毎年8月2・3日に開催される長岡まつりを冬の季節にも見て欲しいと始まった長岡花火ウィンターファンタジー。今回で第2回目の開催になります。冬の寒さが厳しい新潟県ですが、花火好きな県民だけあって多くの人が集まっていました。
夏の長岡まつりで接客業などに従事している人は小さい規模ながらも長岡花火を楽しめる良い機会になります。2月には長岡雪しか祭り、3月にはアメリカのホノルルフェスティバル、10月には長岡米百表フェスと年間を通して多くの人に長岡花火を見て貰おうと運営も頑張っている様です。
開催日時 平成30年12月1日
時間 19:00(ブルーフェニックス/野外LIVE)19:30-20:00
担当煙火店 新潟煙火工業、小千谷煙火興業、阿部煙火工業
最大号数:7号玉
前売り券1,500円、イス席3,000円、駐車場代1,000円 ※長岡駅までの送迎バスあり
国営越後丘陵公園に入るとウインター・サファリ・イルミネーションのイベントも開催されており、室内や室外に廃材アートなどで作られた動物達がイルミネーションと共に展示されていたりします。(12/25まで開催)
花火会場では、もつ煮や肉まんなどの雪国ならではの屋台が立ち並び、長岡花火PRコーナーのテントにはクリスマス仕様に換装させられた正三尺玉(直径約90cm)が出迎えてくれます。
テント内を見渡すと長岡まつりで販売されているTシャツやクリアファイル、日本酒やお菓子などのお土産は勿論の事、今回から始まった1回100円の長岡花火ガチャなんてのもありました。小さなピンバッジなので行った記念にもなりそうです。
19:00より花火イベントが開始され、最初にブルーフェニックス(7号5発)が打ち上がりました。長岡まつりの復興祈願フェニックスに詳しい人は分かるとは思いますが、金色のフェニックスの中に1匹だけ青色の鳥が飛んでいたりする事があります。普通はなかなか見られないレア花火です!
その後は長岡出身の歌手である中澤卓也氏による野外会場ライブイベント。熱狂的なファンも多くかなり盛り上がっていました。しかし、折角の機会なので彼の曲でスターマインをやっても良かったのでは?と思っていたのは、きっと自分だけではない筈w
19:30より打ち上げ花火開始。6曲全てがミュージックスターマインで構成されており、ただ曲に合わせるだけでなく、例えばDA PUMPのUSAにはアメリカの国旗をイメージしたりと、歌詞に意味を持たせて打ち上げられていたりしています。
1.ライオンキング「Circle of life」
2.「赤鼻のトナカイ」※型物花火メイン
3.カズン「冬のファンタジー」
4.DA PUMP 「USA」
5.「ママがサンタにキスをした」
6.SEKAI NO OWARI「スノーマジックファンタジー」
7.平原綾香「Jupiter」
フィナーレは、平原綾香「Jupiter」の曲でフェニックス花火です。勿論、復興祈願フェニックスの様な全長2kmなんて長さも迫力もありませんが、あの夏の感動を思い出せるぐらいの演出はあり、きちんと黄金色のフェニックスも空を舞っていました。
今回のまとめ
昨年の様な煙に巻かれる事はなく、良いコンディションで観覧する事ができました。会場のレイアウトも大幅に変更し、長岡花火PRブースでは様々な創意工夫をしている事が伺え、今後が楽しみな花火大会です。花火に関しても3社が携わっているので飽きの来ない各社の演出が見られます。
ただ、帰りの駐車場が酷い混雑になるので、花火終了後はしばらく園内で食事をしたり、イルミネーションを見たりして時間を潰す必要があります。長岡まつりの映像を巨大スクリーンで流している施設もありましたので、そちらを利用してみるのも良いかもしれません。