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【大森鷲神社】正月をお迎えする事始め 酉の市で開運招福・商売繁盛!

【大森鷲神社】正月をお迎えする事始め 酉の市で開運招福・商売繁盛!

こんにちは,寒さが苦手なカワグチです。秋も深まり朝夕はめっきり冷え込む様になりましたが,皆さま如何お過ごしでしょうか。

ところで,11月のお祭りといえば「酉の市」。地域によっては親しみをこめて「おとりさん」「おとりさま」ともよばれ,鷲神社(大鳥神社)の重要な年中行事です。筆者はこの「酉の市」がやってくると,「もうそろそろ新年を迎える準備をしないといけないなぁ」と感じる時期であります。

酉の市とは

酉の市は,江戸時代から続く年中行事。開運招福・商売繁盛を願う酉の市は,武蔵野国南足立郡花又村(足立区花畑町)の大鷲神社が起源とされています。鷲神社の御祭神である日本武尊が東夷征伐の帰路に花又の地に立ち寄り,戦勝を祝したことが縁となり神社が建立されたと伝わります。この伝承にちなみ,日本武尊のご命日である11月の酉の日に「酉の市」が行われるようになりました(諸説あります)。

詳しくは,酉の市の特集記事がございますので,こちらをご参照ください。

大森・鷲神社の酉の市

東京の酉の市といえば,浅草「鷲神社」「長國寺」や新宿の「花園神社」が有名ですね。筆者が幼少のころ,祖母に連れられ何度か花園神社の酉の市にお参り行ったことがあります。至る所から三本締めが聞こえてきたことをかすかに覚えています。花園神社の酉の市ほどの人出はありませんが,大田区の大森にある鷲神社でも大勢の人が訪れる「酉の市」が執り行われています。筆者が知る限り,城南地区で行われる一番大きな規模の「酉の市」です。

ちなみに,令和元年(2019年)の酉の市は,一の酉が11月8日(金),二の酉が11月20日(水)です。直接の関係はありませんが,毎年11月8日は鞴祭り(ふいごまつり)の日。今年の「一の酉」は,火を扱う職人さんたちが,お稲荷様に安全を祈願するお祭りの日でもありました。

大森鷲神社・酉の市JR京浜東北線・大森駅の改札前に飾られた熊手

大森鷲神社の御由緒

大森鷲神社・酉の市大森鷲神社の鳥居(平成28年撮影)

御祭神:日本武尊
旧社格:(不明)
祭礼:11月酉の日
所在地:東京都大田区大森北一丁目15号12番
最寄駅:JR京浜東北線・大森駅,京浜急行線・大森海岸駅

創建の時期は不詳とされていますが,日本武尊を祀り江戸中期より武運開運・商売繁盛の神として多くの人々の信仰を集めてきました。毎年11月の酉の日には祭礼として「酉の市」が開催され,近隣の大森銀座商店街には100以上の露店が立ち並びます。

まちを上げての大イベント

普段は静かな神社ですが,11月の酉の日には酉の市が開催され大森の町全体が活気づきます。JR大森駅から神社へと続く大森銀座商店街には多くの露店が立ち並び,夕刻になると商店街や神社周辺は地元の買い物客をはじめ,仕事帰りの人,参拝者で大盛況となります。

若い会社員風のグループが
「お祭りやっているみたいだから,お参りしていこうよ」
と,仲間に声をかけて列に並ぶ姿をみると,地元の方だけでなく,大森で働いている方達からも崇敬されていることが分かります。

下の写真は,平成26年(二の酉)と平成28年(二の酉)の様子です。いずれも17:30から18:00頃。日が暮れる頃になると一段と賑わいをみせます。日和にもよりますが,参拝者の列は神社の脇にある鷲会館の裏手まで延びることがあります。鷲会館の裏手からですと,鳥居の前まで20〜30分。混雑時は境内に入ってから拝殿まで更に10〜20分ほどかかります。

大森鷲神社・酉の市時間帯によっては,神社脇の鷲会館の裏手まで参拝の列が並びます(平成28年撮影)

