※2020年は新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となりました。 2021年には無事に開催されることを願いつつ、コロナウイルスの終息のために感染予防を心がけましょう。 (2020年4月13日 編集部)
福島県の中央に位置し、福島のへそと呼ばれる本宮市。実は2021年の東京オリンピック・パラリンピックで事前合宿の誘致や参加国との交流事業などを担うホストタウンとしても登録している街です。
今回は、2019年に白沢公民館前ふれあい夢広場で開催された本宮市春まつりのレポートです。2007年に本宮町と白沢村が合併し、開催される様になったこのお祭りは全て本宮市民で運営を行っており、多くの人がボランティアで警備や設営などに携わっております。
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年4月13日 編集部更新)
会場の様子
桜で有名な隣町の三春町は観光バスが何台も往復する様な盛況であり、本宮市でも桜の開花状況はちょうど見頃を迎えた様でした。会場では屋台や子供用の遊具などが用意され、多くの人で賑わっていました。穏やかな気候でまさにお祭りに最適です。
また、翌日にはイベントの一環でもある第13回もとみやロードレース大会が控えており、横断幕や応援旗の準備が行われていました。当日は親子の部(1km)、小学生の部(2km)、中学生の部(3km)、年代ごとの男女(5km・10km)とそれぞれの部門に分かれて走る様です。
事前の申し込みが必要になりますが、参加賞やサービス品も充実しており、脚に自信がある方は翌日の参加も検討してみてはどうでしょうか?
オクガイディスコ イン モトミヤ!!とは?
業界大手芸能事務所であるライジングプロダクションの平哲夫(たいら てつお)社長が本宮市出身のご縁から地域を盛り上げたいとの想いで協力しているイベントになります。
このイベントは昨年より始まり、第1回目は「ダンシング・ヒーロー」で有名な荻野目洋子、昨年「U.S.A.」でブレイクしたDA PUMPが出演したそうです。そして第2回目の今年はMAXの出演となりました。普通のライブではなく、地域の人達と一緒に歌って踊れる屋外ディスコとして行われています。
手形プロジェクト(手形刻印式)
こちらも昨年から始まった様で、本宮市春まつりに来てくれた有名人の手形を粘土板にかたどるイベント。壇上には昨年出演された方の手形が展示されていました。もっとこの作品を増やす事で、本宮市にも興味を持ってくれる人が増える様にと願いが込められているそうです。
※写真は株式会社ライジングプロダクションの許可を得て掲載しております。
屋外LIVE
パッと出てくるだけでも「GET MY LOVE」「TORA TORA TORA」「Give me a shake」「Ride on time」など知らない曲はほとんどなかったので、やはり自分も世代なんだなとシミジミ。学生の頃にアルバイト代で買ったCDアルバムで聞いた曲は何年経っても忘れないものです…。
また、中盤ではノリの良い観客をステージ上に呼んで一緒に踊るイベントもありました。どうやら昨年も行われていたらしく、やたらと目立つ人が後方に固まっているなと思っていたら、そう言う理由だった様です。
終わりの挨拶では、近々新曲も出る様な話も出ていました。昨年はDA PUMPがこのイベントで「今度、新曲を出します!」と発表した曲が「U.S.A.」だった様なので、本宮効果でブレイクするのを楽しみにしています!
花火大会
LIVE終了と同時に打ち上がり、余韻に浸る間もなく始まってしまったので、大慌てで撮影の準備に走りました。担当煙火店は須賀川市の糸井火工。最大号数は4号玉、約5,000発で、白沢運動場から打ち上げでした。
プログラムの構成としては、1曲ごとにスターマインが打ち上がり、4号の小玉ながらも要所要所では良い玉も若干使用されていました。運営の人も気にしていた様ですが、まだ会場は明るかったので、来年はもう少し遅い時間に打ち上げても良い気がします。
まとめ
以前は花火大会のみだった様ですが、故郷を大切に思う平哲夫社長のお陰で他の地域ではなかなか真似のできないイベントになりました。お金を払って芸能人を呼ぶのではなく、まさに人と人とのつながりで作られているお祭りです。
今後も末永く続け、是非とも本宮市を、そして福島県を盛り上げて頂きたいものです。今から来年は誰が来るのか楽しみです!そして本宮市が活性化された暁には、もっと花火予算も増やして頂けると私が非常に喜びますw
協力:株式会社ライジングプロダクション