「駅弁の日」ってご存知ですか? 今はなんでも記念日がある中で、ご多分にもれず駅弁も存在しております。ただ、ちょっとややこしいことに記念日は2つ存在しております。
1つは、宇都宮駅が日本で初めて駅弁を発売したと日とされる7月16日(諸説あり)。もう1つは「一般社団法人 日本鉄道構内営業中央会」が定めた4月10日となります。
4月10日の方は、なぜ、4月10日ということですが、これは弁当の「弁」の字を崩すと4と十の組み合わせとなり、「当」は(とう)になることからとのことです。面白いですね!
(参考:「7月16日は「駅弁記念日」、4月10日も「駅弁の日」…なぜ2つも記念日が?」at home vox)
なお、2つも記念日があって宇都宮駅と「一般社団法人 日本鉄道構内営業中央会」は揉めたりしないの?と思いきや、前者は「駅弁記念日」、後者は「駅弁の日」と名称を変え、更には宇都宮で駅弁を発売する大手のお店は中央会のメンバーとのこと。これで、上手く共存できているとのことです。良かったですね!
宇都宮のお祭りといえば「二荒山神社の天王祭」
駅弁発祥の地の1つとされる宇都宮でおすすめしたいお祭りが「二荒山神社の天王祭」です。
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どうです、カッコいいですよね!
なお、こちらのお祭りは非常に歴史が古く、なんと平安時代の869年までさかのぼります。京都に疫病が流行した時に、それを鎮めるために行われたのが始まりです。例年7月15日から20日にかけて行われ、各町内の約40基の子神輿(こみこし)が神社に安置された親神輿に対面するという、親子対面の神事があります。クライマックスである、子神輿が参道の石段を一気に駆け上がる姿は、この祭りの最大の見どころとなっております。
(参考:一般社団法人 宇都宮観光コンベンション協会)
2021年は残念ながら新型コロナウイルスの感染防止により中止となってしまいましたが、このお祭りは、前述のとおりそもそも疫病を鎮めるために始まったものなので、今年は是非開催してほしいですね!