7月16日は、日本で初めて駅弁が発売されたことを記念してつくられた駅弁記念日。明治18年に登場した当初は簡素だった駅弁ですが、様々な変化を繰り返し、駅弁を目当てに旅をすることも珍しくありません。
今回は数ある駅弁の中でも特に人気の高い、おすすめの海鮮駅弁をご紹介します。
美味しいご当地海鮮弁当4選!
以下では、海鮮が美味しい魅力的な駅弁を4つご紹介します。
見た目も鮮やかな鮭づくし弁当「鮭はらこ飯」
「鮭はらこ飯」は鮭とイクラをたっぷり使った宮城県の郷土料理で、仙台駅や盛岡駅など東北各地で駅弁になって販売されています。
醤油や味醂と一緒に鮭を煮込んだ煮汁でご飯を炊き、鮭フレークや鮭漬け焼き・いくらの醤油漬けがびっしりと敷き詰められたお弁当は、鮭好きにはたまらない一品です。
輝くような特上いくらが楽しめる「おたる 海の輝き」
「おたる 海の輝き」は北海道の小樽駅で販売されている駅弁です。
ししゃもの卵が敷かれたすし飯に盛られた輝く特上いくら・ウニ・椎茸・玉子焼きが目と舌で楽しませてくれるでしょう。
その贅沢な仕上がりはまるで、海のお花畑のように綺麗な姿です。
かに味噌を炊き込んだ炊き込みご飯「越前かにめし」
「越前かにめし」はJR福井駅で販売されており、全国の駅弁ランキングで常に上位に入るほどの人気です。
明治35年創業の老舗「番匠本店」の看板商品で、カニ型の赤い容器を開けると、ご飯が見えない程びっしりとズワイガニが敷き詰められています。
カニ味噌とともに炊き込まれたご飯も魅力で、昭和36年に発売されて以来、福井を代表する駅弁として愛されています。
極上うにが思う存分楽しめる「平泉うにごはん」
岩手県・一ノ関駅の名物弁当である「平泉うにごはん」は、蒸しうにがふんだんに盛られたインパクトのある駅弁で、東京駅で開催される「駅弁屋 祭り」で常に上位10位以内にランクインするほどの人気です。
うにの他に醤油漬けされたいくら・錦糸卵・しその実・茎わかめの佃煮・山ごぼうが茶飯に盛られた鮮やかな見た目は「中尊寺金色堂」をイメージしています。
大漁祈願のお祭り「大原はだか祭り」をご紹介!
ここでは、今回紹介した海鮮駅弁と一緒に楽しみたい、大漁祈願を願い江戸時代より続く「大原はだか祭り」についてご紹介します。
2日間に渡って開催されるこの祭りの見どころは、10を超える神輿が一斉に海へと担ぎ込まれてもみあう「汐ふみ」です。
水しぶきをあげながら神輿を担ぐ姿を見るために駆けつける熱心なファンも多く、海の男たちの情熱を感じるこのお祭りは、勇壮豪快・関東随一と評されています。
海で裸の男たちが神輿をわっしょい胴上げ!「大原はだか祭り」は“勇壮豪快”の権化だった
まとめ
今回は目でも舌でも楽しめるおすすめの海鮮駅弁を紹介しました。
旅先ではもちろんのこと、最近では催事でも多くの駅弁が並んでいて思わず足を止めてしまいますよね。
種類も多く、迷ってしまいますが、ぜひ今回紹介した豪華な海鮮駅弁を味わってみて下さい。