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マツレポ

【東北復興大祭典なかの】をレポート!東北の祭りを東京で一気見!なぁも来てけぇ~(あなたも来てね)!

【東北復興大祭典なかの】をレポート!東北の祭りを東京で一気見!なぁも来てけぇ~(あなたも来てね)!

2011年東日本大震災を契機に、東北の復興を後押しする意を込め、震災直後の2011年秋に始まったこのお祭り。中野のランドマーク、中野サンプラザ・区役所周辺エリアで毎年10月末に開催。青森ねぶたをはじめ、東北各地のお祭りが都内に大集結し、参加し、食べ、楽しめるイベントとして定着してきています。

青森で4年間過ごしたこともあり、このお祭りを一年中心待ちにしている私が、跳ね、食べ、参加者の皆さんにお話しを聞いてきました。

なんどわど、あばなが~(みなさんも私と参りましょう!)今年はパワーアップ!東北のお祭りカモーン!

1.今年はパワーアップ!東北のお祭りカモーン!

中野駅北口を出ると目に入ってくる中野のランドマーク、中野サンプラザ。この前の広場がメインステージになります。

中野区民のお楽しみは何といっても青森ねぶた。幅7メートルの中型ねぶたが毎年登場。衣装レンタルもあります。詳しくは後程!

それ以外にも

岩手県 盛岡さんさ踊り

山形県 山形花笠踊り

宮城県 仙台すずめ踊り

青森県黒石市 黒石よされ

秋田県 竿燈まつり <初登場!>

福島県 福島わらじまつり <初登場!>

と、常連さんに加え、新しいお祭りも満載!

これらのお祭りが舞台演舞を披露。一緒に踊ることもできます。

黒石よされ。舞台演舞の後にはたいてい「一緒に踊りましょう」のコーナーが。是非、ご一緒に!

他にもステージでは

津軽三味線演奏 めっちゃロックだ!悦に入ったときのニヒルな笑いが堪らない。

民謡 秋田音頭。日本最古のラップだって!吉幾三の「おらこんな村イヤだ~」より古い!

津軽三味線ハードロックバンドに、地元小学校鼓笛隊が演奏するねぶた囃しも。素晴らしい!

ここにいるだけでも飽きない。たくさーんのことを学ぶことができます。

 

でもでも、ほかにも見るとこいっぱい!スケジュールしっかりチェックして、へば、行がねばまいね(さあ、行かなくちゃ)!

 

2.東北のお祭りを一気見!パレード見でごいへ(見ていって)!

毎年このお祭りでは、中野駅北口の「四季の森公園」北側の道路にてねぶたが運行されますが、今年はさらにパワーアップ。各地のお祭りの流し踊りが見られました。

毎年土曜は夕方、日曜は昼間に運行。夜は熱狂的かつ幻想的ですが、動画にはわかりやすい昼運行バージョンをご紹介。

青森 ねぶた囃し      この音を聞くと津軽人は「心じゃわめぐ(心がざわめく、うずうずする)」んです。このうしろにねぶたの山車&跳人もいるよ

 

仙台 すすめ踊り      とっても軽快!衣装がシンプルな分、動きも大きく、ステージで行う組踊はフォーメーションが凝っていて見ていて飽きません!

 

山形 花笠踊り          掛け声は「ヤッショ、カマショ!」。太鼓の勇壮な音と、かわいらしい踊りが特徴。ピンクの衣装が華やかで、花笠ガールズは屋台でお買い物中もひと際目立っていました。

 

盛岡 さんさ踊り      このお祭りは必ず「ミスさんさ踊り」推しで来るのよ。だから、男子カメラ率ハンパない。動きがアイドルっぽくて、相当な練習量を感じます。

 

福島 わらじまつり 打って変わって、おとーさんたちが頑張ってます。これは遠征用の小型わらじ(て言っても3メートルくらいあるけどね!)。本場は12メートルあるらしいよ!いいおっちゃんたちなの。

 

青森県黒石市 黒石よされ      私にとって一番のヒット!「エッチャホー、エッチャホー、ホゥホゥホゥ!」と謎の奇声を発しながら踊る、東北の概念を覆すラテンな踊り。おねーさん方もめちゃくちゃノリが良くて、一度輪に入ったら脱出不可能です!

動画 Special Thanks to Yasu World Peace

 

3.跳人大募集!みんなでラッセラー!

さて、ねぶた運行に参加して踊ることを「跳ねる」、その参加者を「跳人(跳人)」と言います。ねぶたは見るのも楽しいけど、その醍醐味は一緒に「跳ねる」こと。このお祭りでは、本場と同じように衣装を着て跳ねることができます。

今年はサンプラザ前で受付し、区役所で着替えます。レンタルの方は着付けもしてくれ、荷物も置いておけるので安心。早めに衣装を着てお祭りを見て回るのも楽しい。お天気によってはちょっと寒いけど、跳ねれば汗だく!跳ね方は事前にレクチャーしてくれるので、安心して参加してください!

ちなみに購入すると6,000円ほど。2回跳ねれば元が取れます!一着いかが~?

 

たんげ、めじゃ~(すごくおいしい)!東北グルメ満載。

ステージやパレードを見て、一緒に踊ったら当然お腹が減ります!のどが渇きます!

区役所および中野駅北口広場では、東北各地のグルメも充実。へば、行ぐべし(さあ、行くよ)!

 

売り切れ必須!八戸せんべい汁

ホタテなど海の幸もいっぱい

ホクホクのコロッケ。ちなみに青森で「下北」と言えば、下北半島。下北沢ではありません。

牛も豚も。串焼きも人気!

