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群馬県伊勢崎市で例年3月下旬から5月下旬に開催される「華蔵寺公園花まつり」
冬の寒さがやわらぎ桜の開花が始まると、様々な花が春の進行を知らせてくれます。群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園では数多くのソメイヨシノ、ツツジ、シャクナゲ、花菖蒲が植栽されています。例年3月下旬から5月下旬には、各々の花が順番に花を咲かせ「華蔵寺公園花まつり」が開催されています。ところが2021年は4月1日~5月20日の期間で実施されましたが、新型コロナウイルス感染防止のため、郷土芸能発表会、ひょうたん絵付体験などのイベントは全て中止となってしまいました。
ソメイヨシノ、ツツジ、花菖蒲が開花リレーを演じる華蔵寺公園
華蔵寺公園は、JR両毛線と東武伊勢崎線の伊勢崎駅の北2キロ足らずの華蔵寺に隣接するエリアを整備し、1911年に開園しました。約27ヘクタールの敷地内には、約1000本のソメイヨシノ、約5000本のツツジ、約1000株の花菖蒲が育てられています。各々の品種が、3月下旬~4月上旬、4月中旬~5月中旬、6月上旬~下旬の期間を目安に花のリレーを行います。中でもゴールデンウィークを含む4月中旬~5月中旬には、ツツジが豊かな彩りで公園を包み込みます。
華蔵寺公園を彩る約5000本のツツジ
華蔵寺公園では、キリシマツツジ、ヤマツツジ、リュウキュウツツジなどが、時期を少しずつずらして開花するので、長い期間ツツジの花を楽しむことができます。広大な園内ではどこでもツツジの花を見ることができますが、最も密度が高いのは南門と北門を繋ぐ園路です。園路の左右からツツジの花が迫ってきます。
公園の北の広場には遊具が設けられ、ブランコを漕げばツツジの花に動きが加わります。露店も数は多くはありませんが、北の広場に姿を現します。
小さな子どもから大人まで楽しめる遊園地
公園の北門は遊園地の東エリアの玄関の役割も果たしています。中央で一周約12分かけて回転する観覧車は、地上約70メートルまで高度を上げ北関東では最大の規模のものです。スカイファイター、マジカルグライダー、ヘリタワーなどは、小さな子どもばかりでなく大人も楽しむことができそうです。
絶叫系のマシン好きの方であれば、遊園地の西エリアのジェットコースターや急流すべりで、スリルを味わうことができるでしょう。
遊園地の西エリアには絶叫マシンを楽しむ人々の歓声が響きますが、外周の園路はツツジが彩る自然路です。
「華蔵寺公園花まつり」開催期間中の夜間ライトアップのために吊るされる提灯
「華蔵寺公園花まつり」には、園内全体に提灯が吊るされ夜間のライトアップも行われます。
群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園では約1000本のソメイヨシノ、約5000本のツツジ、約1000株の花菖蒲が植栽されています。例年3月下旬から5月下旬には、ソメイヨシノやツツジが開花のリレーを演じ、「華蔵寺公園花まつり」が開催されています。