※2020年は新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となりました。
2021年には無事に開催されることを願いつつ、コロナウイルスの終息のために感染予防を心がけましょう。
(2020年12月20日 編集部)
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年12月20日 編集部更新)
関東の奇祭!
今回のお祭りの舞台は茨城県古河市!この街は関東のほぼ真ん中に位置し、利根川や渡良瀬川と言った大きな2つの河川に面し古くから水運で発展してきた所です。室町時代後期には、室町幕府から派生した古河公方が置かれるなど、権力者から重要視されてきた土地でもあります。
そんな昔から栄えてきた街は全国共通して”すごい”お祭りがあることが多いですが、ここ古河のお祭り「古河提灯竿もみまつり」は、まさにその名にふさわしいお祭りです!独自路線をいっている、関東の奇祭をぜひご覧ください!
提灯行列がお祭りの開始を知らせる
令和初の古河提灯竿もみまつりが行われたのは12月7日。日も傾いてきた16時15分にお祭りの開始を告げる子どもパレードがスタートしました!子どもたちが町ごとにつくられた提灯を持って、古河の街を練り歩きます。
暗くなってきて、提灯の灯りが良い雰囲気をつくります。
子ども提灯竿もみまつり
パレードが終わった17時15分、いよいよ”提灯竿もみまつり”がはじまります!まずは子ども部門です。
古河駅前の会場には、すでにたくさんの提灯がスタンバイされています!
竿もみが行われる会場を横から見た様子です。下三自治会の皆さんは、歌舞伎役者のような隈取の化粧をして気合が入っています!
さあ、子ども部門の提灯竿もみまつりがはじまりました!10mの竿の中央部に付けた提灯をぶつけ合います!
かわいらしいドラえもんの提灯がありました!
10分1勝負で行われるこの竿もみですが、早くも激しく混戦しています!
12月7日に行われた、古河提灯竿もみまつり、子ども部門の様子です!10mの竿の中腹に付けられたかわいらしい提灯が、激しくぶつかり合います!#古河 #茨城 #関東 #奇祭 #関東の奇祭 #祭り pic.twitter.com/JELbwCOr88
— 高橋佑馬@お祭りライター (@yuma_walking) January 25, 2020
提灯の中には火が入れられていて、燃えてしまったり、火が消えてしまうと負けになります。トトロが燃えたらツラいですね…。
横から見ると竿の動きっぷりが分かると思うので、ぜひ動画でどうぞ!
古河提灯竿もみまつりを横から見るとこんな感じです!提灯の和紙が破けたり、燃えはじめたりとなかなかの激しさ!#古河 #茨城 #関東 #奇祭 #関東の奇祭 #祭り pic.twitter.com/PFmrnc7VIw
— 高橋佑馬@お祭りライター (@yuma_walking) January 25, 2020
大人は激しく提灯をもむ!
子ども部門の後は、大人によるさらに激しいもみ合いが予想されます。提灯にお神酒をかけて準備万端です!
大人部門は「競技もみ」と「自由もみ」と呼ばれる2つの提灯竿もみが行われますが、まず行われるのが競技もみ。こちらはオーソドックスな提灯で統一されて、各町が競い合います。なんと、大人部門の竿は長さが20mもあるんだとか!
大人部門の競技もみの様子です!古式の統一された提灯が揺れる様子が美しい。#古河提灯竿もみまつり #古河 #茨城 #関東 #関東の奇祭 #奇祭 #祭り pic.twitter.com/Pz0Pse6o9B
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提灯をぶつけ合い、相手の火を激しく消し合った末、令和初の勝者は七軒町自治会になりました!上の写真の「七」と書いてある提灯が勝ち星です!
古河・お祭りグルメを堪能
古河提灯竿もみまつりは、出店がたくさん出ることも魅力の1つになります!竿もみが行われる会場のすぐ側には、ずらっと出店が並び食欲がそそられます!
お祭りと言えばな焼きそば!いい匂いを辺りに漂わせています。
地元、茨城の地酒も並びます。こちらは古河市内でつくられている「御慶事」です!
出店の周りではパフォーマンスも行われます。地元グループによる太鼓の披露がありました!
そして古河の出店の特徴と言いますか、目についたのがこちら「煮イカ」です!出店数軒ごとに必ずいる真っ赤なイカ!内陸で海産物が貴重だったこと、水運が発達していたことからイカが根付いたのでしょうか…?
煮イカを求めて地元の方がたくさん集まっています。古河ではポピュラーなお祭り名物のようですね。
そして地元の方に教えていただいた古河のもう一つの名物がこちら、丸満餃子です!
見た目から異彩を放っていますが、本当にすごいのはその中身。白菜がたっぷり使われていて、シナモンのさわやかな香りが広がるこの餃子はやみつきになります!地元のソウルフード的なものなのかもしれませんね!
餃子がおいしかったので、ほんとんと呼ばれるワンタンも頼んでしまいました…。鶏がらスープに挽肉がぎゅっと詰まったワンタンは美味です。お祭りの時期は寒いことが多いので、こちらで食べて一休憩するのも良いかもしれません。
クライマックスはさらに荒々しい!
古河提灯竿もみまつりのクライマックスを飾るのは、大人部門による「自由もみ」です!子ども部門と同じような竹かご型の提灯をぶつけ合い、盛大にお祭りを盛り上げます!
続々と提灯が出揃ってきました。競技もみとは違い、各町が個性を出した提灯で参戦です。
燃え上がるチコちゃんもいました笑
提灯の下では男達が真剣な表情で竿を動かしています。20mの提灯を掲げる竿を、3本の支柱の竿でうまくコントロールしていますね!
熱くなってくると各町の竿が近づきあって、竿の下も大混戦です!
古河提灯竿もみまつり、長い竹竿の下はこうなっています!3本の支柱の竿で、中心の長竿をコントロールしているのですね!#古河 #茨城 #関東 #関東の奇祭 #奇祭 #祭り pic.twitter.com/8MPJvqHlDs
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ダイナミックに竿がしなる場面もありました!思い思いに竿をもみ合い、盛り上がったところでお祭りが終了を迎えます。
古河提灯竿もみまつり、いかがでしたでしょうか?関東、茨城を代表するまさに奇祭!男達が熱く提灯で競い合う様子は、見るものを興奮させます!
古河へは上野からJR宇都宮線で50分程度で行けたりと、都内からでも比較的訪問しやすい奇祭のひとつですので、ぜひ古河へ行ってみてください!