日本さばけるプロジェクト実行委員会(本部:東京都千代田区、実行委員長:学校法人服部学園理事長 服部 幸應)と日本財団(本部:東京都港区、会長:笹川 陽平)は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、各地で中止が相次いでいる秋の風物詩「さんま祭り」を、『オンラインさんま祭り2020』としてWEB会議ツール「Zoom」を使って2020年10月10日(土)に配信する。
秋の風物詩「さんま祭り」を、Zoomにてオンラインで配信
日本さばけるプロジェクト実行員会は、日本財団が、総合海洋政策本部、国土交通省とともにオールジャパンで推進する「海と日本プロジェクト」の一環として「日本さばけるプロジェクト」を2016年から展開してきた。日本さばけるプロジェクトは、チャンネル登録者数17万人を誇るYoutubeチャンネル「さばけるチャンネル」や、全国44都市で毎年2000人以上が参加する「海と日本さばける塾」などを展開し、海離れ・魚離れが進んでいると言われている若者をターゲットに、「魚をさばく」という行為を通して、海への関心を高め、海洋環境の保全や、海の幸を大切に頂く食文化の継承を目指すムーブメントだ。
一方で、2020年の年頭から猛威を振るってきた新型コロナウィルス感染症がいまだ収束していないことを背景に、年間数万人が訪れる秋の風物詩「目黒のさんま祭り」を始め、「水元公園さんま祭り」、「三陸・大船渡 東京タワーさんままつり」など、首都圏各地の「さんま祭り」の中止が相次いでおり、都市部の若者が「魚」に触れる機会が減少し、海の幸を大切に頂く食文化の継承が希薄化していくことを危惧している。
そこで、日本さばけるプロジェクト実行員会と日本財団は、コロナ禍の中で出来ることはないかを模索してきた結果、各地で行われてきた「さんま祭り」の伝統、そして、それらに参加・継承してきた「魚を愛する人々」の思いと連帯感を維持・発展させるために、WEB会議ツール「Zoom」を使ってオンラインで「さんま祭り」を配信するイベント『オンラインさんま祭り2020』を、2020年10月10日(トト(魚)の日)に開催することを決定した。
当イベントでは、古典落語の名作「目黒のさんま」にちなんだ「オンラインさんま寄席」に加え、ゲストにタレントで管理栄養士の資格を持つ水野裕子氏を招き、当プロジェクトの服部実行委員長を交えてさんまの魅力を熱く語る「オンラインさんまトーク」(以上、第1部)、さんまをさばいて水野氏のオリジナルさんまレシピを一緒に料理する「オンラインさばける塾」(第2部)の2部構成で配信する。
なお、『オンラインさんま祭り2020 』に参加し、さんまをはじめとした「魚」の料理や食事の様子をInstagramに投稿してもらう「海のごちそうウィーク キャンペーン byさばける塾」も10月10日(土)から11月10日(火)まで実施する。投稿者には、抽選で10名に、海のごちそう関連商品をプレゼントする。
『オンラインさんま祭り2020』 イベント詳細
■イベント概要
イベント名:オンラインさんま祭り2020
開催日時:2020年10月10日(土)16:00〜18:00
※15時45分から、待機ルームに入れる。
配信方法:Zoomによるオンライン配信
※リンクは、申込された方に前日までに送られる。
参加方法:パスマーケットでの事前申し込みとなる。
※参加希望者は、お申し込みボタンまたは下記のリンクから申し込める。
Yahooパスマーケットリンク:https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/012zzk9a70811.html
主催:日本さばけるプロジェクト実行委員会、日本財団
後援:「目黒のさんま祭り」実行委員会
※イベントの詳細内容は、以下のページから確認できる。
http://sabakeru.uminohi.jp/sanma2020/
■タイムスケジュール
【第1部 16:00~17:00】
●オンラインさんま寄席 ー さんまで笑おう! ー
「落語初心者からマニアまで大爆笑」をモットーに、テレビ・ラジオ・Youtubeで大活躍の噺家・鈴々舎馬るこ(れいれいしゃ まるこ)氏による、さんまをテーマにした楽しい新作落語を配信する。
●オンラインさんまトーク ー さんまを語ろう!ー
