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お食い初めとは?意味からコロナ禍でもできるやり方まで徹底紹介!

2020/6/20
2024/3/8
お食い初めとは?意味からコロナ禍でもできるやり方まで徹底紹介!

「お食い初め(おくいぞめ)」とは生後100日~120日目頃の赤ちゃんに「食べ物に一生困ることのないように」と願をかける赤ん坊のお祝いの儀式です。「百日祝い(ももかいわい)」や「お箸初め」とも呼ばれています。この記事では「お食い初め」の基礎知識から、コロナ禍でもできる「オンラインお食い初め」まで、幅広くご紹介します。

そもそも「お食い初め」とは?

平安時代から伝わる日本の伝統行事のひとつで、赤ちゃんの健やかな成長と「これから先、食べ物に困ることのないように」という願いを込めて、歯が生え始める生後100日~120日の頃に行います。

食器や祝い箸、鯛のおかしらなどの料理を揃えて、赤ちゃんに食べさせる真似をします。この時期の赤ん坊はまだ歯が生え揃っておらず、固形物を食べることはできないので、あくまでも「食べさせる真似」のみで大丈夫です。

生後100日前後にお祝いするため、「百日祝い(ももかいわい)」や「100日祝い(ひゃくにちいわい)」、初めて箸を使って食べさせる真似をすることから「箸祝い」とも呼ばれる、一生に一度のお祝いです。

いつ、だれとやるの?

お食い初めは赤ちゃんの生後100日目に行うのが一般的ですが、日数はきっちり守らなくても大丈夫です。赤ちゃんの体調や成長を考慮して日を選びましょう。100日を経過してすぐの土日や大安の日に行う家庭も多いです。地域によっては110日目などに祝うところもあり、120日を過ぎてから祝うことを「食いのばし」といって、長寿を意味するといった風習もあるようです。

大家族や2世帯同居が当たり前であった昔の時代は、その家の年長者である祖父母が最初の一口目を箸で赤ちゃんの口に持っていくのが習わしでした。しかし、核家族で夫婦共働きが当たり前の今日では、仕事や子育てで父母が忙しい時期と重なるため、家族水入らずでささやかにお祝いする家庭が増えています。あまり形式には拘りすぎず、各々の家庭の状況や赤ちゃんに合ったやり方でお祝いしましょう。

用意するもの

日本古来の伝統儀式であるお食い初め。食器やお箸、食材や料理にも伝統の形式があります。

食器

最近は習わしにこだわらず、ベビー食器などで行う家庭も多いですが、正式にはお食い初めのお椀は漆器や高足の御膳を使用します。器の色は男女で異なり、女の子は外側が黒で内側が朱色の漆器、男の子は内側も外側も朱色の漆器が一般的です。朱色は古来中国では高貴さの象徴とされており、年月が経っても変色・消滅しないとされ長年愛用されてきました。日本でも神社仏閣やおめでたいものに朱色が使われてきました。地域によっては色が男女逆のところもあるので、予め確認しておきましょう。

また、食器の置き方にも決まりがあります。お膳内の手前左に飯碗(赤飯)、手前右に汁椀(お吸い物)、左奥に平椀(煮物)、右奥につぼ椀(香の物)、中央に高杯、平皿(鯛)はお膳の外に置くのが一般的なようです。宗派によって異なるので、予め確認すると良いでしょう。

お食い初めの器は、母方の実家が贈るという昔ながらの形式があったり、お膳はお宮参りの際に神社から頂いたりする場合もありますが、一度しか使わない物を購入するのに抵抗がある方は、食器だけをレンタルできるサービスもありますのでぜひ利用してみてください。

祝い箸

お食い初めは、赤ちゃんが初めて箸を使って食事をすることから「祝い箸」を使用します。祝い箸とは、柳の白木でできた長さが24センチの箸のことです。24センチは「末広がりの八寸」と言われており、漢字で8と書くと「八」このように下方に向けて広がっていくことから「あらゆる方向に広がる、永遠に発展する」などと言われています。

祝い箸はネット、または箸の専門店や百貨店、お正月の時期のスーパーなどで購入できます。お宮参りの際に神社から授かる場合もあります。

歯固めの石

歯固めの石とは、お食い初めの歯固めの儀式で使用します。歯固めの儀式とは赤ちゃんに石のように丈夫な歯が生えるようにと願うものです。やり方は、一通りの料理を食べさせる真似をしたあと、歯固めの石に箸を軽く当てその箸を「石のように丈夫な歯が生えますように」と願いながら赤ちゃんの歯茎にちょんちょんと優しく当ててあげます。