一押し!嶽きみ!(青森岩木山で採れた「きみ(とうもろこし)」。アツアツの天ぷらがおいしい!

もちろんリンゴも

知られざる東北の宝 津軽路せんべい

中野区議会も総力応援

 

4.祭り愛が止まらない!東北からの出展者さんの声

グルメも、東北お祭り関係者も一堂に会するこのイベント。いろんな方にお話を伺ってきました。

まずは、ねぶた跳人衣装受付所で出会った、青森市の洋品店「甲州屋」の内藤さん。甲州屋さんは、8月初頭に行われる本場のお祭りでも衣装レンタルや販売をされていて、毎年中野にも来ていただいています。ねぶたTシャツや文具など、お土産はビックリするほどスタイリッシュ!このお祭りについて伺うと

「7年前に始まったときには、跳人として参加する人もすごく少なかったのが、だんだん定着して、跳ねてみたい!という人が増えた。これが東北への誘導につながっているかはわからないけど、発信し続けることに意味があると思う。

都内で東北を味わえるところはたくさんあるけど、ぜひ実際に足を運んでほしい。確かに遠いけれど、一度来たらもう『やられちゃう』ひとが多い。春夏秋冬、それぞれの魅力に『やられちゃって』ほしい。」

青森で4年間過ごした私もまったく同感!東北を見ず、日本を語ることなかれ!その魅力にあてられてください!

 

次に秋田竿燈まつり率いる 観光文化スポーツ部観光振興課 河村勝課長補佐

秋田竿燈まつりも8月初頭に行われ、なんと280本の竿燈。イケメン課長補佐、キラキラした目で竿燈について熱く語ってくださいます。

「竿燈は非常に大きく、重く、高さ12メートル(3階建てのビルくらい)、重さは50キロにもなります。小さいころからやっているので、ここに来ている人たちはわかいけど、みな竿燈歴10年以上のベテランばかり。名人と呼ばれる人たちは年がら年中トレーニングをしています。

差し方は、腰に置くのが一番難しくて(視界に入らないから)、手のひら、肩、おでこなど、いろんなところで支えます。見ている人は『いつ倒れるのか、折れないのか』というスリルを味わいに来ていますが、差し手の中では、安定してじっと支えられる差し手に憧れるんですよね。

面白いのが、秋田では祭りの後はおでこに丸い跡がついている人を見かけます。そういう人は「差し手」なんですよ。

まあ、僕はこんな格好してるけど、差せないんですけどね 笑」

って、お茶目すぎるじゃないか!

どんどん竹を接ぎ足して、どんどん高く伸びる竿燈。もう高くし始めたら引くに引けなくなっちゃった系だね。この感じが堪らない、にやにやが止まらない。

頑張って差してるから、「どっこいしょー、どっこいしょ」の声で応援してね!

 

お次は福島わらじまつりの気のいいお兄さん方。福島商工会議所事業推進部 課長補佐の森藤さんと、白坂塗装店の白坂社長に伺いました。

「本当は7メートルのを30人くらいで担ぐんですよ。今回はね、小型わらじで来たから恥ずかしくてね。でも撮影用にキンキラの持って来たんです。わらじだから、健脚、旅の安全を願うお祭りなんだけどね、これはキンキラの『商売繁盛』。ちょっと盛っちゃった。

おねーさん、写真撮る?え、俺らだけで?おっさんばっかでいいの?インスタ映えするかな~。合図は『ヘイ、わらじぃ!』で。え?昔からある掛け声?いやいや、作っちゃった。写真撮影用にね。

あ、ほんとに本場はもっとすごい大わらじだから。小さいの持ってきたからなぁ、大きいの持ってきたかった。福島、来てね。」

って、もうほんとにキュートです。

 

そして最後は黒石レクリエーション協会事務局の北山さん。「ヒャァァァァァァホォウ!」「(巻き舌で)ルルルルルルルルルウェイィィィィ!」と何ともファンキーな雄叫びで会場を盛り上げる、よされレディースのパワフルな代表。

「黒石よされはね、流し踊り、輪踊り、それに舞台演舞があるのよ。もともと盆踊りだから、どんどん入って一緒に踊ってちょうだい。ほら、花笠をかぶっている人と、花の付いていない笠の人がいるでしょ。<中略。いや、もうほんとに話が止まらないから。黒石よされは面白すぎたので、また別の特集します!>

黒石から30人くらいで来たのよ、だからしっかり遊んできたわよ。迎賓館に行って、六本木に行って、中野に来たのよ。この後は打ち上げよ。それが楽しみなのよ。

さあ、始まるから、入って踊っていきなさい!」

って。はい~、わかりました、踊ります!

 

もう東北のお祭りにかかわる皆さんは、魅力的な人たちばかり!

 

東京の東北各県人会と中野区が共催し、2011年東日本大震災直後に始まったこの祭り。今後の展望について中野区長酒井直人さんに伺ったところ「東北のほかの県と比べると被害の少なかった青森が中心になってやってきました。青森が復興をリードし、貢献していきたいという思いで始まり、ねぶたも中野にすっかり定着しました。震災から7年、各地の祭りをめぐる状況も変わってきました。今後は東北のより広い範囲の祭りも知っていただき、支援につなげたい。」と語っていました。

被災地の現状を伝える展示もあるので、ぜひ見て行ってくださいね。

 

東北の大きなお祭りは、8月初頭に集中しています。中野でその楽しさに触れたら、ぜひその時期本場に行って、体感してください!

へばな~(またね~)!

 

東北復興大祭典なかの https://tokyoaomorikenjinkai.com/?page_id=5071

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