JR総武線の市ケ谷駅~四ツ谷駅の区間で車窓花見
首都圏には網の目ように鉄道網が張り巡らされています。都心の外周を環状のJB山手線が走り、その中の移動は地下鉄が中心となっています。都心を走るJR路線は限られていますが、総武線は秋葉原から新宿まで首都圏を東西に横切ります。中でも市ケ谷駅~四ツ谷駅の区間の東のエリアは江戸城の外濠に沿って走ります。濠は桜並木で縁どられ総武線から車窓花見を楽しむことができます。
元祖山の手と言われる東京都新宿区の市ケ谷
東京都新宿区の市ケ谷は、元祖山の手と言われています。江戸時代には払方町付近には大名屋敷が建ち並び、明治時代以降にもいち早く高級住宅地に生まれ変わりました。エリア内には江戸城の外濠が残され、濠に架かる市ケ谷橋の東西には桜並木が延々と繋がります。市ケ谷の外濠の北側では桜並木をゆっくりと散策できるばかりでなく、穏やかな水面越しにJR総武線の車両を眺めることができます。
花見の名所の一つに数え上げたくなるJR総武線の市ケ谷駅
濠端の桜はJR総武線の市ケ谷駅のプラットホームからもくっきりと見ることができます。ホームの長さを超える桜並木を見ていると花見の名所の一つに数え上げたくなることでしょう。
JR総武線の市ケ谷駅に入線する下り電車は、飯田橋駅から外濠北側の桜並木を見ながらプラットホームに到着します。
JR総武線の市ケ谷駅~四ツ谷駅の区間の南側に続く桜並木
市ケ谷駅からJR総武線に乗車しても、四ツ谷駅に向かって南側に外濠越しの桜並木が眺めることができます。市ケ谷駅~四ツ谷駅での車窓花見区間は市ケ谷駅寄りの約300メートルです。
外濠の西端を過ぎると四ツ谷のエリアに入り、市街地を抜けて四ツ谷駅に入線します。四ツ谷駅から線路を超える四谷見附橋からは、プラットホームの屋根越しの桜を見ることができます。駅の南側には上智大学のキャンパス沿いに桜並木が繋がります。
東京都新宿区の市ケ谷には江戸城の外濠が残され、濠沿いには桜が並木を作っています。濠端ばかりでなくJR総武線の市ケ谷駅からも濠越しに桜並木を眺めることができます。さらに四ツ谷駅方面に向かう下り車両に乗車しても南の車窓には桜の花が繋がります。