皆さん、こんにちは! 早速ですが、滋賀県だけにない、あの有名な「コーヒーショップ」ってご存知ですか?
↓
↓
↓
それは…
「ドトールコーヒー」となります。
全国で最もコーヒーを消費している県庁所在地・大津市を抱える滋賀県なのに*、ドトールがないとは本当に意外ですよね。
※総務省統計局ホームページ「家計調査」(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング (2020年(令和2年)~2022年(令和4年)平均)
以前はあることはあったのですが、唯一存在した店がガソリンスタンド併設店であり、そのガソリンスタンド閉店に伴い、そのまま消滅してしまったとのことです。これは非常にもったいないですよね。ぜひ復活を願うところです。
ちなみに、ドトールという名称ですが、こちらはポルトガル語で博士(ドクター)という意味とのことです。「博士?、なんで? 」という感じとなってしまいますが、こちらは創業者がブラジルのコーヒー農園で働いていた時に、住んでいた通りの名前が「ピント博士通り」であったことに由来します。この方はサンパウロ法学の父と呼ばれる偉い方で、創業者はこの方にあやかり名付けたとのことです。
しかし、まさか「ドトール = doctor」だったとはびっくりですね。「滋賀にはドトールがない」とセットで、人にうんちくをひけらかしてやりましょう。
さて、そんな滋賀県ですが、5月に開催されるおすすめのお祭りがあります。その名も「青鬼まつり」!
滋賀県で5月に開催されるおすすめのお祭りは「青鬼まつり」!
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
「青鬼まつり」。名前だけみると怖い感じがしますが、その怖さにはきちんとした理由があります。
そもそも、こちらの「青鬼まつり」ですが、滋賀県大津市にあります大本山 石山寺で行われます。こちらは学問の寺とも呼ばれており、膨大な経典や聖教(僧侶の修行用のテキスト)があります。そこに鎌倉時代に活躍した石山寺屈指の学僧 朗澄律師(ろうちょうりっし)という方がおりました。
この方は、これらのお経や聖教の収集・整備・保存に尽力された方の一人であり、「自分が死んだら鬼の姿になって人々を守る」と言い残して世を去ったと伝えられております。なお、こちらのお寺では、長さおよそ2メートルある大きなうちわでお香の煙をあおぎ、訪れた人の厄を払っていただけます。さらには、青鬼さんが参拝者に厄除けのうちわも配布してくれます。
厄除以外にも、福徳・安産・縁結の効果があるとのこと。もちろん、学問の寺ですので、学問の願掛けにも効果あり。こんなご利益いっぱいの石山寺で開催される「青鬼まつり」に是非参加してみませんか。いいこと尽くしの石山寺に行かない手はないですね!
毎年、5月の第3日曜日に開催されますが、2023年は5月21日(日)の午前9時30分からの開催となります。詳しくは大本山 石山寺のホームページをご確認ください。
参考記事:
「ドトール 名称由来」(ドトールコーヒー公式H.P)
「都道府県別コーヒー消費量」(都道府県別統計とランキングで見る県民性)
「滋賀に唯一あるドトール閉店」(Sakuranpost)
「大本山 石山寺」(石山寺公式H.P)
「大うちわで厄除け」(NHK関西newsweb)