古河の秋の風物詩
茨城県古河市。関東のほぼ真ん中に位置し、利根川や渡良瀬川と言った大きな2つの河川に面し古くから水運で発展してきた街です。室町時代後期には、室町幕府から派生した古河公方が置かれるなど、権力者から重要視されてきた土地でもあります!この古河の秋を彩るお祭りをご紹介します。古河菊まつりです!
古河菊まつりが開催されているのは、JR古河駅からバスで15分程の場所にあるネーブルパーク。毎年秋に開催されており2021年で第16回を迎え、今年は10月30日から11月14日までで開催されています!
入園ゲートへとやってくると、色とりどりの菊がお出迎え!中に入り、その様子をご紹介していきます!
1800鉢の菊が見事に咲く
菊まつりの園内に入ると、どこからともなく漂ってくる菊の良い香り。至る所に満開の菊の花が咲いています!
なんとその数は、1800鉢にものぼるんだとか! 地元の愛好家の皆さまが菊を育てているとのことですが、すごい量ですね!
大きい菊が、黄色に、ピンク、赤や紫などのカラフルな花を咲き誇らせます!
小ぶりな花が集まったコーナーも。こちらはかわいらしく咲いていますね!
盆栽の展示もありました。こちらはシックな佇まい!
園内はこちらのように、菊の見れる場所がコーナーに分かれ連なっています。散策しながら菊を見ることができますよ!
大きく丸く開く花の菊は、だるまと呼ばれるそうです!立派に咲いています!
線上に花が開く品種の菊もありました。醸し出される独特な雰囲気が特徴です!
五重塔、富士山、筑波山!
ここからは、菊で作る壮大な世界観の作品をご紹介していきます!はじめを飾るのは、地元の名峰でもある筑波山!見事な山を菊で表現されていますね。
園内を進むと、何やら塔が見えてきました。
五重塔です!菊で作られた、黄色の屋根が素敵ですね。お祭りを示す看板も用意され、フォトスポットになっていました!
扇が見事な作品も!
そして頂上に白雪を積もらせた、見事な富士山!赤富士で縁起が良いですね!
ピンクと黄色で着飾った、菊人形もありました!
円状に飾られた千本菊も!
また菊を見た後は、販売ブースがあり購入して帰ることもできます!家でも菊が楽しめるのは嬉しいですね!
ネーブルパークの紹介
菊まつりの会場のネーブルパークの魅力もご紹介!ネーブルパークは子どもと遊べる施設が満載の公園です。
まずご紹介するのは、ポニー牧場!時間によっては引き馬体験をすることもでき、子どもはもちろん大人も体験することが可能です。
続いては釣り堀。道具餌もその場で求められ、子どもから大人まで楽しむことができます!
アスレチックも豊富です!こちらは菊まつり会場前にあったものですが、園内には木製のさらに大規模な遊び場もありますよ!
そば処や売店などもあり、お腹が空いたときも安心です!
ぜひ親子で楽しめるネーブルパークを、菊まつりと合わせて堪能してください!
アクセス
公共交通機関の場合、JR古河駅東口よりJRバス(大綱行)に乗り、「ネーブルパーク前」バス停まで約20分。
お車の場合、圏央道 五霞ICより約15分。境古河ICより約15分。無料駐車場あり。
古河菊まつりは毎年10月下旬から11月中旬にかけて開催されています。ぜひお越しください!