新潟県の「長岡まつり大花火大会」が8月2日(火)~3日(水)、3年振りに開催される。
越後三大花火「川の長岡」とも呼ばれる、日本屈指の花火大会。1945年8月1日に起きた長岡空襲からの復興を願い、翌1946年8月1日に行われた戦災復興祭が起源となっている。このことから花火には、「慰霊、復興、平和への祈り」という想いが込められている。現在は、8月1日平和祭、2日及び3日に昼行事と大花火大会が行われている。
2020年と2021年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響によって戦後初めて中止となった。一般財団法人長岡花火財団は、「毎年楽しみにし、心の支えにもしている多くの市民、全国の長岡花火ファン、さらには花火大会を支えてくださる多くのボランティアや協賛者など関係者の皆様の喪失感は計り知れないものがありました」と振り返る。これを踏まえて、「何としても3年連続の中止は避けたい」との思いや「市の宝である長岡花火に対する市民の想いを未来へつなぐため」との思いから感染症対策を万全にし、開催することが決定した。
(引用元:https://nagaokamatsuri.com/img/pressrelease_20220413.pdf)
花火は、2日間でおよそ20,000発打ち上がる。長岡花火を代表する名物花火で、600mの上空で直径650mもの大きさになる「正三尺玉(30号)花火」や開花幅が約2㎞にも及ぶ圧倒的スケールの復興祈願花火「フェニックス」、市政施行90周年を記念してスタートした色彩鮮やかな5色の花火「ワイドスターマイン」など、様々な種類の花火を楽しむことができる。
今回は、購入者情報の取得やエリアごとの人数管理、不正転売された場合の取り締まりが可能になるため、有料観客席(約16万人収容)のみ設置する。当日券の販売は、現時点で予定していない。
《 長岡まつり大花火大会 開催概要》
【開催日時】2022年8月2日(火)~3日(水) 午後7時20分から午後9時10分頃
【会場】新潟県長岡市長生橋下流信濃川河川敷