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西新井大師のだるま供養!真っ赤なだるまが燃え盛る!?

更新日:2020/1/24 高橋 佑馬
西新井大師のだるま供養!真っ赤なだるまが燃え盛る!?

2月3日と言えば節分だが・・・?

2月3日は節分、と言うことで各地で豆まきが行われますが、ここ西新井大師では豆まきの前に大切な行事が行われます。

その主役は、だるまです!!西新井大師は、川崎大師・観福寺大師堂と並び関東厄除け三大師と言われる歴史あるお寺ですが、その参道では縁起あるだるまが売られています。だるまはお正月に購入して、1年の家内安全や無病息災の祈りを込めるものですが、その役目を終えただるまが、だるま供養に合わせて集まっています。ちなみに毎年1月21日には、西新井大師でだるま市が開かれているそうですよ。だるまを手に入れたい人はこちらもチェックしてみてください!(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。 2020年1月22日 編集部更新)

いざ、だるま供養へ!

だるま供養が行われる境内の光明殿へ向かいます。中へ入ると20人程度のお坊さんが色とりどりの法衣を着て並んでいます。見ていると寸分なく読経がはじまりました。

般若心経の合唱が響き厳かな雰囲気になった後、2人のお坊さんが火をつける竹棒を持って現れました。

火をつけた竹棒を持って、だるまの方へ近づきます。

いよいよ高く積まれただるまに火がかけられました!
じわじわと火が広がっていきます。

時折ぱちぱちと言う音が出てきたと思ったら、火柱が上がりました!

ある程度燃え上がるのを見て、お坊さんご一行が退出をはじめます。ほら貝の音と共に出ていく様は厳かな雰囲気がありますね!

西新井大師は境内にも見どころがたくさん!

境内を歩いて見ると、お祭りには欠かせない屋台もたくさん出ています!焼きそばや焼きとうもろこしの匂いにはいつもそそられますね!

また境内の山門を越えてすぐ左には、一際目を引くお堂があります。なぜなら、お地蔵さんが真っ白だからです!こちらのお地蔵さんは「塩地蔵」と言って、いぼ取りに霊験があるんだとか。お地蔵さんの塩をいただき、効いたら倍返しする習わしになっていて、いつしかしお地蔵と呼ばれるようになっていたそうですよ。

参道を歩いてグルメを堪能

西新井大師は、東武鉄道の東武大師線が本線から外れて引かれていることからもわかるように、昔から観光地として栄えてきたお寺です。参道を歩くと名物の草餅屋をはじめ、江戸時代から続く老舗が並び賑わっています!

ほかには、七味唐辛子屋さん、せんべい屋さん、べったら漬け屋さんなんてのもあります!

もちろんだるま屋さんも立ち並んでいますよ!

そして参道には、ご飯が食べられるお店も揃っています。私は通りの角にある「武蔵屋」さんへ。常連っぽいおじさんにおすすめを聞いてみると「ここはカツ丼がおいしいんだ!」と言うことで、カツ丼を注文。入口の番台で半券を買ってオーダーを頼むスタイルが珍しいですね。

卵とじされていて嬉しい。参道でも七味を売っていましたが、カツ丼に合うからお好みでかけてとのこと。食べてみると、おじさんの言った通りおいしいカツ丼でした!

全国各地に火祭りがありますが、都内でもだるまを供養する火祭りが営まれていました。上野から30分、新宿からも50分程度で行けるアクセスも良い西新井大師ですので、ぜひ行ってみてください!

祭り開催情報

名称 西新井大師 總持寺 だるま供養
開催場所 東京都足立区西新井1-15-1
西新井大師 總持寺
開催日 2023年2月3日(金)
アクセス 大師前駅から徒歩で5分
西新井大師西から徒歩で15分
関連サイト http://www.nishiaraidaishi.or.jp/even...
https://www.nishiaraidaishi.or.jp/event/
この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
1991年生まれ。仙台出身、埼玉育ちの祭り好きです!東北、関東のお祭りがメインですが、全世界おもしろいお祭りがあったら駆けつけます!お祭りのレポートは現地の臨場感を大切に写真・動画を活用し紹介。各地のグルメ情報もお伝えします!

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