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大曲の花火 SPRING FESTAが2日連続で開催!感動の再始動を写真30枚で振り返る

更新日:2022/5/26 おーわ
大曲の花火 SPRING FESTAが2日連続で開催!感動の再始動を写真30枚で振り返る

2022年4月29日から30日にかけて、秋田県大仙市にて大曲の花火 SPRING FESTAが雄物川河川緑地運動公園(「大曲の花火」公園)で開催されました。

“花火の聖地”で公式の花火大会が行われるのはおよそ1年ぶりで、4月29日には新作花火コレクションが、4月30日には春の章がそれぞれ行われました。(両大会とも2021年に引き続いて実施された#花火駅伝の一環として開催)

いったいどのような大会だったのか…本記事では大曲の花火 SPRING FESTAの様子について、30枚超の写真を交えながらお届けいたします。

約1年ぶりに大曲の花火が復活!しかもまさかの2日連続開催!!

年末もまた年末を迎えた2021年12月22日、大曲の花火オフィシャルサイトを通じて少し早めのクリスマスプレゼントが届けられました。

2022年4月29日-30日に「SPRING FESTA」と称し、2日連続で花火大会を開催します。

29日(金)には、次世代を担う全国の若手花火師が競う「新作花火コレクション2022」を開催。30日(土)には、創立60周年を迎えた日本煙火芸術協会とコラボして「日本の花火」の技術の粋を結集した「春の章」を開催します。

そのプレゼントの正体は2021年3月27日に行われた新作花火コレクション以来、およそ1年ぶりとなる花火大会開催のお知らせだったのです。

それだけでも嬉しさ100倍なわけですが、今回はなんと2つの大会(新作花火コレクション、春の章)が連日にわたって開催されるときたのですから、100倍の枠に収まりきるはずもありません。

開催をおよそ1ヶ月前に控えた2022年4月1日には「再始動」にかける想いが込められたPVも公開され、来る当日への期待がさらに高まります。

待ちに待った”聖地”での花火大会…果たしてどのような光景が繰り広げられたのでしょうか。

珠玉の作品群が”聖地”に煌めいた大曲の花火 新作花火コレクション

SPRING FESTAの1日目を飾るのは大曲の花火 新作花火コレクション

気象庁が公表している過去のデータによると、直近10年間の4月29日において花火打ち上げ時間にあたるタイミングで降雨を観測したのは2回のみと、天候に恵まれる傾向にあるとのこと。

しかしながら、この日は無情にも冷たい雨が降る厳しい展開…記念すべき「再始動」にいきなり試練を与えてくるとは、神様もなかなかに意地悪なものです。

それでもパイプ椅子やテーブルが整然と並ぶ光景を見ると、久しぶりに”聖地”で花火大会が行われるんだなという嬉しさが込み上げてきます。

そんなわけで、まずはオープニング花火から!

「これぞ大曲の花火!」と言わんばかりの美しい花火が”聖地”に華を添えます。

メインプログラムの花火競技では、各社の若手花火師さんたちが手がけた芯入割物花火(10号玉1発)と新作花火(4号玉10発、5号玉8発)が次々と披露されていきます。

10号玉芯入割物の部「昇曲付 四重芯変化菊」(菊屋小幡花火店/群馬県)

10号玉芯入割物の部「昇り曲導付 四重芯菊先紅緑銀乱」(伊那火工堀内煙火店/長野県)

新作花火の部「White〜幻想的な白銀の世界へ〜」(伊那火工堀内煙火店/長野県)

新作花火の部「群青ー真っ青な世界ー」(三遠煙火/静岡県)

競技大会の合間には大仙市に拠点を置く4つの煙火店さん(和火屋、小松煙火工業、北日本花火興業、響屋大曲煙火)による創造花火も。

創造花火 新作花火version 第一幕「Individuality」(和火屋)

創造花火 新作花火version 第二幕「雪輝精〜明日を照らす白い精霊〜」(小松煙火工業)

創造花火 新作花火version 第三幕「WISH〜溢れ出す再生の力〜」(北日本花火興業)

創造花火 新作花火version 第四幕「心緑」(北日本花火興業)

