皆さま、十三夜をご存じでしょうか。十五夜と同様に月を愛でる古くからの風習ですが、十五夜は中国から伝わった風習に対し、十三夜は日本固有の風習とされています。十三夜は旧暦9月13日から14日の夜を指し、今年は10月27日(金)。またこの時期食べ頃の大豆や栗などを供えることから、豆名月または栗名月とも呼ばれています。この記事では、シャトレーゼの栗スイーツ2品と、阿佐ヶ谷神明宮で開催される観月祭をご紹介します。
1品目🌕国産和栗のモンブラン
1品目は10月11日より発売日された、国産和栗を使用した期間限定のモンブラン。洋酒を使用しているので、お子様やアルコールに敏感な方はご注意ください。
筆者がモンブランと聞いて思い浮かぶのは、黄色い栗のペーストが麺状に絞り出され、その頂きにホイップクリームと栗の甘露煮が載せられたケーキ。しかし、こちらのモンブランは渋めの褐色をしたペーストを使用しており、ほんのりと振りかけられた白い粉砂糖は初雪を連想します。どことなく大人の趣が漂う作りとなっています。
実際に食べてみましょう。ダコワーズの土台に真っ白なクリームと、和栗クリームの三層構造。表面の和栗クリームは、ねっとりとした食感と濃厚な味わい。栗の甘さを堪能できます。
真っ白なクリームは口溶けがよく軽やかな甘さ。通常のホイップクリームとは異なり、洋酒が香る奥深いテイストが心地良い。また、クリーム中には小さな栗の甘露煮が入っているため、食感のアクセントととして楽しめます。
2品目🌕栗饅頭
2品目は栗饅頭。夜は冷えるようになってきましたが、縁側で暖かいお茶を飲みながら、のんびりとお月見をするのもいいですね。
夕食後のお茶請けにもちょうどいいサイズ。お月見のお菓子にぴったり!
しっとりとした生地の中には、優しい甘さの白餡と栗の甘露煮がゴロゴロと入っています。全体的に甘すぎる訳でもなく、物足りなさも感じない絶妙な甘さに大満足。ほっくりとした白餡と、栗の風味と食感を味わえる栗饅頭です。
阿佐ヶ谷神明宮「観月祭」に行こう!
お月見といえば十五夜のイメージが強いと思いますが、十三夜の月も大変美しいとされています。東京・杉並区に鎮座する阿佐ヶ谷神明宮。太陽神でもある天照大御神を主神とする神社ですが、境内にある摂社には月読尊様が祀られています。令和5年10月27日(金)には「観月祭」が斎行され、十三夜の月夜の元、巫女舞や人長舞が行われます。また、当日はこれを記念して特別の書入れ御朱印を頒布とのこと。今から十三夜が楽しみですね。
観月祭
日時:令和5年10月27日(金)16時30分より
会場:阿佐ヶ谷神明宮・能楽殿
〒166-0001 東京都杉並区阿佐谷北1-25-5
JR線阿佐ヶ谷駅より徒歩2分
当宮は十三夜である10月27日、月読尊様のお祭り「観月祭」を斎行いたします。能楽殿では巫女舞や人長舞の奉奏があり、自由にご観覧いただけます。
併せて、限定の判を押した御朱印をご用意しております。皆様のご参拝お待ちしております。https://t.co/b00WdJLjaQ pic.twitter.com/S0aBLxgpAd— 阿佐ヶ谷神明宮 (@AsagayaShinmei) October 13, 2023
まとめ
この記事では、シャトレーゼの栗スイーツ2品と、阿佐ヶ谷神明宮で開催される観月祭をご紹介しました。今年の10月27日は「観月祭」が斎行される寺社や、十三夜限定の御朱印巡りに足を運んでみませんか。