日本における代表的な夏の花といえば、朝顔を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
朝顔は神社仏閣でもらえる御朱印にも好んで描かれ、夏になると朝顔をはじめとする夏の花をかたどった御朱印が日本各地で登場します。
爽やかな色合いの朝顔の御朱印は、早朝、蒸し暑くなる前に咲き誇る朝顔の花々を連想させ、涼しさを運んできてくれるようです。
この記事では、日本各地の神社仏閣でいただける朝顔の御朱印を5つご紹介します。
朝顔の御朱印5選
毎年7月や8月に、通常御朱印に朝顔の図柄を加えたり、朝顔をモチーフにした限定御朱印を授与している寺社は全国各地にあるようです。ここでは、その中からおすすめの寺社5か所の御朱印をご紹介しましょう。
※例年の内容を参考にご紹介しています。今年は変更になる場合もありますので、詳しくは御朱印を頒布する寺社からの情報をご確認ください。
夏を知らせる朝顔と花火の御朱印「毘沙門堂」
京都市山科区にある「毘沙門堂」では、8月に朝顔と花火をかたどった鮮やかな御朱印がいただけます。
赤・青・黄の3色からなる鮮やかな朝顔と花火の判は、美しい夏の夜空をも連想させてくれます。
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日光を代表する健康祈願神社「大室髙靇神社」
栃木県日光市にある「大室髙靇神社」の葉月詣の限定御朱印には、朝顔や風鈴、セミなどの夏にまつわるデザインが登場します。判は手作りのハンコで押されており、やわらかな印象を与えてくれます。
また、風鈴の短冊部分には、書き置きのみではあるものの願いごとを記入できるようです。
夏の思い出の1つとして、願いごとを書いてみてはいかがでしょうか。
朝顔市で有名「入谷鬼子母神 真源寺」
東京都台東区にある「入谷鬼子母神 真源寺」は「朝顔市」が立つ朝顔まつりで全国的に知られています。
毎年7月6日~8日に行われるお祭りの期間中は美しい限定御朱印がいただけるのですが、残念ながら今年は新型コロナウイルスの影響で、朝顔市の開催も限定御朱印の頒布も中止となってしまいました。来年の開催を期待したいですね。
朝顔は通信販売で買うことができるので、お家で朝顔を観賞し、夏の涼を先取りしてみてはいかがでしょう。
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国宝を祀るお寺でいただく限定御朱印「浄土寺 歓喜院」
兵庫県小野市にある国宝「浄土寺 歓喜院」の7月限定の御朱印は、朝顔とノウゼンカズラをかたどったものになっています。
柔らかく優しいタッチで描かれており、特に朝顔の清涼感のある美しい青色が印象的です。
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涼しげな御朱印と安産祈願「御霊神社」
奈良市薬師堂町にある「御霊神社」の8月の限定御朱印は、朝顔と大暑の2種類で、17.3cm×11.4cmの大判サイズの御朱印が250枚限定で頒布されます。
朝顔の御朱印は、消しゴムハンコでできた3色の小柄な花がおどるような可愛らしい雰囲気。御朱印人気だけでなく、安産祈願や家内安全などのご祈祷に訪れる人も多い神社です。
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まとめ
夏になると、色鮮やかな夏の花が御朱印にも登場します。
夏の花をあしらった御朱印には、朝顔のほか向日葵、さるすべり、蓮なども見られます。
季節ごとに花の種類が異なるため、美しい花の御朱印を集めたい人は、こまめにチェックするのがおススメです。