歯固めの石はネットでも購入できますが、お宮参りの際に授かる場合や、お宮参りをした境内で小石を拾ってお借りすることもできます。もちろん、その場合はお食い初めが終わったらきちんと元の場所に戻しましょう。

近所の河原などで拾ったものでも大丈夫です。できるだけ人が歩いていない、踏まれていないところから気に入ったものを拾い、儀式の前にしっかり洗って使用しましょう。煮沸消毒するとより一層安心です。また、地域によっては、石の代わりに梅干し、たこ、栗・くるみ、紅白もちを使う場合もあります。

 

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#歯固めの石

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食べ物の意味

日本では昔から食事の基本は、ご飯・汁物・おかず3品の「一汁三菜」とされており、お食い初めでもそれに倣ってお膳を用意します。地域によって食材が違う場合もありますが、一般的にお食い初めで用意するのは、鯛、赤飯、お吸い物、煮物、香の物の5つです。どれも縁起物であり、赤ちゃんの健康や幸せを願い色んな意味が込められています。

鯛(たい)はお食い初めには欠かせない食材です。鯛は40年以上生きる寿命の長い魚で、鮮やかな赤色は縁起もよく、「めでたい」と言う語呂合わせや栄養価も高いことから、日本では祝い事に欠かせません。鯛を祝い事で用いる際は、切り身ではなく丸ごと一匹「尾頭付きの鯛」を用意します。これは頭から尻尾まで「首尾一貫」、最初から最後まで全うするといった意味で「長寿」の願いが込められています。

赤飯

昔から赤い色には邪気を祓う力があり、魔除けになると信じられてきました。赤いご飯は太陽、小豆は星の輝きともいわれ、地域によっては悪い事が起きた時にはお赤飯を食べ、凶を返して福とする「縁起直し」になると言われています。赤ちゃんを病気や災いごとから遠ざけ、健やかな成長を願って頂きます。

お吸い物

「吸う力が強くなりますように」と言う意味を込め、お吸い物も用意します。中の具には「はまぐり」を入れるのが主流で、はまぐりは対になっている殻がぴたっと合うことから良縁を意味します。赤ちゃんが将来、良い伴侶に出会い、幸せになって欲しいという願いが込められているのです。

煮物

三菜のひとつには旬の食材や縁起の良い物をつかった煮物を用意しましょう。大根と人参で紅白、昆布は「よろこぶ」にかけた一家発展の意味があります。かぼちゃは六角形のかたちに切ると長寿の意味になり、れんこんの穴は見通しがきく明るい未来を表します。また、竹の子は真っ直ぐすくすくと育つといった意味があります。

香の物

「香の物」とは漬物のことで、漬物には長寿の意味があります。季節の野菜や地元の名産品の漬物、酢の物でも良いです。酢の物の場合は、紅白なますやたこの酢の物が縁起物とされていておすすめです。

食べさせる順番

お食い初めには、お料理を食べさせる正式な順番があります。最近ではこだわらない家庭も多く、地域によっても異なりますが、基本的な順番は以下のようになります。

赤飯→お吸い物→赤飯→鯛→赤飯→お吸い物
赤飯→煮物→赤飯→お吸い物
赤飯→香の物→赤飯→お吸い物
赤飯→歯固めの石→赤飯→お吸い物→赤飯

コロナ禍でもできる「オンラインお食い初め」

お食い初めは生後100日前後に行うのが一般的ですが、必ずしも厳守する必要はないため、生後1ヶ月前後の「お宮参り」と一緒に行う家庭も多いようです。お宮参りとセットで行えば家族や親戚が集まりやすい、金銭面の負担を抑えられるといったメリットがあります。

しかし、現在のコロナ禍で「神社には行きづらい」「祖父母や親戚と大人数で集まるのは控えたい」という方も多いでしょう。そんな中、ZOOMなどのWEB会議ツールを利用して、祖父母や親戚にお食い初めを中継する「オンラインお食い初め」を行う家庭が増えているようです。両親が行うお食い初めをオンライン中継することで、祖父母や親戚の方々にも手軽に披露することができます。遠方にいる場合でも、これなら簡単に参加できますよね。

まとめ

いかがでしたか?お食い初めの儀式は「大きくなってね」「これから先も食べ物に困りませんように」と願いながら行いましょう。あまり形式に拘りすぎず、それぞれのご家庭やお子さんに合ったやり方でお食い初めを楽しんでください。新型コロナをきっかけに始まったオンラインお食い初めという新しい試みも、気軽に多くの人に祝ってもらえることから、もしかしたら今後は主流になるかもしれませんね。

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