目次
対角線状に押印された社紋の二葉葵紋が印象的な日枝神社の御朱印
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。東京都千代田区に社殿を構える日枝神社の御朱印には、神社名ばかりでなく皇城之鎮の文字が記されます。東京十社の一つに数えられ明治時代以降、皇室の鎮護の役割を担い続けていることが窺い知れます。対角線状に押印された社紋の二葉葵紋が紙面に安定感をもたらしているようです。御朱印とともに頂けるクリアファイルには、神社の公式キャラクターのまさるくんが様々な角度で描かれ、御朱印の整理に利用したくなることでしょう。
日枝神社の御朱印
御朱印とともに頂けるクリアファイル
日枝神社では神門の南に御朱印所が設けられています。窓口に並ぶ御朱印帳のバラエティーもとても豊富で10種類を超えます。御朱印帳用巾着、御朱印帳ケース、御朱印帳バンドなども数多く取り揃えています。
日枝神社の神門
神門の南に設けられる御朱印所
御朱印所
バラエティー豊富な御朱印帳や御朱印帳ケース
バラエティー豊富な御朱印帳用巾着、御朱印帳バンド
バラエティー豊富な御朱印帳
バラエティー豊富な御朱印帳
御朱印帳用巾着、御朱印帳ケース、御朱印帳バンド
バラエティーが極めて豊富な授与品
神門から西の本殿に向かう境内には解放感が満ち溢れています。境内の南面には細長い授与所の窓口が繋がっています。整列する各々の窓口で準備されるお守り、絵馬、お札など授与品のバラエティーは極めて豊富です。アクセサリーのショッピング感覚になってしまうかもしれません。
日枝神社の本殿
境内南面の細長い授与所
授与所
バラエティー豊富な授与品
バラエティー豊富な授与品
バラエティー豊富な授与品
まさる守
まさる守土鈴
子育守・鎮宅鈴守
茅の輪守・守護矢
子授矢・子授守
各種の絵馬やお札
江戸城を築城した太田道灌が1478年に勧請したと伝わる日枝神社
日枝神社は江戸城を築城した太田道灌が、1478年に川越の無量寿寺の鎮守である川越日枝神社を勧請(かんじょう)したことに始まるとされています。江戸時代に入ると徳川家康は、江戸城の城内鎮守の社、徳川歴朝の産神(うぶがみ)として神社を崇拝しました。江戸幕府で徳川家綱が第4代将軍を務めていた1659年に権現造りで建造された社殿は、第二次世界大戦の戦火で焼失しましたが1958年に再建されました。1978年には江戸時代から伝わる天下祭の山王神幸祭が復活しました。都心を300メートル前後の祭礼行列が練り歩く山王祭は、神田祭、深川祭とともに江戸三大祭りの一つに数えられ、西暦偶数年の6月に開催されています。
日枝神社の境内マップ
日枝神社の本殿
本殿の参拝所
本殿内
山王橋の鳥居から境内に向かって参拝者を導くエスカレーター
日枝神社は東京メトロの赤坂駅、溜池山王駅、赤坂見附駅のほぼ中間点に社殿を構えています。小高い丘に建つ神社に最も楽に行けるのは、3つの最寄り駅の中で赤坂駅といえるでしょう。駅から東に一本道であるばかりでなく、山王橋の鳥居から境内に向かってエスカレーターが設置されているのです。都心ならではの有難い設備と言うことができるでしょう。
日枝神社から赤坂駅に向かう大通り
外堀通り沿いの山王橋の鳥居
山王橋の鳥居
山王橋に設置されるエスカレーター
東京都千代田区の日枝神社の御朱印では、皇城之鎮の文字と対角線状に押印された社紋の二葉葵紋が印象的です。オリジナルの御朱印帳の種類が豊富であるばかりでなく、授与品もバラエティーに富んでいます。江戸城を築城した太田道灌が1478年に勧請したと伝わる神社では、西暦偶数年の6月に江戸三大祭りの一つ山王祭が開催されています。