例年6月下旬から7月中旬に開催される「西新井・風鈴まつり」
日本は四季に恵まれていますが、夏の猛暑を苦手にしている人は少なくないことでしょう。エアコンの効いた部屋にいると出づらくなるものですが、自然の風を感じることによって涼を求めることもできます。風鈴の繊細な音は暑さを和らげてくれることでしょう。東京都足立区の西新井では、例年6月下旬から7月中旬に「風鈴まつり」が開催されています。2021年は6月25日~7月18日の期間で行われています。
江戸時代の中頃から全国各地で生産されるようになった風鈴
夏の風物詩として定着しているガラスの風鈴は、江戸時代の中頃から作られるようになったと伝わります。全国各地で特徴的な風鈴が生産されるようになり、江戸風鈴、南部鉄風鈴、津軽びいどろ風鈴、小田原風鈴、西新井大師風鈴、伊万里焼風鈴などが魅力あふれる音を奏でています。
西新井の6か所を巡る「夏の街歩きスタンプラリー」
「西新井・風鈴まつり」では、「夏の街歩きスタンプラリー」が行われます。スタンプが準備されるのは東武スカイツリーラインの西新井駅、西新井駅から西に約500メートルのショッピングモール「アリオ西新井」、西新井大師周辺です。
6つの設置場所に準備されるスタンプは、各地の風鈴がデザインされたもので、新しいスタンプが押されるに従ってリーフレットがバラエティー豊かなものとなります。全てのスタンプを集めると、アリオ西新井1階のインフォメーションや清水屋で、景品の折りたたみ傘のポーチを頂くことができます。
個性的な風鈴で溢れるアリオ西新井
「夏の街歩きスタンプラリー」のメイン会場のアリオ西新井には風鈴が描かれたカーテンで覆われ、正面入り口には風鈴のトンネルが設置されます。トンネルに吊るされる風鈴は個性的で、豊かなデザインを楽しむことができます。トンネルの横に立つ浴衣を纏う人形には涼しさを感じることができることでしょう。
四季の気候に恵まれる日本で夏の猛暑を和らげる風鈴が夏の風物詩として定着しています。東京都足立区の西新井で開催される「風鈴まつり」では、西新井駅、アリオ西新井、西新井大師にスタンプコーナーが設置され、「夏の街歩きスタンプラリー」が行われます。全国各地の風鈴がデザインされたスタンプを集めながら、目と耳で涼を感じることができます。