※2020年は新型コロナウイルス蔓延の影響で自粛となりました。
2021年には無事に開催されることを願いつつ、コロナウイルスの終息のために感染予防を心がけましょう。
(2020年10月13日 編集部)
参加するバルーンは約120機!アジア最大規模の熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が今年も開催されます!今年は40回の記念大会となり、「第33回パシフィック・カップ」「2019熱気球ホンダグランプリ第4戦」「バルーンファンタジア2019」が行われます。
高く澄み渡った秋の空を舞うバルーンをみにいこう!
(この記事は2019年に公開されたものを再編集しています。2020年10月13日 編集部更新)
秋晴れの空を鮮やかに彩るバルーン。佐賀県の嘉瀬川河川敷を中心に年に1度行われる「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」では、まるで映画のワンシーンのような、色とりどりのバルーンが飛び立つ様子を目にすることができます。
2019年の開催は10月31日(木)から11月4日(月・祝)まで。一度見たら忘れられない景色を見に晩秋の佐賀へ出かけてみませんか?
そもそもバルーン競技ってなに?
1978年の「バルーンフェスタin九州」という小さなイベントからスタートし、今では競技大会の規模としてはアジア最大となりました。
バルーン競技とはどういうものなのか、簡単に言うと目的地へ向かってマーカーを投下し、その距離が最も近いパイロットが高得点となるもの。
とにかく、その日の気象状況しだいなので競技が行われるかどうか、どんな競技が行われるかは競技直前に開催される「タスクブリーフィング」という会議で決定されます。
ともなると、当日の日程がわかりにくい…のが難点ですが2018年からはLINEでの配信も始まりました!
公式アカウント(@sibfo)にて、実施期間中は毎日、午前のバルーン競技開催情報が配信されるそうなのでチェックしてみてください。
仕組みを知ればもっと楽しいバルーンの魅力
10月31日(木)~11月4日(月・祝)の13時から14時までは気球教室が開催されます。バルーンのパイロットやクルーたちが気球の仕組みを教えてくれるだけでなく、実際に気球に風をおくり、バーナーで熱風を立ち入れるという貴重な体験ができるまたとない機会!
予約は不要で、バルーン広場内南側(ローンチエリアに近いエリア)に汚れてもよい恰好で集合です。
※体験教室をはじめ、バルーンフェスタでは残念ながらバルーンに乗ることはできません。
子どもも楽しめるイベントも
朝の競技が終わった9:00~10:30頃には、「バルーンファンタジア」として競技エリアに可愛い動物や人気のキャラクターたちのバルーンが並びます!また、11月1日(金)には「キッズデー」として子どもむけの体験教室も。こちらでは本物のバルーンにさわったり、普段は入ることができないバルーンの中に入ったりすることができますよ。
バルーン広場や憩いの広場にはベビールームも数箇所設置されているので、赤ちゃん連れにも安心。さらに迷子対策として、小学生までの子どもを対象にした、迷子バンドも無料で配布されています。公式HPには、「当日着ている服を覚えておく」や「夜間イベント中は迷子の放送ができない」など子連れで行く時にチェックしておいたほうが良いポイントも掲載されています。
余裕があれば前日入りがおすすめ!
バルーンは風の影響を大きく受けるため、その影響を受けにくい早朝と夕方に競技が行われます。なかでも早朝にバルーンが一斉に飛び立つ場面は圧巻。朝の競技開始が、早い場合には6時30分過ぎなので、余裕があれば前日入りして早朝から楽しんでみてください。
大会期間中はSNSに「映える」写真が続々アップ!投稿されているものの一部をご紹介いたします!
