三木鬼追い式は兵庫県三木市で行われる伝統行事。鬼たちが松明を振って町内外の人々の安寧を祈願して、踊りを奉納します。餅まきもあり、家族で楽しめるお祭りとして地元で長く愛されています。
今回、兵庫県三木市大宮八幡宮/月輪寺2019年1月20日(日曜日)第3日曜日、「三木鬼追い式」を見てきました。
祭りのはじまる月輪寺に鬼達が集まってました。なんだか優し気な鬼さん。でもポスターには「あの鬼達がやってくる」!まつり好きにはわくわくがとまりません!
祭りが始まるのが、午前10時30分、午後1時、午後3時の3回ありますので、時間の合う時に見に行けます。
祭りの流れは、月輪寺で御祈祷を受けた鬼たちが大宮八幡宮に参拝して、御神火を松明に移して、町を見下ろせる鳥居石段上から、松明を振って町内外の人々の安寧を祈願して、踊りを奉納します。
安寧とは「社会が穏やかで平和なこと」ですね。
節分では「鬼は外、福は内」と福豆を煎って鬼を追い払うのに、三木鬼追い式では、鬼がみんなの幸せを祈って、おどってるんですね、場所が変われば違うものですね。踊りは、大きい赤おに、黒おに、子供おに、孫おにが順次、独特の踊りをしていきます。
子供おにと、孫おにが可愛いですね、一生懸命お祈りをします。
各回に餅まきがあるので、家族連れも楽しめます。
モチをついてる鬼って初めて見ました!
独特の踊りと掛け声で、松明を振り回し踊ります。
掛け声が、「嗚呼ー おにごん! 張り~」と聞こえますが、ああ!鬼さん頑張れーかな!?
月輪寺では、優しく見えた鬼面も、ここでは真剣です。
どやどや!!
子供おにも、おにごん、はり~
初めの頃は小雨が降ってたので、泣いて祈ってるように見えて迫力満点!
でも、夜にみたらやっぱり怖いんでしょうね。
月輪寺で赤子を見つめる黒鬼、怖いはずの鬼面が優しく見えますよね、不思議だね。