※2020年12月9日時点で2021年の開催は未定です。
北海道中部の層雲峡温泉にて毎年真冬に行われる氷瀑まつり。滝が凍って固まることを意味する「氷瀑」の名が付けられたこのお祭り、実際に訪れての見所をご紹介します!
(この記事は2020年1月に公開されたものを再編集しています。2020年12月9日 編集部更新)
あまりの美しさにシャッターを押す指が止まらない!
氷を幻想的にライトアップしたこのお祭り、とにかく見るもの全てが美しい!氷のツルツル滑らかな表面に色鮮やかな光が当てられ、過酷な氷点下のここでしか見ることができない風景が広がっています!
#氷瀑まつり の打ち上げ花火の様子をお届け。極寒の中で見る #花火 は特別なものに感じますね。 pic.twitter.com/hbqcbdyWFp
— オマツリジャパン (@omatsurijapan) 2019年2月7日
もちろん見るだけでも楽しめますが、やはりカメラを持って行くのがオススメ!シャッターを押すのが楽しくて仕方がない感覚に陥ります!
氷瀑まつりにはどんな服装で行けばいいの?
首都圏在住の皆さんはマイナス10度、マイナス20度と聞いてもピンと来ず、結局どんな服装で行ったらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか?
もちろん筆者もその一人。家にある暖かい服や防寒具を集めて最強布陣で臨むことにしました。
・ダウン
・厚手セーター
・インナーダウン
・ヒートテック上下(極暖)
・靴下(登山用)
・マフラー
・帽子
・フェイスガード
・手袋
・カイロ(貼らないタイプ20個、足用5セット)
加えてジーパンとティンバーランドのブーツをセレクト。
現場を体験した結論から言いますと、これでギリギリなんとか過ごせる程度でした…上はまだ大丈夫だったのですが、足は結局ヒートテック(極暖)と山用靴下を2枚重ねで履き、カイロも靴下の中にぶち込んでなんとか耐えました。手袋をしていても指は凍え、スマホを操作する手は冷えのあまり激痛が…
何とかはなりましたが、寒さに対する文化が違う首都圏の常識は通用しないことが分かりました…現地の方がセレクトするような防寒着を北海道に着いてから買い揃えるのもアリな気がします。
氷瀑まつりではどんなものが食べられる?
お祭りの会場には休憩スペースがあり、中では温かいお蕎麦やザンギ、フランクフルトなどの軽食を楽しむことができます。
が、食を目的に訪れる人が少ないためか、北海道ならではのグルメは少ないので、あくまで軽食程度に考えておくのが吉かもしれません。
ただ、マイナス10度の極寒の中、冷え切った身体で味わったお蕎麦は最高でした。
結局どのくらい寒いの?
1.手足の先に激痛が走る
同行者は帽子を被っていなかったため、耳に激痛が走っていたそう。手袋、厚手靴下、帽子は必須です。
2.寒すぎてスマホがシャットダウンする
せっかく動画を撮影していたのにiPhoneが寒さのあまり突然シャットダウン…これは氷瀑まつりあるあるだそうです。
3.お腹が痛くなる
筆者は防御反応により腹痛に見舞われました。お腹にも貼るカイロなどを仕込んでおくのが良いかもしれません。
過酷さはピカイチですが、絶対にここでしか見られない数々の景色を楽しめる「氷瀑まつり」、孫にも自慢できる体験になること間違いなしですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
#大寒波 の影響で夜には猛吹雪に❄️#氷瀑まつり #層雲峡 pic.twitter.com/xcjDhxD4a6
— オマツリジャパン (@omatsurijapan) 2019年2月7日