本格的なカメラはもちろんですが、スマホのカメラでもとても良い写真が撮れますよ。
佐賀インターナショナルバルーンフェスタ【佐賀県】
熱気球の操縦技術を競う国際大会。
夜になると全てのバルーンの夜間係留が行われます。pic.twitter.com/CQKrTk3jsN
— 土日に行きたい日本の絶景 (@111kjdkr) October 17, 2019
佐賀市観光協会公式ポータルサイトには、バルーンフェスタ開催時の各種情報が掲載されているのでぜひご参考に!
シチメンソウ(出典:佐賀市観光協会公式ポータルサイト)
スタートが早ければ、他にも色々なところへ足をのばせるというもの!バルーンフェスタを楽しんだ後にもう一か所ぐらいどこかへ行きたいという方におすすめなのが、「海の紅葉」と呼ばれるシチメンソウまつり。11月2日(土)から11月4日(月・祝)まではライトアップされます。大会会場から無料シャトルバスが運行されるところもありがたいです。
また、せっかく前日入りするなら佐賀の見どころをもっと満喫したい!という方には11月2日から4日まで開催されている唐津最大の秋祭り「唐津くんち」もおすすめ。漆工芸品の勇壮で独創的な曳山が城下町を練り歩く姿は迫力満点。本格的な秋の旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
飛行機、電車?車の渋滞は?気になるアクセスをご案内
飛行機で行くなら
羽田空港―佐賀空港まで約2時間!1日5便(ANA)就航しています。
成田空港―佐賀空港は1時間45分ほど。1日2便(春秋航空日本)就航しています。
佐賀空港
↓ (佐賀市営バス(準急)/所要時間約35分 片道600円)
佐賀駅バスセンター(JR佐賀駅)
↓ (JR長崎本線/所要時間5分 片道210円)
JRバルーンさが駅
車で行くなら
福岡・大分・本州から行く方 長崎自動車道 佐賀大和IC経由(会場に最も近いインター)
佐賀大和IC→(佐賀市街地・佐賀空港方面へ)→国道264号線→国立病院前交差点→(長崎方面へ)→国道34号線(佐賀バイパス)→嘉瀬大橋(バルーン会場
長崎方面から行く方 多久IC 経由
多久IC→(小城・佐賀方面へ)→国道203号線(唐津街道)→三日月町五条交差点→(佐賀方面へ)→国道34号線(佐賀バイパス)→嘉瀬大橋(バルーン会場)
熊本・鹿児島・宮崎方面から行く方 八女IC 経由
八女IC→(大川方面へ)→国道442号線→(大川市)中原交差点→(佐賀方面へ)→国道208号線→(佐賀市)南佐賀交差点→(長崎方面へ)→国道208号線(環状南通り→環状西通り)→医大入口交差点→(長崎方面へ)→国道34号線(佐賀バイパス)→嘉瀬大橋(バルーン会場)
気になる渋滞は?
大会期間中は、会場を中心に周辺も含めて約4,800台以上(土日は約7,000台以上)の駐車スペースが用意されるそうです。
公式HP内にある駐車場案内では、最も近い「嘉瀬川河川敷・バルーン会場北駐車場」を始め随時混雑情報が提供されるので、車で行かれる方はこまめに確認を!
駐車場の開場はAM5時。6時過ぎぐらいから渋滞が目立ってくるようです。やはり、土日は会場を中心に大混雑するので、せっかく早く出たのに一斉離陸に間に合わなかった…なんてことがないように、公共交通機関、特に臨時の駅も開設される電車がおすすめです。
電車で行くなら
10 月31 日(木)から11 月4日(月・祝)までの5日間、臨時の「バルーンさが駅」が設置されます。列車を降りたらすぐ会場なのでとっても便利。
JR佐賀駅
↓ (JR長崎本線肥前山口方面・JR唐津線多久方面 /所要時間約5分)
JRバルーンさが駅
開催期間に合わせて、往復のJR券と吉野ヶ里公園駅~バルーンさが駅間のフリー区間がセットになった「佐賀バルーンフリーきっぷ」も発売されるので、電車で行かれる方はチェックしてみてください!