フィナーレ花火では鬼滅の刃 遊郭編の主題歌、Aimer「残響散歌」に合わせてワイドスターマインが披露されました。

ちなみに同日に開催された三陸花火大会(岩手県陸前高田市)でも同じ楽曲を用いたスターマインがプログラムの初っ端に披露され、奇しくも東北地方の隣県でバチバチに競演する形にw

冷たい雨が降る中での開催となりましたが、各社の若手花火師さんたちが手掛けた作品群が”聖地”を美しく彩りました。

なお、競技大会の結果については公式Facebookページで公表されていますので、気になる方はぜひご覧いただければと思います。

日本最強の花火が轟いた大曲の花火ー春の章ー

SPRING FESTAの2日目は大曲の花火ー春の章ー

例年であれば国内および海外の煙火店さんが手がける花火ショーが繰り広げられますが、本大会では日本最高峰の花火師集団こと日本煙火芸術協会が2020年に創立60周年を迎えた記念として、特別なプログラムが組まれました。

春の章としては3年ぶりの開催かつ特別プログラムでの花火披露、さらには天候に恵まれたのもあってか、開場前から長蛇の列が…。

日没前にも関わらず、堤防斜面に設けられたカメラマンエリアは今か今かと花火打ち上げを待ち侘びるフォトグラファーやビデオグラファーたちで大盛況。

コロナ禍に陥る前は当たり前のように見られた活気ある光景が久しぶりに帰ってきた…実に尊いものです。

空にほんのりと青みが残る中、Superfly「Ah」に合わせたオープニング花火でしっとりと幕開けを果たします。

本大会のメインとなる日本煙火芸術協会 60周年記念事業花火は全3章構成。

まずは第1章「伝統〜LEGACY〜」で江戸時代から昭和時代までの花火の進化の軌跡を振り返っていきます。

パート1「古」では日本花火の原点になった和火を披露

パート4「極」では10号玉芸術花火10発(千輪菊、八重芯菊)を披露

パート5「舞」ではコンピュータ制御による音楽花火を披露

第2章は「創造〜CREATE〜」では面白い形をした花火やストーリー仕立ての花火など、創造と革新に挑み続ける煙火店さんの今が垣間見えるユニークな作品が披露されます。

パート1 花-Blossom-では光の妖精たちが舞う花畑を花火で表現

パート3 物語-Story-では夜空の宝石を狙う怪盗団とそれを追う警察が繰り広げる逃走劇を花火で表現

そしてお待ちかね、第3章「飛翔〜FUTURE〜」は日本煙火芸術協会に所属する煙火店さんが手がけた芸術玉を含む、およそ12分間にわたるミュージックスターマイン!

“花火界のオールスター”のすべてが詰まった前代未聞の花火ショー…飛翔を通り越して昇天するほどに超絶豪華なものでした。

さて、ここまでで十二分に満足な内容が展開されてきたわけですが、フィナーレ花火でも畳み掛けるかのごとく超絶ワイドな花火で魅せてくれます。

全国花火競技大会の名物プログラム「大会提供花火」を彷彿させる超絶怒涛の凄まじい展開…エグい!ただひたすらにエグい!!そして最高に尊い!!!

さらにこれで終わらないのが大曲の花火…南こうせつ「満天の星」に合わせてのエール交換で会場が一つになります。(天候と機材の関係で記録できていませんが、前述の新作花火コレクションでも行われました)

風向きの関係でやや見えづらい場面もありましたが、最初から最後まで特別感に満ちあふれた素晴らしい内容でした。

まとめ

2022年4月29日〜30日にかけて行われた大曲の花火 SPRING FESTA。

大曲の花火が公に行われたのはおよそ1年ぶりのことで、「再始動」を祈念すべく2つの大会(新作花火コレクション、春の章)が連日に渡って行われました。

両日とも「大曲の花火」の名に相応しい素敵な花火が披露され、”聖地”を鮮やかに彩りました。

本記事執筆時点で全国花火競技大会が8月27日に有観客で開催されることが発表され、大曲の花火ー秋の章ーについても10月1日に開催する方向とのことで、今後の大曲の花火の動向に注目していきたいところです。

この記事を書いた人
オマツリジャパン オフィシャルライター
花火系散歩屋。関東を中心に年間で20〜50回ほど花火を観覧・撮影しています。花火がもっと楽しくなるブログ「ハナビディア」の運営も行っています。

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