豊橋の「賀茂しょうぶ園」
愛知県東部、東三河地方の中心都市である豊橋市。東海道新幹線が止まることでもご存知の方が多いのではないでしょうか!現在は県内で5番目に多い人口を持つ市ですが、江戸時代には吉田藩が置かれ三河国内で最大の街だった所です。夏から秋にかけては、豊橋祇園祭や羽田八幡宮例大祭などで手筒花火が奉納されることで有名で、お祭りファンには馴染み深い市かもしれません。この豊橋市で、毎年5月下旬から6月中旬にかけて行われるお祭りがあります。「賀茂しょうぶ園花しょうぶまつり」です!2021年は5月26日から6月8日の期間で開催されています!
お祭りの舞台は、豊橋市内北部の賀茂神社前に広がる賀茂しょうぶ園。3700㎡もの広大な敷地に、花しょうぶが咲きます。さあ、園内の様子を見に行ってみましょう!
園内入口の太鼓橋前には消毒と検温が設置され、感染症対策もバッチリです!
300種・37000株の花しょうぶ!
広大な園内には、なんと300種・37000株もの花しょうぶが植えられています!江戸系、伊勢系、肥後系と3つの系統の花しょうぶが花を咲かせ、その違いを一度に楽しめるのも見どころです!
花の選別をする、花摘み娘の姿も見られます!
花しょうぶが咲いている中を縫うように、散策路が整備されているのも嬉しいです。花しょうぶを間近で見ることができますよ!
どこまでも続くかのように、たくさんの花しょうぶが咲いています!
赤い太鼓橋と花しょうぶのコントラストも美しいですね!
太鼓橋の向こう側へも、花しょうぶの群生は続きます。
紫、青、白、黄など、カラフルに花を咲かせる花しょうぶ。種類によって花びらの筋の付き方や、色の広がり方にも違いがあります。ぜひお好みの花しょうぶを見つけていってください!
あじさいも見ごろ!
花しょうぶと合わせて、あじさいも見ごろを迎えています!同時に2つの花が楽しめるのは嬉しいですね!
花しょうぶとあじさいの競演です!
花しょうぶに負けず劣らず、あじさいも見事な花を咲かせていました!
賀茂神社へ参拝しましょう!
しょうぶ園の奥へと進むと、729年(天平元年)の創建と伝わる賀茂神社への参道が続きます。参道は木々が生い茂り、初夏の暑い時期には良い避暑地となっています!
かつて豊橋を治めていた今川氏や徳川家康とも深いつながりがある賀茂神社。立派な社殿ですね!
アクセス
お車の場合、名古屋駅から東名高速を使い約70分。浜松駅から東名高速を使い約60分。無料駐車場あり。