今年もやります「みなとみらい21オフィス全館ライトアップ」
みなとみらいといえば観光地・商業地として有名だが、オフィス街(と居住エリア)も充実している。オフィス街が本気を出すのがこの「TOWERS Milight〜みなとみらい21オフィス全館ライトアップ〜」。要するに全オフィスビルが残業したらどうなるか、照明だけやってみようというイベントだ。担当の方お疲れ様です。
今年はなんと、12月24日(木)開催だ。クリスマスデートならここに来るしかない。写真でなら見たという人が居るかもしれないが、1枚に収まるようなものではない。広い広いみなとみらい地区を自分の足で歩いてみよう。
地図が間に合わない絶賛開発中エリア
このようなイベントでは、多くの人がGoogleマップやGoogleストリートビューで情報を入手しているのではないか。しかし!みなとみらい地区は今ものすごい勢いで開発が進んでいて、地図サイトの情報と実際の街並みが合わないのだ。地図ではサラ地の場所にビルが建設されていたり、逆に行けると思った所が工事中だったりということが当たり前のようにある。
そこでガッツリ調査を敢行しようというのがこの企画。題して、正真正銘の【令和2年最新】みなとみらい21オフィス全館ライトアップ完全攻略ガイドである。
おすすめ観覧ポイント7選
勝手ながら独断でおすすめポイントを決めさせてもらった。全部回るとすればJR横浜駅を出発してJR桜木町までのコースとなる。早歩きなら1時間かからないが、景色を眺めながらゆっくり歩けば2時間弱になるだろう。防寒対策も忘れずに。
ポイント1は横浜ベイクォーターだ。以下説明の写真にはライトアップ対象のビル名を記載している。ただし隙間に小さく見えるものは省略しているので、実際にはこれ以外にもある。
続いてポイント2はみなとみらい線の新高島駅入り口付近。
360°どう眺めてもオフィスビル。本番の日はどんな光景になるのか今から楽しみだ。
続いてポイント3はみなとみらい四丁目交差点。明るいビルが並ぶ、さながらビル並木。
写真をやる人には、みなとみらい大通り沿いは広角から望遠までいろいろ撮りごたえがある。
続いてポイント4はオフィスビルの中庭だ。ビル周囲の飾りつけとのコラボが楽しめそう。
ポイント5はすずかけ通りにかかる歩道橋。イルミネーション並木の終着点からの眺めとなる。
中央の資生堂のビルはなぜか全館ライトアップ状態になっていた。これは本番のテストをしているのか、あるいはビルの電源設備点検か何かで必要な点灯をしているのだろう。
ポイント6はグランモールから美術の広場にかけての広い歩道。
このあたりは全館ライトアップが無い日でもイルミネーション目的で歩く価値は十分にある。
ポイント7は、万国橋、ワールドポーターズから汽車道の広いエリア全体。いよいよクライマックスと言ってよい。
ポイント6からポイント7がやや離れているが、この間見どころが無いわけでは無い。むしろ、ここは商業エリアらしく普段から全体的にライトアップされていて、最も派手な灯りがついている。ランドマークタワーやクイーンズタワーの中には巨大クリスマスツリーも設置されているので「映え」狙いならそちらも忘れずに。
ライトアップコンプリートガイド
定番ポイントから寄り道が必要だったり、位置関係がうまく合わなかったりで、上記の7選には入れなかった残りのビルについても一挙紹介!
残念ながら、タワーマンションとホテルの部屋についてはライトアップ対象ではない。それと工事中のビルも基本的には対象外だ。
いちょう通り西交差点付近は、数か所で工事が行われている。クレーンマニア(?)にはたまらない。だが工事中で通れない歩道橋もあるので注意しよう。
横浜の夜景といえば半月の形が特徴的なインターコンチネンタルホテルが必ず登場するが、そこから振り返ってみるとライトアップされたビル群が目に入る。
横浜・新高島・みなとみらい・馬車道と、みなとみらい線沿線を歩くことになるので途中駅から出発しても構わない。
イベント会場として有名なパシフィコ横浜もオフィスとして参加している。
JR桜木町駅ビルはどちらかと言えば商業施設だが全館ライトアップに名を連ねている。桜木町駅前はコレットマーレなどもあって華やかだ。ただし工事中の場所もある。
新しく横浜市役所がある側からのアプローチもなかなか新鮮な風景になる。
おまけのコラボチャンス!
みなとみらい21のライトアップはオフィスだけではない。コスモクロック(観覧車)はいつも通り多彩な光を放つし、周囲にある通常のライトアップもカラフル。加えて、今年は既報の通り花火が打ち上がる。見事日程が重なっているので大チャンスだ。いろいろな場所から、自分だけの夜景を探してみよう。