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広島江戸祭り!浅野氏が400年前に入城したのでござる。さあ五感で遊ぶでござる!

つ〜じぃ
2019/9/25
2019/9/25
広島江戸祭り!浅野氏が400年前に入城したのでござる。さあ五感で遊ぶでござる!

今回は、広島で江戸の遊びを楽しむというお祭りでござる。広島城に、浅野氏が入城して今年で400年というめでたき区切りを記念して、いくつかのイベントが開催されたのでござる。

*広島 江戸祭りとは

江戸を楽しむ記念事業の一つ

広島駅の北側、二葉の里にある広島東照宮を会場とし、二日間にわたり行われたお祭りです。江戸時代の文化を五感で感じようと飲食ブースはもちろんのこと体験型ブースやステージパフォーマンスが用意されました。「浅野氏広島城入城400年記念事業」の一つであり、関係者によると、二日間でのべ4千人もの来場者が訪れたそうです。

「浅野氏広島城入城400年記念事業」は、400年前に浅野氏が広島城に入城したことを記念した事業として、県民や観光客に向けて、歴史文化の再発見を促し、広島愛を深めてもらおうという趣旨で開催されています。

*広島東照宮について

浅野氏が広島城の鬼門に建立

江戸の初期1648年、当時の広島藩主浅野氏が、広島城の鬼門の方角に当たる現在の位置に建立したのが、徳川家康公を祀った広島東照宮です。江戸時代、家康というキーワードが浅野氏とリンクした広島東照宮は、今回のお祭り会場としてとてもふさわしいゆかりがあるのです。

前々日まで天気の心配がありましたが、当日は見事に夏日が戻ってきました。傾斜が急な階段を登ると汗が吹き出ますが、そこから見える景色はまた格別なのです。

日曜日のこの日は、七五三のお参りも行われていました。

*ステージでのパフォーマンス

神社入り口、鳥居の裏手にしつらえられた紅い垂れ幕には、書道アートによる大きな大きな花模様が施されていました。その幕を仕切りとして用意されたのが屋外ステージです。お祭り二日目は雲があれど太陽まばゆい晴天、午後のステージを容赦なく照りつけていました。

ステージで行われたのは、和歌に合わせて舞う伝統芸能の吟剣詩舞道や、長い槍を用いた古武道のパフォーマンス、和太鼓に、舞と歌のコラボレーションなどです。フィナーレでは、出演者全員がステージに登場、みんなで合唱し、挨拶をして幕引きとなりました。

*遊ぶでござる

改めて、このお祭りの趣旨ですが、主催者のホームページによると、五感を通して江戸の文化を堪能しようという試みです。

”MyJapanでは、江戸時代を中心とした広島の歴史や日本の伝統文化を知っていただき、現代に通じている日本のこころを若い世代や子供たちに伝えていくことを目的とし、浅野家と関わりが深い広島東照宮において、「広島江戸祭り in 広島東照宮」を開催致します。”

さっそく遊ぼう。でも、暑い! というわけで、まずは麦酒をいただきます。小腹が空いていたので天麩羅蕎麦も一緒に。

 

飲食としては広島でも流行のタピオカドリンクがお手頃価格で行列なしで販売されていました。タイミングなのか、天候なのか、このときはお隣のかき氷を求める子どもたちが多かったのです。

乾いた喉が潤され、小腹も満たされたらもう言うことはありません。が、最後の力を振り絞って、触覚や、嗅覚で遊べるコンテンツを探ってみると……。

行列がほぼ絶えなかったという弓道体験。まっすぐ腕を伸ばして弦を放せばいいだけですが、弦の反動もあり体幹が鍛えられていないと思うようなコントロールが難しい。通常よりも的までの距離は近いため比較的当たりやすく、当たるとスカッとするし外れると悔しい。そんな白黒ハッキリする体験が人気のようでした。

他にも、大竹でつくられている和紙や、和の香りを体験するワークショップに、昔のおもちゃを体験できたり、お抹茶がいただけたりと盛りだくさんでした。

 

*まとめ

まるで江戸にタイムスリップしたかのようなお祭りを通して、日本の伝統文化を再発見しようというコンセプト。ステージでの武道や舞踏のショー、屋台での和の体験や飲食に一度に触れるいい機会となりました。

開発が進む広島駅エリアまで、意外と10分ほどの距離なので、広島東照宮や次回があればお祭りにも、ふらっと立ち寄れそうですね。

開催データ

日時:
2019年9月7日(土) 17時〜21時
2019年9月8日(日)10時〜16時

会場:
広島東照宮 広島市東区二葉の里2-1-18

アクセス:
広島バス 東照宮入口 バス停 徒歩5分
JR広島駅北口 徒歩8分

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