タレントの水野裕子氏をゲストに迎え、環境科学者・気象予報士の井出迫義和氏をモデレーターに、鈴々舎 馬るこ氏、日本さばけるプロジェクトの服部実行委員長を交えて、さんまの魅力、美味しい食べ方、今年の不漁の理由など、さんまについて熱く語り合う。
【第2部 17:00~18:00】
●オンラインさばける塾 ー さんまを食べよう!ー
参加者全員、Zoomをみながら、水野裕子氏のオリジナルさんまレシピを一緒に料理する。レシピは、「さんまのトマトソースソテー」を予定している。料理指導は、国際クッキングスクール副校長の内堀恵子氏が、Zoom上で、さんまのさばき方、料理方法を指導するため、料理の苦手な方も安心して参加できる。料理が終わったら、みんなで実食する。
水野裕子氏のオリジナルさんまレシピ「さんまのトマトソースソテー」
■出演者(敬称略)
服部 幸應 (さんまトーク出演)
(学)服部学園理事長、服部栄養専門学校校長、日本さばけるプロジェクト実行委員長。「食は人の心と体を育むものである」という精神のもと、長年に渡り「選食能力」、「しつけ」、「食糧問題」の3つの柱から成る”食育”の必要性を説き、実践している。
水野 裕子 (さんまトーク出演)
タレント。持ち前の運動神経と明るく健康的なキャラクターを活かし、テレビ番組のロケでは国内外で釣りや登山などにも挑戦。2006年トリノ冬季五輪ではTX系の番組で現地リポーターも経験。2019年4年制大学を卒業し「管理栄養士」の資格を習得。
鈴々舎 馬るこ (さんま寄席・トーク出演)
噺家。「落語初心者からマニアまで大爆笑」をモットーに、古典落語・新作落語限らず、現代的視点での高座を行う。年に複数回寄席のトリを任される。 ラジオ文化放送「くにまるジャパン極」レポーター、BS日テレ「笑点特大号」若手大喜利レギュラー、YouTube配信大喜利「大喜利セーフ22」「大喜利2アウト」レギュラー。
井手迫 義和 (モデレーター)
環境科学者、気象予報士、ラジオMC。環境問題に関するトークに定評があり、気候変動、環境問題、社会貢献活動をテーマとしたラジオ番組のMCを10年以上続けている。WMO(世界気象機関)から気候変動について放送できる能力があると認められた数少ない日本人。
内堀 恵子 (さばける塾料理指導)
国際クッキングスクール副校長、国際学院埼玉短期大学特別講師、専門調理師、介護食士指導員、専門調理食育推進委員。家庭向きにわかりやすく、作りやすいレシピには定評があり、オリジナルメニューも数多くある。各種コンテストの審査員や各社イベント講習会などで講習も行っている。2011年「美味しい歳時料理12か月」を出版。
■イベント参加のお申し込み
参加希望者は、以下のリンクから申し込める。
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/012zzk9a70811.html
・zoomを視聴するための、インターネット、パソコン環境は各自で用意する必要がある。
・「オンラインさばける塾」は、インターネットでzoomを視聴しながら、自宅で調理をしていただく。
・レシピ詳細は申し込みされた方に送られる。
・調理器具、食材(食べる人数分のさんま)、調味料、食器等は各自で用意する必要がある。
・インターネットでさんまを注文したい方はこちらから購入できる。
・鎌田水産オンラインショップ:http://3riku-aji.com/
(注文締切日:10月2日㈮)
注文時「備考欄 ※のしの指定、鮮さんまを含まない商品の配達希望日などご希望がございましたら、ご記入ください」という項目に「オンラインさんま祭りで使用」と記載する。
■イベントに関する問合せ
日本さばけるプロジェクト実行委員会 事務局
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-7-16 市ヶ谷KTビルII 9階 株式会社さとゆめ内
Tel: 03-5275-5105
Fax: 03-5357-1514
Mail:[email protected]
HP: http://sabakeru.uminohi.jp/
※本プロジェクトは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として実施している。