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「行田スカイランタンまつり」初開催!空と地上で「希望の光」が輝いた!

更新日:2022/12/3 やた 香歩里
「行田スカイランタンまつり」初開催!空と地上で「希望の光」が輝いた!

埼玉県行田市で2020年10月に始まった「行田花手水week」。毎月、街なかに花手水を飾り訪れる人をもてなすこのイベントも、2022年10月で2周年を迎えました。それを記念して、2022年11月19日に新しいイベント「行田スカイランタンまつり」を開催! 行田市で初めて、スカイランタンを打ち上げました。

この記事ではその様子と、あわせて実施されたライトアップイベント「希望の光」をレポートします!

「行田花手水week」2周年記念に行田スカイランタンまつり開催!

「行田花手水week」は、8月を除く毎月1日~14日(1月・11月は15日~末日)に、街なかに花手水を飾るイベント。

秩父鉄道行田市駅からほど近い、行田八幡神社や忍城址とその周辺の商店・民家、そして前玉神社などに様々な花手水が飾られ、毎回、マップを片手に花手水散歩を楽しむたくさんの人が見られます。

2021年4月からは、「行田花手水week」期間中に、一日限定のライトアップイベント「希望の光」を開始。

行田花手水week

そして2022年11月19日、初の「行田スカイランタンまつり」が企画されました!

行田スカイランタンまつりは、忍城址から徒歩10分ほどの水城公園で開催。

この日、水城公園では、昼間はマルシェ「ぬまのほとりであいましょう」が行われていました。

こちらはお菓子やアクセサリー、工芸品や野菜・果物などが並ぶ、月一開催のマルシェです。

当日は、ご覧のとおり見事な秋晴れ! スカイランタンは荒天や強風の場合、打ち上げが難しいのですが、その心配もなく、まるで開催を祝ってくれているかのようでした。

この日のマルシェには「忍城おもてなし甲冑隊」も参上!

「忍城おもてなし甲冑隊」とは、戦国時代に忍城で豊臣秀吉軍と戦った武将たちをモデルにした部隊。忍城址などの市内各地で観光客をもてなしたり、パフォーマンスで楽しませてくれたりしています。
スカイランタン打ち上げ前にパフォーマンスをしてくださるそうです!

世界初のLEDスカイランタンは安全で優しい灯り

16時にマルシェが終了し、16時30分から、水城公園内の「コミュニティセンターみずしろ」でスカイランタンの受け渡しが始まりました。

続々と人が集まってきます。

今回は、事前申込みした方とツアー参加者の合わせて約300人がスカイランタンを体験しました。

さて、今回使用しているスカイランタン。
実は世界初の工夫が凝らされているんです。

スカイランタンとは、通常は紙などでできた小さな熱気球をいいます。ですが今回は、ヘリウムガスを入れた風船に小さな電池とLEDライトを取り付けて、全体を和紙で覆っています。

火を使わない、この安全なスカイランタンは、株式会社スターリーナイトカンパニーが開発したもの。小さなお子さんでも安心して持つことができます。

また、糸をつけた状態で凧のように空中に浮かべるので、回収も簡単。環境にも優しいスカイランタンなのです。

全体が和紙で包まれていることでライトの色味に柔らかさが出て、いい雰囲気!

願いを込めたスカイランタンが舞い上がった!

みなさんが持っているスカイランタンに、細長い短冊が貼ってあるのがわかりますか? こちらは、参加者が自分の願い事を書いて貼っているものです。

家族の健康や幸せを願ったり、世界平和を願ったり。それぞれ思い思いに願いを書いて貼り付けていました。

ランタンの一斉打ち上げは18時からの予定。
時間が近づき、みなさんが広場に集まってきました。

打ち上げ前には、さきほどの忍城おもてなし甲冑隊のお二人が、楽しいトークを交えながら打ち上げについての説明をしてくれました。

行田市のマスコットキャラクター「行田豆吉」くんも登場!
忍城おもてなし甲冑隊と一緒にパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げます!。

そしていよいよ18時。

カウントダウンとともに、スカイランタンを一斉に空に上げました!

Little Glee Monster(リトル グリー モンスター)が歌う「Jupiter」の荘厳なメロディが響く中、ふわりとランタンが上がりました。
淡いオレンジの光が、空に昇っていきます。

視界いっぱいのランタンがゆらりと優しく揺れています。

そういえば、リトグリの歌う「Jupiter」は、行田市が舞台となったTBSのドラマ「陸王」で使用された曲。

美しい音楽が響く中、優しく光るスカイランタンの灯り。
1つ1つに誰かの願いが込められた、これもまた「希望の光」ではないでしょうか。じんわり心が温かくなる、感動的な光景でした。

約20分後、終了の合図があり、ゆっくりと地上にスカイランタンを戻しました。

このスカイランタン、終了後はまとめて回収されましたが、希望者は持ち帰りもOK。

約20分間の美しい空中絵巻は無事終了。
トラブルもなく、参加者みんなが素敵な空間を共有できたイベントでした!

毎回パワーアップする「希望の光」にも注目!

行田スカイランタンまつりの日は、11月の「希望の光」の開催日でもありました。

「希望の光」は、忍城址・行田八幡神社やその周辺、前玉神社などの花手水をライトアップするイベントですが、和傘や透かしランタンを飾るなど、さまざまなディスプレイで楽しませてくれます。

この日は忍城址にもスカイランタン風のディスプレイが登場。

春の桜、夏のスカイアンブレラなど、季節感も取り入れています。11月はやっぱり紅葉ですね!

行田スカイランタンまつりの次回開催は未定ですが、「希望の光」は今後も開催が予定されています。

一度見たことがあっても、新しいディスプレイや季節感を取り入れて、リピーターにも飽きさせない工夫がされています。
今後もどんな変化を見せてくれるか、お楽しみに!

【行田花手水week】
開催期間:8月を除く毎月1日~14日(1月・11月は15日~末日)
会場:忍城址・行田八幡神社・観光物産館「ぶらっと♪ぎょうだ」とその周辺、前玉神社など
「希望の光」開催予定:2022年12月3日(土)、2023年2月4日(土)・3月4日(土)
※以降の開催日等の詳細は下の「行田市観光NAVI」にてご確認ください。

行田市観光NAVI「行田花手水week」

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
花火や花見、季節のイベントなどが大好物。車の運転ができない分、飛行機・鉄道・バス・自転車そして自分の脚を駆使して全国を飛び回る、自称「鈍足の旅人」。

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