難しくて読めない「難読地名」。自分の地元の地名であっても、ために読めない地名があったりしますよね。今回の記事では、10月1日の「都民の日」にちなんで、都内にある難読地名をクイズにしてみました! まず最初の地名は「等々力」、東京に住んでいる人でも読めない人はけっこう多いのではないでしょうか? 正解はこちら!
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東京都世田谷区の「等々力渓谷」でお馴染みの「とどろき」でした。
クイズはこれでは終わりません! 以下の地名は読めるでしょうか? ぜひ挑戦してみてください!正解はこちら!
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見覚えはあるんだけど、どうしても名前が出てこない…….という地名も多かったのではないでしょうか。また⑤や⑦などの奥多摩の方は、あまり都民でも馴染みがないせいか、「難読」に分類される地名が多いようです。「人里(へんぼり)」の読み方の由来には諸説あるようですが、朝鮮語が由来するという面白い説もあるのだとか。
奥多摩方面の祭りといえば、武蔵國御嶽山おおかみ奉納祭!
難読地名の多い(!?)奥多摩方面の祭りといえば、青梅市にある御嶽山武蔵御嶽神社で行われる「おおかみ奉納祭」です。
武蔵御岳山上の武蔵御嶽神社には『日本書紀』の記述に基づく「おいぬ様」の伝説があります。日本武尊(ヤマトタケル)が東征の折、邪神が大鹿の姿で現れたのを退治したが、その時に大山鳴動して霧に巻かれて道に迷ったのを、そこに白い狼が表れて道案内をして、無事に日本武尊軍を導きました。そのことにより日本武尊は狼に「大口真神(おおぐちのまがみ:狼が神格化したもの)としてそこに留まり、すべての魔物を退治せよ」と言ったという伝説です。
その後は、猪や鹿から作物を守り、人語を理解し、人間の性質を見分ける力を有し、善人を守護し、悪人を罰する聖獣として崇拝されてきました。この大口真神は江戸時代の天保の頃より盗難除け・魔物除けとしての信仰が盛んになり、近年ではこの「おいぬ様」伝説から愛犬の健康を願う人で賑わっているようです。
「おおかみ奉納祭」は、そのおいぬ様伝説に因んで、武蔵國御嶽山おおかみ祭実行員会により開催されているお祭りです(注:武蔵御嶽神社は関与していないイベントです)。
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武蔵國御嶽山とその眷属であるオオカミさまへの奉納の様子はこちらになります。武蔵御嶽神社において、音楽や踊り自然などを奉納し、自然への感謝と畏敬の念を送ります。本殿内にて奉納の儀を行い、奉納演奏と入って行きました。獅子については色々な話がありますが、インドで人を食べて生きて来たところ、インドに人間が少なくなってきたので大和の国に行こうとしたら、それを察知した日本の神が狐を遣わし、獅子に「大和では人を食べる代わりに悪魔を退治すれば食べ物を与えられ、悪魔祓いの神としてあがめられるだろう」と諭し、狐が先導役になって日本に連れて来たという話があるようです。
武蔵御嶽神社では、これまた「おいぬ様伝説」つながりで、愛犬の祈祷も受け付けているそうです。実際に神社を訪れると、ペット連れの参拝者も多いので、祭りや行事の日でなくても、ワンちゃんと一緒に行ってみるのもいいかもしれませんね。
ご祈祷の方法など、詳しくは神社のHPをご参照ください。
http://musashimitakejinja.jp/