2018年8月18日に茨城県笠間市にて行われた「笠間のまつり」をレポート!笠間の中心で行われたねぶたと神輿によるパレートに加え、笠間の自然を満喫できる民泊体験の様子も!
オマツリジャパンではそれらの魅力を一人でも多くの人に感じてもらうべくツアーを実施!12名の参加者(大人7名、子供4名内赤ちゃん1名)の体験を写真と合わせてご紹介させていただきます!
目次
笠間市のシンボル、笠間稲荷神社は関東有数のパワースポット!
笠間稲荷神社は日本三大稲荷の一つとされ、全国から年間350万人の参拝客が訪れる関東でも有数の神社。パレードの集合場所である「笠間市営荒町駐車場」から歩いてすぐなので、スタート前に散策してみることに。
ねぶたに神輿、可愛らしいキツネ跳人が祭りを盛り上げる!
笠間のまつりは平成2年に地元の青年会議所のメンバーによって始まり、市民参加型の祭りとして試行錯誤を続ける中でねぶたや神輿が登場する現在の形になりました。
比較的新しいだけあってバラエティは非常に豊か。パレードには青森からやってきたねぶたに地元有志によるねぶた、神輿に稲荷ばやしやフラダンス、よさこいも参加し、約1,000人の市民が一体となってお祭りを盛り上げます。
ねぶたを盛り上げるハネトは笠間稲荷神社にちなんだキツネの仮装が定番。老若男女が手作りのキツネ耳をつけてメイクもキツネ風に仕上げ、何とも可愛らしいキツネ跳人が大量発生!
オマツリジャパンのメンバーもキツネに扮した皆さんと力いっぱい飛び跳ねて祭りを盛り上げます!らっせらーらせら!らっせらっせらっせら!
笠間伝統の「稲荷ばやし」も大盛り上がり!3時間に渡り熱の入ったお囃子を演奏し続けます!
終盤のクライマックス!山車が神輿が揺れて揺れて笠間は最高潮!
パレードは笠間の市街地や笠間稲荷神社の参道などを経由し、終盤には最大の盛り上がりポイントである、ねぶたや神輿が集結するゴールの「市営荒町駐車場」へ。参加したねぶたに神輿、お囃子の山車や屋台も一緒になり、普段は静かな笠間の街が狂熱の渦の真っ只中に!
ライトアップされた神輿も稲荷ばやしの屋台も、まるで生き物のようにゆっさゆっさと豪快に揺れます!神輿を彩る笠間の花「ふじ」も楽しそうです。
最高潮の中、笠間のまつりは21時20分に主催者の合図で終了。観客と参加者の笑顔あふれる中、大団円を迎えました。
民泊をセットで体験!豊かな自然の恵みを五感で満喫!
お祭り参加後、オマツリジャパンのツアー参加者は今回民泊でお世話になる「古民家 黒澤永之亟(くろさわえいのじょう)」さんへ。笠間駅までオーナーの柴沼さんに車でお迎えいただきました。
20分ほど車を走らせ、市街地から外れたお宅に到着。真っ暗で街灯ひとつない集落の端、涼風の流れる辺り一帯には鈴虫やコオロギの鳴き声が響き渡ります。
お夜食でいただいたのは「栗ごはん」に「山菜の煮物」「里芋・インゲン・栗の味噌汁」「かぼちゃの煮付け」「ナスや瓜のお漬物」の、大地の恵みのフルコース。
どれもご自宅の畑で採れたものだから新鮮そのもの。スーパーのものとは甘みも食感も大違いです。栗は昨年採ったものですが、とても甘く箸が進みます。
満天の星空にホタルの大群。都会では考えられない贅沢な夜を体感。
お夜食をいただいた後は周辺をお散歩。なんとホタルがたくさんいるらしく、せっかくの機会なので一緒に探しに行くことに。すると宿から1分歩かないうちにホタルの集団を発見。暗闇の草むらの中でほのかに光が瞬き、幻想的な光景に子供も大人も大喜び。
ふと見上げると満天の星空。数えきれない星に囲まれ、自分が宇宙の中に存在することを実感します。ボーッと眺めているうちに流れ星が一筋…この感動は言葉でも写真でも伝えきることができません。ぜひ多くの人に足を運んでいただき、体感していただきたいと思います。
川遊び&流しそうめんに子供達も大喜び!収穫したての野菜が美味しい!
次の日のスタートは朝食作りから。生地をこね、自ら火起こしした釜にダッチオーブンを入れてスコーンやチョコバナナを焼き、木苺や栗などの自家製ジャムと一緒に楽しみます。外はサクサク中はふわふわで、焼きたてを食べる贅沢を実感。
パワーチャージした後は参加したオーナーと共に、子供たちを連れて小川で川遊び。キツツキの声が聴こえる中、小魚やカエルなど、都会では珍しい生き物を採集して遊びます。
お昼ご飯の前には畑でナスやキュウリ、ミニトマトなどを収穫。ツルムラサキなどのスーパーでは目にすることもない野草もおひたしや天ぷらで楽しみましたが、これがまた美味しくて思わず笑顔が溢れます。
そして気温25度の青空の下、広いお庭で流しそうめん大会!マンガや映画のような「ザ・夏休み」の光景が広がります。デザートには採れたてのスイカ。豪快にかぶりつき、庭に向かってタネ飛ばし合戦。こういうの、憧れてたんだよなぁ…
季節が変われば違った遊びも楽しめる!再訪を胸に誓って解散!
帰りは車で常磐線の友部駅まで送っていただき、15時に解散。あまりの大満足に名残惜しさを残して東京への帰路につきます。
今回の体験は笠間でできることのほんの一部。カヌー、サップ、渓流釣りなどもできますし、春にはタケノコ掘り、秋にはそば打ち、冬には餅つきなど、季節毎の楽しみも満載です。
笠間市では積極的に民泊事業を行なっており、今回お邪魔させていただいた「古民家 黒澤永之亟」さん以外にもたくさん受入民家が用意されています。受け入れ先が変わればまた違った楽しみ方もでき、家族でも友人同士でも学校行事でも、多様なニーズに対応可能です。
笠間のまつりや笠間稲荷神社はもちろん、自然や農業など、都会では体験できない魅力が盛りだくさんの笠間市。民泊が気になった方は笠間市観光協会までお問い合わせください。
笠間市観光協会
ホームページ:http://www.kasama-kankou.jp/
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TEL:(0296)72-9222