今回は全国の「ハレ」の日を応援し続けるオマツリジャパンならでは。「結婚や出産、転職など何かお祝い事があったときに友人に送りたい」「苦境の中でも挑戦を続ける自分へのご褒美として買いたい」。そんなめでたいシーンに雅やかな見た目やコンセプトがピッタリのおすすめの祝い酒を5つご紹介します。
目次
➀錦鯉(紅白)【今代司・新潟】
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「錦鯉」は白いボトル自体が錦鯉を表現していて、魚の形にくり抜かれた窓のついた専用カートンに入れることで「錦鯉」を観賞できるという洒落たデザイン。グッドデザイン賞を始め数々の賞を総なめにしたのも頷けます。「昇る」鯉は縁起が良いため、日本酒「錦鯉」は昇進祈願やお祝いの贈り物としても最適でしょう。頭で飲む人が増えてしまった現代へのアンチテーゼとして『錦鯉』シリーズの酒のスペックは何と非公開! もっとも、デザインだけでなく酒質についても国際的な評価を得ている酒なのでその点はご安心を。ちなみに、観賞魚である錦鯉は新潟県が発祥の地らしいですよ。
➁白那 Rose【滝澤酒造・埼玉】
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滝澤酒造の伝統的な製造方法を生かした本格派スパークリング日本酒「白那 Rose(ハクナ ロゼ)」。赤色酵母による美しい見た目と、きめ細やかな泡が「ハレの日」を豪華に演出します。飲みやすいスパークリングタイプなので、日本酒初心者の方にも良いでしょう。
➂遠藤 プレミアムフラワー【遠藤酒造場・長野】
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日本酒はとにかく「プレミアムでキレイな味わいの純米大吟醸が好き!」という方にはコチラ(写真中央)。長野県産美山錦を100%使い、精米歩合を49%まで高めた酒米を、協会1801号酵母を使って低温でゆっくりと発酵させた純米大吟醸です。香り高い吟醸香とコクのあるまろやかな旨味をワイングラスに注いで楽しみましょう。松竹梅に彩られた雅やかな専用のギフト箱がついているのもありがたく、“ハレの日”のお祝いにふさわしい上質なギフトとして人気なのも頷けます。
➃結(むすび)ゆい【結城酒造・茨城】
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地元名産の絹織物、結城紬の産地に位置する、江戸時代創業の酒蔵。現蔵元の奥様である杜氏の美智子氏が新銘柄として立ち上げたのがこの「結(むすび)ゆい」。結城紬の真綿がやさしく包み込むように、おめでたい吉の文字を真ん中に入れた秀逸なラベルでめでたいギフトにもピッタリ。「赤磐特産雄町米研究会」所属の、堀内由希子氏の作った雄町米を全量使用し、「女性が育て醸す、米と酒」がコンセプトとなっています。ラムネのような吟醸香にジュワワと程よい炭酸ガス、豊かな甘みと熟した実のような酸味に、雄町らしい力強い旨味もあって、味わいのインパクトも大です。ぜひとも良縁や女性同士の友情のお祝いに。「結ゆい」はここで挙げた雄町を使用した特別純米の赤ラベルのほかにも、青ラベルやピンクラベルなどスペックの違いによって様々な種類があるのでそちらもおすすめです。
➄酒を売る犬 酒を造る猫【宝山酒蔵・新潟】
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「酒を売る犬 酒を造る猫」(略称「犬猫」)は、SNSでも話題になった「大切な友と呑み交わす酒」がコンセプトの日本酒。宝山酒造の次期蔵元杜氏・渡邉氏と営業の若松氏は、大学の同級生。そんな2人を猫と犬に見立てたキャラクターがラベルに描かれています。宝山酒造にはメディアに取り上げられたこともある看板猫がおり、かつ渡邉氏が無類の猫好きであること、そして、人懐っこい性格の若松氏が犬に似ていることからこのキャラクターデザインになったそう。犬猫2匹のストーリーに合わせて、毎年テーマと味わいが変化します。犬や猫が好きな方に贈るのもいいかもしれません。スペックは純米吟醸、淡麗甘口、アルコール度数15.5%、こしいぶき(新潟県産100%使用)。
白根大凧合戦【新潟】とは?
新潟のお酒が2本入ったので、今回はオマケとして300年続く新潟の奇祭白根大凧合戦をご紹介します。「白根大凧合戦」とは、畳24畳分・重量50kgの大凧が華麗な空中戦をくり広げ、対決する奇祭です。その由来は江戸時代の中期。川の堤防改修工事の完成祝いに白根側の人が凧を揚げたところ、対岸の西白根側に凧が落ち、田畑を荒らしたことに腹を立てた西白根側の人が、対抗して作った大凧を白根側にたたきつけたことが、起源なんだとか。詳細は下記の記事も見てみてください。
〇「2021年6月開催予定!初夏のスーパー大凧バトル、新潟の白根大凧合戦」
また➀で紹介した「今代司酒造」は、何と新潟駅から徒歩約15分で行ける立地にあります。
酒蔵見学(無料)の後、500円でオリジナルお猪口ゲット+10杯のテイスティングが可能に(3杯までは無料)なります! ここで紹介した「錦鯉」以外にも主力の高級酒である「純米大吟醸 今代司」やデザート酒っていうぐらい甘口の「花柳界」も要チェックですよ。