春本番、暖かいお花見日和が続いています。この記事では東京都大田区の桜の名所の一つ、多摩川六郷橋緑地沿い六郷土手の桜の様子をお知らせいたします。
整備された六郷土手は散策にぴったり!
六郷橋から六郷水門までの河川敷に広がる玉川六郷橋緑地公園。整備された遊歩道では、散策をしている方やランニングをしている人、サイクリングをしている人を多く見かけます。この時期は土手沿いの桜が満開となり、多くの方が、散策をしながらお花見を楽しんでいました。
桜の木も大きく、手に届く場所まで枝が伸びて、花がとても近い場所で写真撮影を出来る為、皆さん思い思いにシャッターを切っていました。
途中には、桜並木に近い道に分かれているので、桜のトンネルを歩いて通過するような道もありました。
土手の斜面でレジャーシートを引いて、お花見している方も。大人数での宴会のようなお花見客はおらず、みなさん静かに少人数で、短時間でお花見をされていて、しっかりと感染予防対策もされていました。
お子さまも喜ぶ遊具がある公園も!
河川敷の途中には、大きな芝生の広場や、お子さまが遊べる遊具のある公園もあり、子どもたちが楽しそうに遊んでいる姿も見ることができました。自転車の練習をしたり、縄跳びをしたりとお子さまの楽しそうな声が聞こえます。
歴史ある「六郷水門」
昭和6年(1931年)に竣工して以来、下水道が普及するまで、六郷用水の未流をはじめ、六郷や池上、矢口、羽田の一部地域の生活用水の排水処理をしました。
水門に架かる橋の高欄の「郷」の字を「口」の字で囲むデザインは、地元の旧六郷町の町章から用いたものだそうです。堤内地の舟だまりは、かつて舟運にも利用されていて、雑色運河と呼ばれたころの雰囲気が残っていました。
黄色いカタバミの花も咲いていて、黄色とピンクの桜、土手の緑、青い空の自然の色合いがとてもきれいな場所もあり、ついカメラのシャッターをたくさん押してしまいます。
前方に大きな橋が見えるのは、「大師橋」。その先は、「羽田空港」です。大師橋まで土手の遊歩道を歩き、太子橋を超えて川崎市へ歩く散策コースも人気のコースのようでした。
春の景色を楽しみながら、ゆっくりとお花見散策を楽しめるスポットでした。
まとめ
いかがだったでしょうか??東京都大田区、多摩川六郷橋緑地沿い六郷土手の満開の桜の様子を現地レポートいたしました。京浜急行六郷土手駅からも近く、とてもアクセスも良い場所でした。レジャーシートを引いたお花見は出来ない分、ゆっくりと六郷土手を歩いたり、サイクリングしながらのお花見も、とてもゆっくりとした時間を過ごせました。