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時代を超えて太平洋を繋ぐ。 伊豆下田・黒船祭

更新日:2018/4/20 寺川 芳雄

今日は気合入ってます。ライター2号よしをです。

GWも過ぎる頃、私の地元伊豆半島先端の下田市では「黒船祭り」という一大イベントが開催されます。

ペリー提督が黒船艦隊を率いて来航し、この地から日本の開国が始まったこと記念して約80年前から始まったこのオマツリ。
現代の日米友好、国際親善を願う「国際交流型市民祭」の先駆けだとも言われています。

日米和親条約を締結した了仙寺や日本初の米国領事館となった玉泉寺を中心に市内は幕末の雰囲気一色。
当時の衣装に身をつつんだ市民や、幕末そのままの風情を残した建造物に港町独特の雰囲気が一体となって開国当時の賑わいを再現しています。

※他の開国港では基本的に外国人居留地が定められて移動も制限されていた中、当時下田は日本で唯一「外国人遊歩権」を認めていたため、
ペリー艦隊の乗組員がいたって普通に下田の地元民と交流していました。
日本初の市民レベルの日米交流は下田で行われた!と言われています

会期中は米国第七艦隊も招き、音楽祭やパレード等イベントを共催。
街中を米海兵と着物の市民が闊歩する素敵な空間が随所に生まれます。

黒船祭が終われば季節はもう、夏。
1年で一番忙しい時期を控えて、下田市民が思う存分はっちゃける機会であり、かつ全力で世界平和と国際親善を祈る下田市民の誇りのオマツリでもあります。

さあさあ是非伊豆下田へ。
黒船祭期間中は伊豆急線も往復運賃割引みたいですよ

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
伊豆生まれ伊豆育ち、お酒もオマツリも基本雑食ですが生魚だけは食べられません。

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