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マツレポ

☆こどもと一緒になまはげに会いに☆ なまはげ柴灯祭り体験レポート!

☆こどもと一緒になまはげに会いに☆ なまはげ柴灯祭り体験レポート!

4歳の娘がなまはげの写真を見て、「会いたい!」というので秋田県男鹿半島に「なまはげ柴灯(せど)祭り」を観に行きました。

男鹿のなまはげは2018年にユネスコ無形文化遺産に登録されたばかり。注目度も急上昇中のこのお祭りを子連れで体験した様子をレポートします!

1 いざ、なまはげの里 秋田県に!

JR秋田駅で、なまはげのお出迎えがありました。いきなりの登場に娘は少し身構えて最初は遠くから観察していましたが、徐々に間合いを詰めて最後はツーショットを撮っていました。

JR秋田駅には大きななまはげの面もあり、なまはげへの注力が伺えます。

その後、秋田名物の稲庭うどんを食べて、ご満悦のようです。

稲庭うどんの有名なお店「佐藤養助秋田店(https://www.sato-yoske.co.jp/shop/akita/)」にて。

昼食が終わった後は、ホテルの送迎バスで駅から男鹿半島まで移動しました。移動の最中、「鬼さんは(なまはげのことを鬼だと思っている)、いい子は食べないの?」、「家には来ないの?」と興味津津のようです。ホテルに、なまはげの変装コーナーがありましたが、満面の笑みで一緒に写真を撮れるほどまで親しんでいました。

セイコーグランドホテル(http://www.oga-seiko.com/smart/)に宿泊しました。食事は美味しく、男鹿の郷土料理「石焼料理」を頂きました。

2 そもそも「なまはげ」とは?

なまはげは怠け心を戒め、無病息災などをもたらす来訪神です。見た目は怖いですが、娘が考えているような鬼ではありません!

なまはげは「悪い子はいねがー」、「泣ぐこはいねがー」と大声を発し、言うことを聞かない子供や怠け者を探して暴れます。家に上がり込んできたなまはげを、一家の主が丁重にもてなして送り帰します。怠惰を戒めるとともに、災いを祓ってくれると考えられています。

男鹿のさまざまな地域で大晦日に現れ、地区ごとに特徴のある面や作法があり多様性に富んだ行事ですが、その正確な由来はわかっていないようです。残念なことに少子高齢化などの影響で、平成に入ってから実施する地域が激減したそうです。

その中で、「なまはげ柴灯祭り」はみちのく五大雪まつりのひとつで、もともとは真山神社で行われている神事「柴灯祭(さいとうさい)」と、民俗行事「なまはげ」を組み合わせた毎年2月の第2金曜日~第2日曜日に行われている観光行事です。なまはげ文化を伝える一つの手段なのだと思います。

3 いよいよ会場入り!気になる当日の様子は?

早めの夕食を終え、あたりが暗くなった頃にホテルのバスでお祭りの会場まで向かいました。オーバーズボンを履いたり、スキーウエアを着ている人もいましたが、それで十分なくらいの肌にささる寒さでした(会場は山の中腹にあるのでさらに寒い)。あらゆる音が雪に吸い込まれた静けさに、暗さが相まって、娘の表情もどこか不安気。

駐車場から会場まで10分ほど歩きます。

駐車場には観光バスも何台も停まっており混雑していました。帰りの臨時有料バスには長蛇の列ができていました。

会場までの道のり

行事のタイムテーブルです。

18時00分 鎮釜祭・湯の舞@広場入口
18時20分 なまはげ入魂@参道入口
18時35分 なまはげ行事再現@神楽殿
18時55分 なまはげ踊り@柴灯火前
19時05分 なまはげ太鼓@神楽殿前
19時25分 なまはげ下山@広場
19時50分 献餅@参道入口
20時00分 里のなまはげ乱入@広場、護摩餅配布@神楽殿前