大森鷲神社・酉の市日が暮れるころには…(平成26年撮影)

大森鷲神社・酉の市露店の射的を楽しむ子どもたち(平成26年撮影)

境内には多くの参拝者と熊手商

比較的早い時間帯ですと,それほど混雑していませんが,17時を過ぎるとこのとおり。写真は平成28年の二の酉です。小雨にも関わらず多くの人が参拝に訪れていました。

大森鷲神社・酉の市境内にも多くの参拝者の列が続きます(平成28年撮影)

大森鷲神社・酉の市境内に飾られた奉納提灯。多くの企業が酉の市を応援しています(平成28年撮影)

大森鷲神社・酉の市神楽殿。運がいいとお囃子の生演奏を聴くことできます(平成28年撮影)

大森鷲神社・酉の市一年前の熊手は神社に納めます。熊手は,年を追う毎に少しづつ大きくしていくと良いといわれています。ときどき,屋台で買った飲食の容器殻を捨てる外人さんがいますが,神社の境内はごみ集積所ではないのでご注意を!(平成28年撮影)

大森鷲神社・酉の市拝殿前の熊手商の露店(平成28年撮影)

大森鷲神社・酉の市熊手商の露店は西側の参道にも続き,ときおり威勢の良い三本締めがあたりを響かせます(平成28年撮影)

混雑が苦手な方は,早い時間帯がオススメ

混雑が苦手な方は,早い時間帯をオススメします。今年(令和元年)は11月8日の「一の酉」にお参りしてきました。早く仕事を切り上げることができたので,16時30分頃に神社に到着。アーケード街や神社周辺はそれなりの人出でしたが,境内には短い列が出来ている程度で,数分で参拝が完了しました。

大森鷲神社・酉の市今年は時間が早かったため,スムーズに参拝できました。

大森鷲神社・酉の市拝殿の脇に「神社縁起熊手」の授与所が設けられています。

大森鷲神社・酉の市神社で授与していただいた熊手。初穂料900円。本稿を執筆しながら撮影。

御朱印は「酉の市」限定?

大森の鷲神社にも社務所はありますが,こちらでは御朱印を頂くことはできないようです。御朱印を頂けるのは「酉の市」の日に限られるとのこと。鳥居をくぐると右手にあるテントで,御朱印や,神社縁起熊手を授与していただけます。

大森鷲神社・酉の市御朱印の初穂料は300円。熊手は900円と1,500円の2種類。

令和元年の「二の酉」は11月20日

今年(令和元年)の「二の酉」は11月20日(水)です。「酉の市」は商売繁盛を願うお祭りですが,商売人だけでなく,得意先や会社の同僚と一緒に参拝する会社員の方も大勢います。「一の酉」に行けなかった人は,仕事仲間や同僚など皆さまお誘いの上,足を運んでみては如何でしょうか。

お出かけの注意点

・ 時間帯にもよりますが,人出はそこそこ多いため迷子に注意しましょう。はぐれた場合の待ち合わせ場所を決めておくと安心です。大森界隈は商業施設も多いので,お店に予約を入れておくのもいいかもしれません。
・時間帯によっては神社拝殿まで長い列ができます。トイレは駅で済ませておきましょう。
・11月末は日が暮れると寒くなる可能性があります。寒さ対策も忘れずに。

大森鷲神社へのアクセス

JR京浜東北線・大森駅からお越しの際,駅を出て右手にあるアーケード街(大森銀座商店街)を通ると,多くの露店が出るためお祭り気分を味わいながら神社に向かうことができます。しかし,大勢の人で賑わっているため中々前に進むことができません。参拝してからゆっくり露店を見て廻りたいとお考えの方は,駅前から西友方面に進み神社に向かうといいでしょう。

大森鷲神社地図

written by
カワグチマサト

カワグチマサト

一通り準備を終えたお祭りの前日の夜,ラフな恰好でゆったりとした時間を過ごすのが好きです。
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