毎年8月に広島県三原市で開催される「三原やっさ祭り」は中国地方を代表する夏祭り。
やっさ祭りで踊られる「やっさ踊り」は、1567年に三原城が築城された際、町中の老若男女が築城完成を祝って踊ったことが始まりとされ、400年以上の歴史を誇ります。はやしことばが「やっさ、やっさ」と声をかけられるところから、この踊りは”やっさ踊り”と呼ばれ、三原の歴史と共に地元の人々に愛され続けてきました。
毎年30万人を超える来場者で賑わうこのお祭りですが、2018年は7月に豪雨災害があり、8月の開催は延期。11月に「浮城祭り」と合同開催で「復興祈願祭~がんばろう!三原~」として開催されました。
オマツリジャパンは今回このお祭りをより外国人に楽しんでもらうための参加型企画を開催!今回はその様子をレポートします!
目次
世界12カ国から20名以上が集合!まずはお祭り会場や町を楽しみます!
まずは集合場所でハッピに着替えて練習から!
お揃いの衣装で雰囲気も上々です
練習後はお祭り会場を散策して楽しみます
当日は暑いくらいの日差しに恵まれました
早くも打ち解けて参加者同士で記念撮影
会場のすぐ近くの港では地元ガイドによる即席ツアーも
いざ路上へ!沿道と「コンニチワー!」の応酬で一躍人気者に!
いざスタート地点へ!大きな声で「コンニチハー!」と言うと、三原のみなさんからも温かい「こんにちはー!」のお返事が!
地元の高校生と交流!ジャンケンは世界共通!?
別グループの地方さんから生演奏での即席レッスン!
やっさ踊りスタート!早速駅前で踊りを披露!
覚えたばかりの踊りを笑顔で楽しみます!
ここで一旦前半のゴール。休憩を経て後半へ!
すっかり慣れて踊りをエンジョイ!メイン会場でベストスマイル賞をGET!
後半にはだんだん慣れてきて踊りも滑らかに
沿道からも温かい声援が飛びます
「やっさやっさー!」の掛け声もどんどん大きくなります
舞台は審査員の待つメイン会場へ!
満面の笑顔で踊り
ベストスマイル賞のタスキをかけてもらいました!
お祭りには国籍も人種も言葉も関係なし!全参加者で締めの総踊り!
別の参加者さんと労いのハイタッチ!
すれ違う全ての人と国籍を越えた交流が!
テンションも最高潮!
最後は全ての踊り手が広場に集って行われる「総踊り」
長丁場でしたが最後まで踊りきりました
ここでも労いのハイタッチ
復興への願いを込めた締めの主催者挨拶をしっかりと聞き
最後に記念撮影!
三原やっさ祭りではこのように外国人の皆さんに参加する形で楽しんでいただくことで、お祭りの魅力・街の魅力を世界に発信することに成功し、さらなる価値の向上に寄与することができました。
参加者の皆さんからのアンケートにはこんな声が…
・初めて日本のお祭りに参加できてとても楽しかった!
・地元の人や一緒に参加した人と友達ができた。
・次は、三原の歴史や文化についても学びたい!
最後に、今回のツアー開催にご協力いただいた実行委員会様、三原市様、地元ボランティアの皆様に厚く御礼申し上げます。
オマツリジャパンでは全国のお祭りで訪日外国人にお祭りをより楽しんでもらう企画に取り組んでいます。全国で事例も多数!気になる方はまずはお問い合わせください。