愛知県豊川市にて毎年4月に行われる「風まつり」は三河地方に春を告げるお祭りとして古くより親しまれてきました。
特に花火関係が充実し、昼花火に手筒花火、仕掛け花火、打ち上げ花火と様々な楽しみ方ができるのがこのお祭りの大きな特徴です。
豊川の位置する三河地方は古くから花火が盛んな地域。「三河花火」の名でもよく知られ、この「風まつり」でも「加藤煙火」さんや「豊橋煙火」さんといった、地元の花火師さんによる芸術性の高い花火を楽しむことができます。
花火好きなら一度は訪れたいこのお祭り、足を運んだ人々のSNS投稿を見ているとワクワクしてきますね。
勇壮さあふれる手筒花火!
徳川家康の時代から存在する歴史ある手筒花火。三河地方は日本で初めて花火を見たと言われる同氏のお膝元だったこともあり、特に盛んに行われています。最後の爆発は迫力満点!
ぶほぉん#風まつり#菟足神社#手筒花火#sonyalpha #α9 pic.twitter.com/tAlBu6Olfy
— (@_asuchi_n) 2019年4月15日
さらにスケールの大きい大筒花火!
こちらは台座に固定された大筒花火。点火儀式の「振り込み」からの点火、そしてこちらも最後には迫力満点の大爆発で終わります。
せっかく最前列で撮れたので載せてみよう#菟足神社 #風まつり pic.twitter.com/bQhC2AVclg
— ita (@sonny_i) 2019年4月14日
すこし珍しい昼花火も
花火は夜のものとばかり思っていませんか?風まつりでは、カラフルな煙が青空を彩る「昼花火」も楽しめるんです。
風まつりより。
これも以前からやりたかったが、ファインダー内に…
花火玉の破片が砕けて、跳び散ってるのが分かるよね。#風まつり#兎足神社#昼花火 pic.twitter.com/vAIEuvu5MX— まーちょ! (@marcho01) 2019年4月15日
風まつりより。
昼花火の8号玉は肉眼でも玉が見えるけど、超望遠ではファインダー内に納めるのが難しかった…#風まつり#兎足神社#昼花火 pic.twitter.com/cFJeY3QSZQ
— まーちょ! (@marcho01) 2019年4月15日
見事な仕掛け花火に打ち上げ花火!
見事な仕掛け花火も名物のひとつ。巨大な富士山が夜の闇に浮かび上がりました。尺玉と一緒あわせて贅沢なひと時を楽しめます。
浮かび上がる文字からわかるように、平成最後、そして令和に向かう最初の風まつりとしても力が入っています。
ちなみに「風まつり」の名前ですが、このお祭りの舞台となる菟足神社(うたりじんじゃ)に古くから風にまつわる話が伝えられていることに由来するとのこと。
「祭神・菟上足尼命が当地に着任されたとき、海上がひどく荒れたにもかかわらず無事に着かれたことから、風に強い神様といわれ、信仰を集めた」というものや「寄進された延宝の神輿が江戸から回送されたとき、遠州灘の風波の難にもあわず平井の浜に無事に着き、これをひとえに同社の加護とした」という話が有力視されていますが、真実はいかに・・・