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バラが見られて御朱印ももらえる!一石二鳥のバラの寺社&バラ御朱印5選!

バラが見られて御朱印ももらえる!一石二鳥のバラの寺社&バラ御朱印5選!

春から夏にかけては、さまざまな花の開花シーズン。一季咲きと言われる、5~6月だけ咲くバラもちょうど見頃を迎えています。「愛」や「美」といった花言葉にふさわしい、ゴージャスな姿は、見る人の心も華やかにさせてくれますよね。

実は全国の寺社の中にはバラ園が隣接していたり、境内にバラを植えていたり、バラ園の中に神社があるなんていう場所も!そしてバラが開花するこの季節にはお祭りを開催したり、バラをモチーフにした期間限定御朱印が頒布されたりしているのです。

そこでこの記事では、そんな寺社と御朱印を全国から厳選して5つご紹介します。

バラ園隣接でバラの授与品も超充実(艫神社/茨城県日立市)

茨城県日立市にある艫(とも)神社。平安時代の1177年、付近の浜に漂着した船の艫(=船尾の部分)に安置されていた像を櫛形城内で武運長久の守護神として祀り、その後、今の場所に移して領内の総鎮守としたのが始まりと伝わっています。そのため開運厄除や武道(スポーツ)守護、海上安全などのご利益で知られています。

神社には800種ものバラが咲き誇るバラ園が隣接。見頃の時期には「薔薇之刻」と題して、入場無料のオープンガーデンや期間限定の御朱印の頒布などが行われています。

御朱印は手書きのものに加え、薔薇之時という文字も入っている繊細な切り絵タイプも。どちらのデザインも素敵なので、両方欲しくなってしまいますよね。これらの御朱印は6月19日までの期間限定です。他にもバラの花がデザインされたオリジナル御朱印帳やお守り、バラみくじなど授与品もバラ尽くしですのでお見逃しなく!

 

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ローズガーデンの奥に神社が!(曽我浅間神社/静岡県)

曽我浅間神社は、熱海市にあるACAO FOREST(旧アカオハーブ&ローズガーデン)内の一番高い場所に鎮座する神社です。バラなどの季節の花やハーブが楽しめる12のガーデン、熱海ブルーの海と空の絶景も楽しみつつ神社にも参拝できる、お花好きには嬉しい1日中楽しめるスポットになっています。

バラが咲き乱れ、絶景が見渡せるガーデン内の様子は、昨年のレポート記事でぜひチェックを!

曽我浅間神社へは園内のシャトルバスに乗っていけるので便利です。御朱印をいただく場合は、神社で木のチップを取り、売店で交換する仕組みなのだそう。バラの色味が柔らかで、優しい印象の御朱印ですね!

平和への祈りを込めたバラ庭園と御朱印(霊山寺/奈良県)

奈良市の霊山寺は、天平8年(736年)に聖武天皇の勅命で行基が建立した古刹です。国宝の本堂に重要文化財の薬師三尊像など、優れた建築や彫刻を数多く所蔵しています。

こちらには、第二次世界大戦中にシベリアに抑留された当時の住職が、帰国後に世界平和を願って造ったバラ庭園があります。昭和32年(1957年)に開園した庭園では、春と秋に約200種2,000株のバラが咲き誇り、訪れる人が花を見て心の安らぎを感じ、平和の大切さを知ってほしいという切なる思いを伝え続けています。

そんな霊山寺の御朱印のなかには、バラ庭園に咲く艶やかなバラを写し取ったような御朱印も。バラの部分が切り絵になっていて、台紙に重ねると深紅のバラが咲き誇る御朱印が完成するのだそう。思わず見とれてしまいますね。

 

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参道をバラで彩る薔薇祭が開催中!(少彦名神社/大阪府)

大阪市にある少彦名(すくなひこな)神社は、日本医薬の神・少彦名命と中国医薬の祖神・神農炎帝がご祭神。日本医薬の総鎮守、通称「神農さん」として親しまれ、病気平癒や健康成就のご利益を求めて全国各地から参拝客が絶えません。

現在、参道には宮司さんが育てた美しいバラがたくさん飾られ「薔薇祭」が開催中!期間中限定で「人に愛 花に水 神に祈り」と書かれ、バラの上を蝶が舞い飛ぶ見開き御朱印と、満開のピエール・ドゥ・ロンサールなどの薔薇をイメージした「花薫風」「花薫光」の計3種類の御朱印が頒布されています。

 

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“花の寺”のバラまつり限定御朱印(おふさ観音/奈良県)

「美しいお花たちによって、訪れる方々の心を少しでも安らげたい」と様々なお花を育てるうちに花いっぱいの境内になったというおふさ観音。江戸時代に池のそばに立った小さな観音様からはじまったお寺だそうで、橿原市の地域の人たちに愛され、今では遠方からも多くのお花好きが訪れるようになりました。

こちらでは、春と秋の年2回「バラまつり」が行われ、その期間中は春も秋も限定でバラの御朱印が頒布されています。大輪のバラが素敵ですよね!

 

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境内のバラは1年中見られますが、バラまつりは春が5月15日~ 6月30日、秋が10月19日~11月30日の日程で行われています。期間中は寺宝の特別公開やバラ苗の即売会「バラの市」も行われているとのこと。美しい花と香りに癒やされて、観音様のご利益もいただけるなんて、素敵な場所ですよね。
境内の詳しい様子は、秋のバラまつりをレポートした記事がありますのでぜひ参考にしてください。

ちなみに、おふさ観音では春のバラまつりが終わったら、風鈴まつりが始まります。

どちらのお祭りにも限定御朱印が登場しますので、ぜひお祭りとあわせて楽しんできてくださいね!

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
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