温泉地の中には、花火大会が行われている街が多くあります。半世紀以上続く歴史あるものから、誘客のテコ入れに季節を問わず花火を打ち上げるものまで、形は様々ですが温泉+花火は人気の組み合わせです。
せっかく温泉地で花火を楽しむ機会に恵まれたからには、奮発して宿泊とセットで楽しみたいところ。ゆったりとした気分で温泉と花火を楽しめるなんて、一生の思い出に残る贅沢な体験と言えるのではないでしょうか。
この記事では全国で開催される花火大会の情報とあわせて、花火大会をお部屋で楽しめる温泉宿やイベント会場に近い温泉宿をご紹介します。ぜひご家族でのお出かけに参考にしてみてくださいね。
目次
◆食事や温泉と共に花火を楽しめる「星野リゾート リゾナーレ熱海」
静岡にあるリゾートエリアの熱海では、「熱海海上花火大会」が開催されます。
海上花火大会は夏だけでなく年間を通して10数回以上も開催されており、今や熱海の代名詞ともいえるイベントです。
開催日はホームページに掲載されています。
海上花火大会をお部屋で楽しめる温泉宿の中でのオススメは、「星野リゾート リゾナーレ熱海」。全室から海上花火大会を楽しむことができます。
また、お子様が楽しめるアクティビティーや赤ちゃんとお母さんをサポートするサービスも充実しているため、小さいお子さん連れでも安心して宿泊できる温泉宿です。
◆伊東最大の花火イベント・按針祭海の花火大会に一番近い「かめや楽寛」
静岡にある伊東温泉最大の花火イベントと言えば「按針祭海の花火大会」。
按針祭海の花火大会の見どころは、フィナーレを飾る空中ナイアガラです。開催日は例年8月上旬です。
按針祭海の花火大会をゆっくり楽しむなら、打ち上げ場所に一番近い温泉宿「伊豆 伊東温泉 湯あみの宿 かめや楽寛」をおすすめします。かめや楽寛では、お部屋から花火を鑑賞できるため、家族水入らずで花火を楽しめます。
また、館内には、4種類の貸切露風呂があるため、小さなお子様連れのファミリーも気兼ねなく温泉を満喫できるでしょう。
◆洞爺湖の花火を最高のロケーションで味わえる「ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート」
北海道の観光スポットである洞爺湖では、「洞爺湖ロングラン花火大会」が開催されます。
洞爺湖ロングラン花火大会では、期間中に毎日約450発もの花火が打ち上げられ、洞爺湖を色鮮やかに染めます。
開催期間は例年6月上旬~10月下旬です。
そんな洞爺湖ロングラン花火大会におすすめのホテルが、打ち上げ会場のすぐ側にある「ザ レイクビューTOYA 乃の風リゾート」。ホテルの屋上にある天空露天風呂から花火を鑑賞できるため、温泉に浸かりながらゆったりと打ち上げ花火を楽しめます。
◆一流花火師が集う大曲の花火を楽しめる「史跡の里交流プラザ 柵の湯」
秋田で開催される「全国花火競技大会 大曲の花火」には、全国から選りすぐりの花火師が集まります。大曲の花火は、一流花火師たちが腕を競うコンクール形式で行われ、最も優れた花火師に内閣総理大臣賞が授与されます。開催日は例年8月下旬です。
また、夏を核に「春の章」「秋の章」「冬の章」も行われ、それぞれ違ったテーマの花火を楽しめるのも魅力です。
これらの花火大会を楽しむには、「史跡の里交流プラザ 柵の湯」がおすすめ。柵の湯は花火会場に比較的近い位置にあるため、拠点としては最適です。館内には大浴場や露天風呂の他に特別浴室もあり、ご家族での温泉旅行に適しています。
宿泊は抽選となりますので、事前にHPなどで情報を入手して申し込みをしましょう。申し込み方法は施設ホームページをご確認ください。
◆ツインリンクもてぎ花火の祭典にピッタリ「ホテルツインリンク」
