秩父夜祭で知られる埼玉県秩父市。12月の夜祭が終わり、静かな冬を迎えているかと思いきや…新しいイベントが始まっていました!
各地でアートイベントを開催しているNAKED,INC(ネイキッド)が、2023年1月27日(金)~2月19日(日)まで「NAKED夜さんぽ™-秩父-」を開催!冬の秩父のナイトウォークを演出します。そんな秩父の新しいイベントを早速体験してきました!
目次
NAKEDが秩父に初登場!
アクアパーク品川や京都の二条城、平安神宮など、各地でアートイベントを開催し、華やかな空間演出やプロジェクションマッピングなどで人気を博しているクリエイティブカンパニー、NAKED。
そんなNAKEDが演出する「NAKED夜さんぽ™-秩父-」が、秩父神社周辺を中心に開催されています。
連動して「秩父夜バル祭」も開催。秩父神社近くの妙見の森広場と、西武秩父駅の「祭の湯」前ではイルミネーションも行われています。
可愛い提灯を下げて歩きましょ
筆者は秩父鉄道秩父駅よりスタート。まずは秩父駅併設の「じばさん商店」で受付を済ませました。
「NAKED夜さんぽ™-秩父-」は、秩父神社など無料で楽しめるエリアもありますが、秩父まつり会館(入館料500円)や、各地で人気の「NAKED花みくじ®」(500円)、「NAKEDディスタンス提灯®レンタル」(500円)という有料のコンテンツもあります。
3つを楽しめるセットチケットを買うと、合計1500円のところが1200円とおトク。
また、「NAKEDディスタンス提灯®レンタル」と秩父まつり会館入館料のセットで800円のチケットや、連動企画「秩父夜バル祭り-冬さんぽ-」や「西武秩父駅前温泉祭の湯」で利用できるお得なチケットがセットとなった2500円のチケットもあります。
筆者は3つセットで1200円のチケットを事前購入していました。
じばさん商店の受付でチケットを提示し、提灯をレンタル。自分で色を選べたので、ピンクにしました。
そして同じく受付近くにある、「NAKED花みくじ®」をゲット。
おみくじは、花の下の方についています。
正直、この手のおみくじはほぼ「大吉」でしょ、と思っていたら、「末吉」。悪いことではないけれど、なかなか辛口なことも書いてありました。あなどれません。
花は、持ち帰っても良し、おみくじのそばにある木に結んでいっても良し。
花は紙製ですがしっかりしています。筆者はせっかくだから持ち帰り。
提灯につけてみたら、潰れることもなく、大きさもちょうどよくて、可愛い飾りになりました(提灯は要返却です)。
この提灯、ただ光るだけじゃなくて、路上にきれいな模様が出るのです。提灯がなくても夜さんぽは楽しめますが、あると絶対テンションが上がりますよ!
幻想的な秩父神社のライトアップ
さあ、まずは秩父神社に行ってみましょう。
夜の神社はそれだけで神秘的ですが、ライトアップされてぐっと幻想的に。
色が変化するので見入ってしまいます。
本殿前も明るく照らされていて、豪華な彫刻が引き立っていました。
お参りはできますが、社務所は閉まっているので、お守りや御朱印はいただけません。
参道には出店も出て、お祭りらしい雰囲気も楽しめました。
秩父まつり会館では限定プロジェクションマッピングが!
次に、「秩父まつり会館」へ。秩父観光では外せない施設で、訪問されたことのある方も多いと思います。
こちらの見どころの1つに、笠鉾・屋台の展示と、その背景に祭りの映像が流れるプロジェクションマッピングがあります。
このプロジェクションマッピングが「夜さんぽ」限定バージョンに!NAKED真骨頂の鮮やかで幻想的な映像が、笠鉾も屋台も巻き込み一面を染め上げます。
氷柱や祭りの提灯など、秩父を象徴する映像が次々に!
花火も上がります。「秩父ならでは」と「NAKEDらしさ」が融合した映像ですね。
映像が終了すると、順路に従って2階へ。
2階には上から笠鉾と屋台を眺められるバルコニーがあるのですが、ここからも再度映像を見ることができるんです。
一度では物足りなかった方は、2階からもじっくり見てみてください。上から見ると、見え方も変わりますよ。
同じく2階では、通常の展示も見られます。
1階に降りてくると、あれ? なんでしょ?「NAKEDつくばい®」とあります。
ふむふむ、ボックスの中央まで手を入れる、と。あら⁉
模様が浮かび上がりました。そしてプシュッ!!とアルコールが!
「つくばい」とは、日本庭園などに置いてある手水鉢(ちょうずばち)のこと。茶室の前に置いて手を清めるのに使うのですが、アルコール消毒することを、この「つくばい」に見立てているのですね。
アルコール消毒も「つくばい」と言い替えられると、手を清めるという日本的な気づかいと奥ゆかしさが感じられるから不思議。
連動企画も!妙見の森公園などでもイルミネーションが
「秩父まつり会館」を出て、番屋通りに向かいます。
入口交差点近くで、にぎやかなイルミネーションをみることができました。
こちらは「妙見の森広場イルミネーション」。「NAKED夜さんぽ™-秩父-」の企画ではないのですが、様々なオブジェが輝く本格的なイルミネーションです。
音楽に合わせて変化するイルミネーション。華やか!
そのあとは、提灯の連なる番屋通りを文字通り「夜さんぽ」。
この番屋通り商店街を中心に、連動企画の「秩父夜バル祭-冬さんぽ-」が開催されています。
参加店には「秩父夜バル祭」の長提灯が飾られています。
実施店舗では、「NAKED夜さんぽ™-秩父-」の2500円のセットチケットを使えばお得になるメニューも用意されています。詳しくは下の公式サイトへのリンクからご確認ください。
番場通りをぶらぶら歩いて、西武秩父駅に到着。
駅直結の温泉「祭の湯」の前でも、3月19日(土)まで秩父イルミネートを開催しています。
ずらりと並ぶアクリルポール。ポールの中の生地は、秩父銘仙をイメージしているのだそう。
その向こうには、小鹿野高校の「竹あかり同好会」が作製した 「竹あかり」が並び、さらに奥には金色に輝く「星空ツリー」が。
「祭の湯」でも「NAKEDディスタンス提灯®」の貸出・返却を行っており、じばさん商店で借りた提灯はここでも返却できます。
わざわざ戻らなくてもいいのは楽ですね。
秩父駅から西武秩父駅までは、普通に歩けば15~20分ほど。秩父神社や秩父まつり会館を見て回って、1時間程度で散策できると思います。
秩父中心部の名所・見どころを繋ぎながらぶらぶら歩く夜さんぽ。秩父は神社やお祭りなどの伝統文化が息づいており、ちょっとレトロな雰囲気もあって、幻想的な灯りに照らされるイベントはとても相性が良いと思いました。
今後もぜひ定着して、さらに拡大して欲しいイベントでした!
「NAKED夜さんぽ™-秩父-」開催概要
開催日程:2023年1月27日(金)~2月19日(日)の金土日・祝日
開催時間:17:30~20:30(最終受付 19:45)
会場:埼玉県秩父市 秩父神社周辺
入場料:一部入場無料(詳細は公式サイトにてご確認ください)
チケット:スマホアプリ「Burarin」で事前購入可能。
当日販売は、秩父鉄道秩父駅直結「じばさん商店」および西武鉄道西武秩父駅直結「祭の湯」にて17:00~19:45に行っています。