎年同日開催)
文京さくらまつり
©文京区観光協会
開催場所:播磨坂さくら並木
開催期間:3月下旬~4月上旬まで(16日間)
文京花めぐりは、この5つの花のまつりを中心に、1年を通じて文京区のまつりを親子で楽しめる特別企画。各まつりで、地域色があふれるさまざまな催し物や体験型イベントを実施します。
詳しくは特設WEBページをご覧ください!