大晦日は毎年もてぎで「花火の祭典・冬」を観て、そのままホテルツインリンクに泊まってサーキットで新年を迎えたけど、来年は4年ぶりに自宅でお正月の予定(^^ pic.twitter.com/2dK2w05CxP
— 童夢 (@sarah_dome) December 29, 2015
栃木県にある「ツインリンクもてぎ」は、アスレチックや車のアトラクションがある参加型の多目的施設です。
ツインリンクもてぎでは、「音と光のシンフォニー ツインリンクもてぎ 花火の祭典」という花火大会が開催されます。開催日は例年1月初旬と8月中旬です。
花火の祭典を楽しめる温泉宿は、「ホテルツインリンク」がピッタリでしょう。ツインリンクもてぎの敷地内に拠点をおけば、日中家族でアトラクションを楽しみ、お部屋で休憩した後に花火を見に行くことができます。
◆山中湖を大輪の花火で染める山中湖報湖祭「冨士松園ホテル」
山梨県南都留郡山中湖村に位置する山中湖は、山中地区・平野地区・旭日丘地区・長池地区の4ヶ所の湖畔に囲まれています。「報湖祭」では、4ヶ所の湖畔で一斉に花火を打ち上げ、山中湖を鮮やかな光の輪で染め上げます。
開催日は例年8月上旬です。
山中湖報湖祭をお部屋で楽しむなら、山中湖付近にある温泉宿「冨士松園ホテル」がおすすめです。
冨士松園ホテルは、富士山と山中湖を一望できる最高のロケーションで、お部屋にいながら山中湖に咲く花火を堪能できます。
◆露店風呂で眺める花火は格別!「寛ぎの諏訪の湯宿 萃sui-諏訪湖」
長野諏訪市で開催されるのが「諏訪湖祭湖上花火大会」です。
諏訪湖の花火大会は全国屈指の花火大会であり、全長2kmのナイアガラなど約40,000発の花火が諏訪湖上空に大輪の花を咲かせます。開催日は例年8月中旬です。
諏訪湖の花火大会をお部屋で楽しむなら、「寛ぎの諏訪の湯宿 萃sui-諏訪湖」をおすすめします。
館内にある展望露天風呂「綿雫」は、湯浴みを着用する混浴です。
展望露天風呂は諏訪湖を一望できるため、家族で温泉に浸かりながら花火を楽しむことができます。
また、萃sui-諏訪湖の客室はシンプルでバリアフリーな作りになっています
そのため、小さなお子様だけでなく、ご年配の方を連れての宿泊も安心です。
◆みなとこうべ海上花火大会はここで決まり「神戸みなと温泉 蓮」
兵庫県神戸市で開催される「みなとこうべ花火大会」では、1000万ドルの夜景と言われる神戸を代表するランドマークを背景に、神戸港にダイナミックな花火が打ち上がります。開催日は10月31日を予定しています。
みなとこうべ花火大会を温泉宿で満喫するなら、「神戸みなと温泉 蓮」がおすすめです。
蓮は神戸港を一望できる情緒あふれる温泉宿で、花火大会の時期には鑑賞席が設置されます。
最高のロケーションで打ち上げ花火を鑑賞することができるでしょう。
また、館内の温泉は天然大浴場・展望大浴場・寝湯・足湯など種類が豊富で、温泉そのものを満喫したい方にもおすすめです。
※みなとこうべ花火大会は、新型コロナウイルスの影響により概要など正式な発表時期を延期しているので、行かれる際は公式サイトをご確認ください。
まとめ
お子さんの年齢によっては、混雑する会場を歩き回ることが危険だったり、打ち上げ中にお子さんが泣いてしまうこともあったりしますが、お部屋で花火大会を鑑賞すれば、そんな心配は必要ありません。
また、日中の遊びに疲れてしまっても、お部屋でゆっくりくつろぎながら花火を堪能することもできます。
今回ご紹介した宿を参考に、ぜひご家族で花火大会の想い出を作ってみてください。
もちろん、花火大会の日はすぐに予約が埋まってしまったり、抽選だったりもしますので、事前の情報収集もお忘れなく!