目次
歴代城主の家紋や真田家に因むバラエティー豊富な御朱印が頒布される眞田神社
全国各地の神社や寺院では参詣の記念に御朱印を頂くことができます。御朱印帳に訪れた神社や寺院の御朱印が並ぶと、貴重な思い出となり写真とは趣の異なる味わいが滲み出てくるものでしょう。長野県上田市の上田城祉公園内本丸跡に鎮座する眞田神社では、戦国時代に信州で活躍した真田家に因むバラエティー豊富な御朱印が頒布されています。通常の御朱印の右上には真田家の家紋、六文銭の印が押され中央には月変わりで智、仁、勇の文字が記されます。
長い槍を手に馬で疾走する真田幸村公、兜が描かれる御朱印などは、戦国史に興味をもつ方であれば見逃すことができないデザインと言えるでしょう。
眞田神社では、拝殿の北に接するように御朱印受付が設けられています。
戦国武将の武運からのパワーが漲る授与品
御朱印受付に並ぶ授与所には、長い窓口に豊富な種類の授与品が並んでいます。お守りや絵馬には、真田家の武運にあやかったパワーが漲っているようです。
真田昌幸公が築城した上田城の本丸跡に造営された神社
眞田神社は戦国時代の末期1583年に、真田昌幸公によって築城された上田城の本丸跡に造営されています。社殿は明治維新後に建立され、真田氏、仙石氏、松平氏の歴代上田城主を御祭神としています。
境内に溢れる戦国時代の名残
上田城址でもある眞田神社の境内には、戦国時代に卓越した兵法で幾多の合戦で勝利を収めた真田家の名残が満ち溢れています。真田信繁(幸村)公が身に着けたと伝わる巨大な「鹿角脇立朱塗兜」や、槍で出撃命令を下す若き信繁公の像からは、戦国武将の勇敢さが溢れ出してきます。上田城で唯一の大井戸、「真田井戸」には抜け穴が設けられていたという伝説もあるようです。
神社の玄関の役割を担う鳥居の東には上田城の東虎口櫓門が残されています。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』で、関ケ原に向かう徳川秀忠の大軍を迎え撃つ真田昌幸公、信繁公の親子の姿が目に浮かんでくるようです。
一年を通して行われる様々な年間イベント
戦国時代からの信州の歴史が漲る眞田神社では、新年の元始祭、節分追儺祭、夏越の大祓い、春秋の例大祭ほか、一年を通して様々な年間イベントが行われています。例年、上田城址公園で開催される、4月上旬の「上田城千本桜まつり」や11月初旬の「秋の紅葉まつり」の時期には大勢の参拝者で賑わいます。また、東虎口櫓門前で毎日のように行われる「信州上田おもてなし武将隊」のパーフォーマンスも見応えがあります。
長野県上田市の眞田神社では、歴代上田城城主の家紋や戦国時代に活躍した真田家に因むバラエティー豊富な御朱印を頒布しています。社殿は上田城の本丸跡に建立されているため、境内には戦国武将のパワーが漲ります。