大分・久住高原のくじゅう花公園
大分県の南西部に位置し、熊本県や宮崎県と県境を接している竹田市。荒城の月で有名な岡城や世界屈指の炭酸泉が湧き出る長湯温泉などが知られていますが、同じように自然豊かな風景が広がり、牧場や葡萄畑などもある久住高原も観光スポットとして人気があります。この久住高原にある「くじゅう花公園」が、今回のお祭りの舞台です!
くじゅう花公園は、久住山を臨む標高800mの高原にある公園で、約20ha(東京ドーム4個分)と広大な敷地の中でたくさんの花を楽しむことができる場所!こちらで4月下旬から5月下旬にかけて、「ネモフィラフェスティバル」が開催されています!今年が4月30日から5月22日で実施されていると言うことで、現地へとやってきました!
7万株が咲くフェスティバル
ネモフィラは、その青く可憐な花が一面に咲き誇ることで人気を集めていますが、くじゅう花公園でも高原一面に咲く美しい光景を楽しむことができます!
一面に広がるネモフィラの海。7000㎡と言う広大な敷地に、7万株ものネモフィラが咲いています。この時はまだ3分咲き(5月2日時点)とのことでしたが、それでもこの青の世界に囲まれることができました!
目前で花を見ると、美しさに惹き込まれていきそうですね!
くじゅう花公園は高地にあるため、平地よりも約一ヶ月ほど見頃の時期が遅くなるんだとか。時期をずらして楽しめるのがありがたい!
ネモフィラ畑の合間には散策路も設置され、近くでネモフィラを楽しむこともできるんです!
ネモフィラに近づいて、多くの方が写真撮影を楽しんでいました!
背景に臨む久住山とネモフィラのコラボレーションも味わえます!
光の当たり方や、風で揺れることでも姿を変えるネモフィラの花。一瞬一瞬ごとの美しさを体感ください!
くじゅう花公園で開催されている、ネモフィラフェスティバル!まだ3分咲きだと言うのに、この見事な光景です!
奥のキャンプ施設には泊まれるようで、夜には満点の星空を楽しめるんだとか。たまらないですね!#祭り #オマツリジャパン #大分 pic.twitter.com/W0yrtIT3SJ— 高橋佑馬|お祭りライター (@yuma_walking) May 2, 2022
撮影した5月2日はまだ3分咲きでしたが、現在(5月24日時点)も見頃を迎えているとのことです!3分咲きでもこの美しさを味わえましたが、ぜひお近くの方は見頃のネモフィラを見に来てみてください!
ネモフィラグッズも手に入る
ネモフィラを見た後は、ネモフィラグッズを手に入れて帰ってはいかがでしょうか?公園内にある売店で、さまざまなネモフィラグッズが提供されています!
こちらは、まるでネモフィラのような色が楽しめるハーブティーです!
ネモフィラを見た後のお土産にぴったりのパッケージもポイントになります!
フラワーパックの販売もありました!次のシーズンは、お家でもネモフィラを楽しめますね!
また公園の入り口の近くでは、ネモフィラフェスティバルに合わせてライブ演奏などの催し物も行われていました。こちらも要チェックです!
満開の季節の花も!
くじゅう花公園の見どころは、ネモフィラだけではありません!その名の通り、他にもたくさんの花を楽しむことができます!ネモフィラ畑はマップ左側の”高原の彩り”方面でしたが、反対の東側には季節の花が咲いていました!
花が咲く丘へやってくると、色とりどりの花が見頃を迎えています!
久住山から続いているかのような、カラフルな花畑ですね!
パッチワークのような、たくさんの彩りが目の前に広がります!
満開のポピー畑もありました!
赤、黄、白、ピンクなど、いろんな色のポピーが空に向かって咲いています!
チューリップも満開を迎えていますよ!
これだけたくさんのチューリップが咲いている光景は圧巻です!
公園内にはその時期のさまざまな花が咲いていますので、季節ごとに楽しみ方が変わるのも魅力です。ぜひ、お気に入りの花を探して行ってみてください!
なお春の花は6月上旬まで見られ、それ以降は夏の花に移っていくそうです。アジサイやラベンダーなども見られるとのことで楽しみですね!
名物グルメ、キャンプまで
開放的な公園へやってきたら、グルメも気になりますよね!公園内では、くじゅう高原の牛乳を100%使用したジェラートを味わうことができますよ!定番のミルクから、季節の味まで様々な種類があるのも嬉しいところですね!
お次は、人気No1との声も聞こえる「くるくるウインナー」!くじゅう花公園でしか食べることができない、くじゅうハーブ豚を100%使用した肉汁たっぷりのウインナーです。このジューシーさをぜひ味わっていってみてください!なお、冷凍のお土産用の販売もあります。
続いてご紹介するのは、「Camping resort花と星」。なんと、公園内でキャンプを行うことができるんです!
テントサイトに宿泊し、昼は花を楽しみ、夜は星に囲まれて過ごせる、そんなプランも提供されています!しかもBBQセット付きです!最高のロケーションで、最高な時間を過ごすことができますね!また、テント・シュラフ持ち込みでのプランもありますので、詳しくはホームページをご確認ください。
周辺情報・アクセス
滝廉太郎が作曲した荒城の月のモチーフの一つとされる岡城。くじゅう花公園と同じ竹田市内にあり、公園からは車で約25分で行くことができます!険しい山に石垣が連なる姿は、まさに難攻不落の名城。近くの城下町の街並みと合わせて、ぜひ訪れてみてください。
竹田市内は温泉もたくさんあるんです!その中でも有名なのが、炭酸泉が湧くことで知られる長湯温泉。日帰り温泉を楽しむことができる施設も複数ありますので、公園の後に炭酸泉で身体を温めて帰るのも良いかもしれません!
■アクセス
【大分駅から】国道442号、県道412号、県道30号、県道669号などを経由し、約60分。
【別府駅から】県道32号、県道690号、県道30号、県道669号などを経由し、約65分。
【熊本空港から】国道57号、県道11号、国道442号などを経由し、約75分。
【高千穂峡から】国道325号、県道135号、県道131号、国道442号などを経由し、約70分。
※公園内に無料駐車場あり
今年のネモフィラフェスティバルは5月22日までの開催です。ぜひお近くの方はくじゅう花公園へ来てみてください!