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7年に一度の祭典!長野・飯田お練りまつりの様子を一挙公開!

更新日:2022/4/20 いなむ
7年に一度の祭典!長野・飯田お練りまつりの様子を一挙公開!

長野県飯田市では2022年3月25日から27日の日程で「飯田お練りまつり」が開催され、獅子舞や行列が練り歩き、町中が賑わいを見せた。

26日に現地に伺ってみると、新型コロナウイルスの流行や雨などの困難を乗り越えながらも、盛大に行われる姿に感動した。大きな獅子舞や長い行列など、迫力のあるお祭りの様子をお伝えする。

長野・飯田お練りまつりとは?

お練りまつりは長野県飯田市で行われる7年に一度のお祭り。寅年と申年に行われ、大宮諏訪神社の式年大祭として実施される。大勢の人が街に出て練り歩くことから「お練りまつり」と言われる。慶安4(1651)年に飯田藩主の脇坂安元が、大宮諏訪神社の社殿を大きく改築し、それを祝い翌年祝賀祭を開催したのが始まりだ。それから約400年もこの地で受け継がれている。

飯田お練りまつりの様子

それでは、お練りまつりの様子を振り返ってみよう。街を歩いていると、獅子舞や大名行列など、様々な出し物に出会うことができた。

例えばこちらは一色獅子舞。白い大きな蚊帳が特徴だ。この蚊帳の中には大きな太鼓が入っており、木組みによって支えられているので高さもある。

こちらが羽場獅子舞。10人は余裕で入りそうな大きな体をしている。これだけ大きな体を動かすということは担い手同士の声かけが不可欠だ。「一回後ろ下がってから前に進もう」とか、「ここから曲がります」とか、協力し合う姿が印象的だった。

獅子舞は練り歩くだけでなく、門付けも行う。大きな獅子が舞う時には、その前で子供の獅子が舞うこともある。その奥には天狗や鬼も立っている。

道端には屋台が並んでいる。牛串、ぶたたま、ポテトなど。お腹が空いたら、手軽に食べに来られるのが良い。

なかには獅子頭を売っている祭り道具のお店もあった。こちらは「くっつき獅子マン」!色々なところに飾れそうな獅子だ。手軽に獅子舞に触れられる環境があることにとても驚いた。

見どころは獅子舞だけではない。こちらは、銀座次郎長道中である。戦後の飯田大火ののちに、復興祭で商店街の人を中心に踊り始めたのが始まりとのこと。江戸時代にタイムスリップしたような気分にもなった。

獅子舞がお囃子とセットになっている場合もある。こちらは代田獅子囃子。獅子の前ではきらびやかな衣装を身にまとった子供達が扇子を両手で持ちながら舞っている。また、獅子の後ろには囃子屋台がついており、このような形式の獅子舞はとても珍しい。

これから大名行列も始まるのだろうか。雨なのでカッパで衣装が隠れているが、雨天決行という気合いを感じる。

胴体の部分が濡れないように、胴体の部分にビニールをかけて工夫して、練り歩きを実施している獅子もいた。こちらは名古熊獅子舞だ。

こちらは東鼎獅子舞。こう見ると、とっても大きい!道路の片側車線を埋め尽くすほどの大きさだ。水玉模様の柄の蚊帳をまとっている。道路も交通規制がされており、歩行者天国状態だ。

こちらは東野大獅子。激しく首を振るしぐさが印象的だった。人気の獅子舞のようで観客がとても多く、窓から身を乗り出して見物されている方もいた。

こちらは北方獅子舞。写真左の緑の仮面を被った鬼は、カッパを着ていてシュールだ。雨ならではの光景だと感じる。

獅子舞だけでなく、虎舞もいた!こちらは新田虎舞だ。顔や色、その大きさなどよくよく考えても見れば、ジブリの映画に出てくるネコバスのようにも見える。虎舞といえば、個人的には東北の南三陸沿岸で盛んな印象があったが、飯田にも虎舞があることにびっくりした。

お練りまつり当日の様子はこちらのYoutubeの動画にもまとめたので、ぜひご覧いただきたい。

飯田お練りまつりの見どころ

このように、飯田お練りまつりは町中を歩き回っているだけで、様々な出し物に出会える。3月26日に訪れた時には、町中に20を超える獅子舞や行列や出し物が溢れかえっていた。屋台も並んでおり、お祭り気分が十分に味わえた。

コロナ禍であり雨の中での開催となってしまったが、それを乗り越えるように7年目の節目を祝う盛大な祭りが繰り広げられていることに感動した。運営側が町中にテントを設置し、消毒や検温を積極的に実施している一方で、地域に根付く祭り魂のようなものが見られた1日だった。飯田お練りまつりの詳しい開催情報はホームページをご覧いただきたい。

他にもある!長野県の7年ごとのお祭り

また、2022年は飯田お練りまつりの他にも、長野県の各地で7年ごとのお祭りが開催されている。善光寺の御開帳(4月3日から6月29日)があったり、諏訪の御柱祭が行われたりとイベントが盛りだくさんだ。御柱祭に関しては、4月の山出しが通常通り人力での運び出しが難しいようで、5月以降の里曳きなど、今後の開催に注目していきたい。

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この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
獅子舞マニアです。ライターやカメラマンをしています。趣味は、獅子舞の鼻を撮影することです。その他クレイジーな祭りにも潜入します。

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