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【ぼんぼり祭】古都鎌倉の立秋に夢幻の灯りで照らされる鶴岡八幡宮の境内

更新日:2020/8/18 obaq
【ぼんぼり祭】古都鎌倉の立秋に夢幻の灯りで照らされる鶴岡八幡宮の境内

鶴岡八幡宮で立秋の時期に夏越祭、立秋祭、実朝祭とともに開催される「ぼんぼり祭」

日本は明治維新をきっかけに大きく社会が変わりましたが、それまでは武士が国政を担っていました。その礎を築いたのは、1192年に鎌倉幕府を開いた源頼朝です。源頼朝は現在の鶴岡八幡宮が建造されている鎌倉市の中心部に幕府の中枢となる施設を整備したと伝わります。この鶴岡八幡宮では例年、立秋の時期に夏越祭、立秋祭、実朝祭が開催されています。夜間には広い境内に、ぼんぼりの灯りが点り「ぼんぼり祭」と呼ばれるようになりました。2020年は新型コロナウイルス感染が危惧される中、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保が繰り返しアナウンスされながら、8月6日~9日に例年通り実施されました。

鶴岡八幡宮の鳥居

鶴岡八幡宮境内の石畳の道

鶴岡八幡宮の桜門

鶴岡八幡宮の本宮

鶴岡八幡宮の2020年の「ぼんぼり祭」のポスター

約400基のぼんぼりが整列する境内

鶴岡八幡宮の「「ぼんぼり祭」」では、鎌倉市や鶴岡八幡宮にゆかりのある著名人の書画がぼんぼりに仕立てられ、境内に並べられます。鳥居から舞殿に向かう石畳の道、舞殿から本宮を見上げる大石段、舞殿と白旗神社を結ぶ境内などに、約400基のぼんぼりが整列します。

鳥居から舞殿に向かう石畳の道に並ぶぼんぼり

舞殿から本宮を見上げる大石段に並ぶぼんぼり

大石段の下に夏越祭のために設けられた茅の輪

18:00前になると整然と並ぶぼんぼりに灯りが点されます。鶴岡八幡宮の巫女が1本ずつ蝋燭に火を灯し、ぼんぼりの中に挿入していきます。

ぼんぼりに灯りを点す鶴岡八幡宮の巫女

ぼんぼりに灯りを点す鶴岡八幡宮の巫女

ぼんぼりに灯りを点す鶴岡八幡宮の巫女

点灯直後には目立つことがないぼんぼりの灯りも、暗くなるにつれて輝きを増していきます。夜の帳に柔らかな光で包まれるぼんぼりの姿は幻想的で、夢幻の世界に入り込んだような感覚に襲われることでしょう。

本宮前で灯りを点されるぼんぼり

鳥居から本宮に向かう石畳の道を照らすぼんぼり

鳥居から本宮に向かう石畳の道を照らすぼんぼり

大石段を左右から照らすぼんぼり

若宮前に整列するぼんぼり

白旗神社前に整列するぼんぼり

鎌倉駅から鶴岡八幡宮に向かう参道を照らす灯篭

2020年のぼんぼり作品13選

境内を埋め尽くすぼんぼりに作者の個性が溢れています。新型コロナの感染が拡大した2020年には、アマビエなどウイルス退散を願った作品が数多く見かけられました。

コロナ退散を願う作品

アマビエを描いた作品

アマビエを描いた作品

コロナを題材とする作品

コロナを題材とする作品

コロナのために亡くなられた志村けんを偲ぶ作品

著名人の出典も多く、2022年放送予定のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の脚本家、三谷幸喜をはじめ、竹中直人、榎木孝明、わたせせいぞう、安野モヨコ、二階堂正宏、服部公一などの作品には目を引かれます。

三谷幸喜作のぼんぼり

竹中直人作のぼんぼり

榎木孝明作のぼんぼり

わたせせいぞう作のぼんぼり

安野モヨコ作のぼんぼり

二階堂正宏作のぼんぼり

服部公一作のぼんぼり

悠久のサウンドが響く舞殿の献笛

夜の境内を照らすぼんぼりに四方を囲まれる舞殿では、舞踊や楽器演奏も行われます。2020年にはKNOB、雲龍による献笛が行われました。KNOBが演奏するオーストラリアの先住民アボリジニの伝統楽器ディジュリドゥの音色が、雲龍の横笛の調べに溶け合い、悠久のサウンドが響きわたりました。

舞殿で行われた献笛

舞殿での献笛でオーストラリアの先住民アボリジニの伝統楽器ディジュリドゥを演奏するKNOB

舞殿での献笛で横笛を演奏する雲龍

古都鎌倉に建造された源家ゆかりの鶴岡八幡宮では例年、立秋の時期に夏越祭、立秋祭、実朝祭に合わせて「ぼんぼり祭」が開催されています。夜間には広い境内は約400基のぼんぼりの灯りで幻想的に照らされます。

obaq
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
2010年より旅行系のフリーライターとして各種メディアで記事の執筆を行っております。「おまつり」には各々の地域の歴史や伝統、文化が凝縮しています。関東地方で開催されている「おまつり」を中心に、その魅力を紹介して参ります。

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