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成田伝統芸能まつりは、祭りの見本市!全国の祭りを体験して、次の旅先を探そう!

成田伝統芸能まつりは、祭りの見本市!全国の祭りを体験して、次の旅先を探そう!

成田といえば何を思い浮かべますか?多くの人にとっては空の玄関口、成田国際空港ですね。

でもお祭り好きの中では、祇園祭をはじめ、月1回はあるという多彩なお祭り。新勝寺を中心とした観光、文化の息づく街です。

人が行き交い、文化の栄える成田の街にピッタリなお祭りが「成田伝統芸能まつり」。踊り大好き、伝統芸能大好きな私がとっても楽しみにしているお祭りに、今年も行ってきました!

1.成田伝統芸能まつりとは

成田伝統芸能まつりは、成田山新勝寺とその門前町を中心に、全国の様々な祭りが集い、ステージや路上でのパフォーマンスが見られるイベント。2019年で第6回を迎え、毎年9月半ばの土日行われています。

成田いえば、江戸時代から成田詣での参拝客や商業のハブとして栄えた街。当然旅館や飲食店、当時のナイトライフも盛んになり、観光や芸能も発達。今も古い町並みが残る、文化の香り漂う街なのです。

そんな交通の要所にできた成田空港。現在はLCCも就航し、国際線だけではなく国内線も盛んに行きかっています。

日本全国のお祭りを本場から招致、好きなお祭りを見つけて、次の旅先を考える!観光がますます楽しくなるようなイベントなのです。

2.計画は抜かりなく。マップとスケジュールをゲットせよ!

JR/京成成田駅から成田山新勝寺までの門前町に複数のステージが設置され行われるこのイベント。それぞれの会場で30分おきに様々な伝統芸能が披露されます。

このイベントを堪能するカギは、ずばり「会場とスケジュールの把握」!

というのも、駅横の会場「スカイタウンホール」から一番遠い「新勝寺」前ステージの間は徒歩で15分。それも、結構な人出と坂があるからです。

まずは事前にウェブサイトか駅で配られているパンフレットで情報収集。

見たいお祭りにチェックを入れます。

成田伝統芸能まつり オフィシャルパンフレットより

私は踊る阿呆に見る阿呆なので、まずは阿波踊りをチェック。

それから、去年見て感動した熊本県山鹿灯籠踊りを見たい。

成田伝統芸能まつり オフィシャルパンフレットより

が、しかし!遠い。会場が一番離れている。この間、徒歩15分。途中でお神輿に遭遇して楽しくなっちゃったり、フラフラ買い食いなんかしちゃったりしたら、30分とか優にすぎる。

新勝寺前のステージから、隣の会場も5分くらいかかるし、最初から最後までしっかり見たい。

ということで、私は新勝寺前ステージをメインに、スカイタウンホールへ一度移動。阿波踊りをもう一度見るために戻ってくる、というルートを選択(いろいろ見られなかったお祭りもあるけど、それは次回の楽しみに)。

ディズニーランドか!

3.一日めいっぱい楽しめる!本場のお祭りが大集結!

このお祭りをお勧めしたい一番の理由は、本場の演者が来てくれること。関東には各地のお祭りの保存会関東支部や県人会が、郷土の伝統芸能を受け継いでいることが多くあります。かくいう私も、徳島発祥の阿波踊りを東京で踊っています。

しかし、やっぱり本家本元、本場の担い手の演舞は素晴らしい。観光誘致を目的とするこのお祭りは、本場からトップの演者を呼び、本物を楽しむことができます。だから、私はこの祭りに来るのです!

①徳島県 阿波踊り

さあ、お目当ての徳島阿波踊り。何万人もいるといわれる踊り手・鳴り物さんの中でも、選りすぐりの選抜メンバーで構成される合同演舞。


美しすぎる!


かっこよすぎる!

これが聞きたかった!阿波踊り振興協会山田理事長によるレクチャー。


そして、みんなで踊る!


最高の踊り手さんをお手本に、最高のお囃子で踊る!なんて贅沢♡

山田会長に直々に教えていただく息子。もう、お風呂に入れません!(ウソ!)

②岩手県 盛岡さんさ踊り

さて、大好きな阿波踊りの後は、盛岡さんさ踊り。これは「ミスさんさ」押しでくるので、カメラ小僧の数が半端ない。さんさ踊りは不思議とモダンで激しい振り付けで、なんかアイドルっぽい。しかも毎年ミスさんさの皆さん、お飾りじゃない、ほんとに踊りが上手いの。後ろの踊り手も、太鼓の皆さんも、衣装も太鼓も相当重いのに動きがキレッキレ!ガチの踊りに感動!