種々のイベントが用意され、観光行事の側面を感じましたが、なまはげの迫力はそれを凌駕するものがありました。

会場につくと周囲の賑わいに心が落ち着いたのか、娘は周囲をキョロキョロ、「鬼さんはどこー?」と楽しそうにしていました。

写真左の社殿が神楽殿で、中央に見える炎が広場の真ん中にある柴灯火です。神楽殿の右側(山側)は行事を比較的まんべんなく見れるスポットです。

会場は、広場中央の柴灯火を取り囲むように、神楽殿、参道入口、観覧席(有料)が配置されています。行事によって催される場所は異なりますが、総じて神楽殿の側が良いスポットです。ただ、最大の見せ場である「なまはげ下山」は広場全体を練り歩くので、神楽殿の側にいなくとも追っかけていけばなまはげを間近で見ることができます。なお、中央には巨大なスクリーンが設置されてあるので、風情はないかもしれませんが全く何も見れないということはありません。

会場にはスクリーンが設置されています。

4 メインの「なまはげ下山」。本物のなまはげに囲まれて娘は絶叫!

さて、一連の行事の中でもっとも盛り上がるのが「なまはげ下山」です。

松明をもった15人(柱?)のなまはげが山から下りてくる姿は圧巻です。それまで意気揚々としていた娘の顔は、この時には引き締まっていました…。

なまはげ達が広場に着いたときにお祭りは最高潮を迎えます。なまはげの落とす藁にはご利益があるとされており、周囲に人が殺到します。なまはげは柴灯火の周りを約2〜3周しますが、人だかりで会場はてんやわんやの大騒ぎです。

熱気、喧騒、無秩序、これこそお祭りの醍醐味!!

来て良かったーと悦に入っていましたが、ふと我にかえると、肝心の娘は号泣を通り越して絶叫。意味は違いますが、怒髪天を衝くといった感じで、髪の毛を逆立て怖がり、そして最後は私に怒っていました(こちらは意味通り笑)。

それもそのはず、間近になまはげが迫ったり、頭を撫でられたり、しまいにはさらわれそうになったり…。怖くて当たり前です笑

そして、そんなこんなの盛り上がり(娘的には阿鼻叫喚の地獄絵図)のなかでお祭りが終わりました。

山に帰っていくなまはげを見送り、娘はようやく安堵の表情を取り戻しました笑

最後の「里のなまはげ乱入」では色々な地域のなまはげが登場します。この時になまはげと一緒に写真撮影ができるので、撮りそびれた人はこの機会を活用してください。


声をかけると気軽に写真撮影に応じてくれます。

帰りのバスの中で「もう帰るの?」と聞いてた娘も、ホテルに着いたらぐっすりと眠りました。いい(?)思い出になれば嬉しいです。

5 おわりに

2018年にユネスコ世界遺産の来訪神の一つとしてなまはげが認定されたことが記憶に新しいです。なまはげ柴灯祭りは観光的な側面も確かにありましたが、伝統を守るためのシステムとしては有効だと感じました。外国人観光客の姿もたくさんあり、2018年からは外国人を対象としたなまはげの衣装づくりや行事体験などの試みも始まっているそうです。今後とも盛り上がっていくことを願います。

 

*参考サイト

https://tomboykosodate.com/archives/2295.html(最終閲覧日2019年2月5日)

https://ja.wikipedia.org/wiki/なまはげ(最終閲覧日2019年2月22日)

https://www.isan-no-sekai.jp/feature/34_04(最終閲覧日2019年2月12日)

https://oganavi.com/sedo/program/(最終閲覧日2019年2月12日)

インフォメーション

名称 なまはげ柴灯まつり
開催場所 秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢97
真山神社
開催日 2019年2月8日(金)~2019年2月10日(日)
18:00~20:30
主催 なまはげ柴灯まつり実行委員会
アクセス JR男鹿線男鹿駅からタクシーで30分(臨時有料バスあり)
関連サイト http://www.oganavi.com/sedo/
https://www.mapple.net/spot/5000555/
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