日替わりでデザインが変化する磐井神社の御朱印
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。東京都大田区に社殿を構える磐井神社では、日ごとに御朱印のデザインが変わります。一日の違いで様を変えるので、コレクターは目を離すことかできないでしょう。月詣り、狛犬の御朱印は毎月15日のみの頒布ですから、期間限定ではなく期日限定です。
期日限定の御朱印を頂くことができなくても、各々の参拝日に準備される御朱印の種類は極めて豊富です。2022年の1月下旬には6種類の御朱印を揃えることができました。新しい年を迎えたばかりなので、2種類の直書きの御朱印には鶴や干支の寅が描かれています。
残りの4種類は千代紙を台紙とする貴重なものです。彩りやデザインに趣向が凝らされ、何度も見比べてしまうことでしょう。
社務所に並ぶ各種の授与品
磐井神社では本殿の西に隣接する社務所で、御朱印を頂くことができます。窓口にはオリジナルの御朱印帳やお守りなどの授与品が並んでいます。
武蔵国の八幡社の総社に定められた磐井神社
磐井神社の創建については明らかになっていませんが、平安時代に編纂された歴史書の『三代実録』によれば859年に武蔵国の八幡社の総社に定められたようです。
延喜式内社での年間行事
古くからの格式を維持する延喜式内社では、一年を通して数多くの年間行事が行われています。2022年2月の節分祭は中止となってしまいましたが、例年8月の第1金、土、日曜日には例大祭が開催されています。磐井神社の氏子六ヶ町の町神輿と根岸神社の宮神輿が連合渡御を行い両社の周辺は大勢の人々で賑わいます。
磐井神社は京急線の大森海岸駅の南300メートル足らずのところに社殿を構えています。駅からは第一京浜国道を直進すればいいので、道に迷うことはないでしょう。
東京都大田区の磐井神社では、御朱印のデザインが日ごとに変わります。一日違い変化するので、コレクターは目を離すことかできないでしょう。859年に武蔵国の八幡社の総社に定められた神社では数々の年間行事が開催され、例大祭では神輿渡御が行われます。