孫市まつりは、戦国時代に活躍した「雑賀孫市」と鉄砲集団「雑賀衆」の活躍を現代に伝えるお祭りです。2005年から始まったこのお祭りは、10周年には和歌山県知事表彰を受け、12回目は、和歌山市の文化表彰を受けています。和歌山城を出発点に市内を雑賀衆武者行列が練り歩き、「鉄砲演武」、「黒潮躍虎太鼓」、「野外劇」、「音楽ライブ」、「歴史キャラさみっと大集合」などイベントが盛りだくさんです。
孫市まつりの様子をSNS写真でご紹介!
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孫市まつりの基本情報
【場所】本願寺鷺森別院およびその周辺
【アクセス】JR和歌山駅より徒歩3分
【駐車場】なし
【開園時間】2019年3月31日(日)11:00〜16:00
「雑賀孫市」と鉄砲集団「雑賀衆」とは?
歴史好き、ゲーム好きな方ならご存じかと思いますが、「雑賀孫市」も「雑賀衆」も歴史上存在する人物です。雑賀衆と言えば、「雑賀衆を味方にすれば必ず勝ち、敵にすれば必ず負ける」と言かれていたほどの鉄砲傭兵・地侍集団であり、雑賀孫市はその雑賀衆の頭になります。あと、「雑賀孫“一”」との表記もありますが、どちらも同じ人物です。
孫市まつり、おすすめのイベントは?
孫市鍋をふるまう男達
孫市鍋の写真を貰ってアップするわし#噂の孫市鍋 pic.twitter.com/vRuZPyiRMm— まごりん (@magorinn) 2018年3月25日
孫市まつりの特徴は、「戦国仮装コスプレ」や「甲冑」の参加をホームページなどで募集しているような手作り感満載で参加型のおまつりになります。そのような背景もあってか、「孫市鍋ふるまい(12時30分〜)」があったり、「餅まき(16時)」があったり、アットホームな感じの出し物も豊富。ちなみに「孫市鍋」とは、「古文書にある雑賀衆が本願寺の上人様をもてなした献立を元に雑賀孫市が食べたであろう料理を再現したもの」だそうで、「タイ・えび・サザエ・地鶏・旬の魚のつみれにたっぷりの野菜が入った鍋料理」とのこと。文面だけ読んでもかなりおいしそうですよね。
みなさんも孫市まつりに参加して、「孫市鍋」に舌鼓をうちながら、雑賀孫市や雑賀衆に想いを馳せてみませんか。