③熊本県 山鹿灯籠踊り

去年このお祭りで見て大変感動して、どうしても見たかった踊り。

今年は屋内ホールでの演舞。灯籠の明かりを活かした、幻想的な演出が見られました。

④宮城県 仙台すずめ踊り

仙台すずめ踊りは、石工たちが伊達政宗の前で踊ったのが始まりと言われる、明るく軽快なリズムな舞い。一時は後継者不足で存続の危機を迎えましたが、今では7000人の踊り手が舞う、東北を代表する踊りの一つとなりました。今回は宮城大学のすずめ踊りサークル「娘すずめ。(こすずめ)」が登場。さすが、青葉祭り大賞受賞チーム!若いって素晴らしい!

⑤台湾 龍神舞踊

平成28年に成田市と友好都市提携を結んだ、台湾桃園市から「新勝社飛龍団」のパフォーマンス。25人の屈強な男性が豪快な鉦の音に合わせ、長い長い龍を操る。観客の「絡まっちゃうんじゃないの?」「ぶつからないの?」という心配をよそに、演者たちは、時に延び、時にとぐろを巻き、巧みに龍を躍らせます。


圧倒されたのはこのシーン。

エグザイルみたいにぐるぐる龍を回しながら、演者が次々とバトンタッチしていきます。

「え?誰がどのポジションとか決まってるの?」「『俺、全然代わってもらってないよ』とか起こらないの?」とか、謎だらけの名人芸。ジーっと見ていると、一番後ろは背の高い人と、イケメンがくるくる交代しているのは分かった。そこか!

4.祇園祭、鰻、お土産も!門前町成田を楽しもう

前述のように、お祭りと伝統文化が息づく成田。中でも有名なのは祇園祭。300年の歴史を持ち、毎年7月初旬に行われるこのお祭り、成田伝統芸能まつりでももちろん山車の展示、引き回しが行われます。

「わっしょい、わっしょい」の掛け声に合わせ、急な坂道を引き上げられる山車は迫力満点。7月の本番は駆け上がるというのですから、いったいどうなっちゃうんだろう。それを思うと、ぜひ本番を見てみたい気持ちが高まります。

町内ごとに出される山車を見ながらあるくと、いい香りが。

そう、成田名物の鰻です!昔から川魚が多く取れた成田。江戸時代、歌舞伎役者市川團十郎が「成田屋」の屋号を用いたことから、江戸市民の間で成田詣でが盛んになります。そこで江戸の人たちの好む鰻を提供する飲食店が増えた、というのがルーツ。

ほかにも、八街の落花生をはじめとした豆類やお漬物、魚の佃煮に、地酒など、昔ながらのグルメに道具屋さんなど、時間を忘れて楽しむことができます。

ただし、私はお祭りを見ることに忙しく、鰻を食べるのは匂いだけで我慢!お時間のある方はお祭りの後、ゆっくりグルメを堪能されることをお勧めします。

5.お気に入りの祭りを見つけて、現地に行こう!

最近は成田伝統芸能まつりをはじめ、「関東にいながらにして全国のお祭りが楽しめる」というイベントが多くあります。しかし、だからこそ言いたい!

「本当の楽しさは現地に行かないと分からない!」

例えば徳島阿波踊りは、成田にやってこられるのは2~30人の選抜メンバーで、30分のステージ。当然トップの演者が来るのでそのクオリティは素晴らしいものです。しかし、本場のお祭りは踊り手・鳴り物さんだけで10万人、観客は130万人。それが街中で4日間、朝から晩まで踊り狂っているのです。

秋田の竿灯祭りも、何百本の竿燈が夜空を埋め尽くし、建物すれすれを揺れるスリル。山鹿灯籠踊りは、1000人の乙女がほのかな灯籠の明かりに照らされながら踊る神秘的な様子。それは現地でしかわかりません。

成田伝統芸能まつりは、そんなお祭りの一部を切り取り、見せてくれるお祭りの見本市。ぜひ、このイベントで、今まで見たことのないお祭りに触れ、現地に行くキッカケにしてみませんか。

私も台湾行きたい~!

 

成田伝統芸能まつり

日時:例年9月中旬の土日 2019年は9月14日(土)~15日(日)

アクセス: JR線・京成線 成田駅から徒歩5分

written by
リエコ

リエコ

阿波踊りが大好きです。
古いものが好きすぎて、日舞や歌舞伎を見て、味噌やら醤油やら作って、もう自分が何歳かわかりません。
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