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鮮やかな黄色で彩られる「ソレイユの丘」
夏の空でぎらぎらと輝く太陽はフランス語では「ソレイユ」です。神奈川県横須賀市の「ソレイユの丘」は、例年7月中旬から8月下旬にかけて、ヒマワリの花で覆われます。2020年は新型コロナ感染拡大のため、数多くのイベントが中止となりましたが、「ソレイユの丘」では例年通りヒマワリの植栽が行われ、園内を鮮やかな黄色で彩っています。ソーシャルディスタンスを確保しながら、真夏の気分に浸ることができます。
三浦半島の小高い丘に整備された農業体験型総合公園
「ソレイユの丘」は横須賀市西部、三浦半島の小高い丘に位置します。かつての大日本帝国海軍の第2横須賀航空基地の跡地が農業体験型総合公園として整備されました。
「ソレイユの丘」に設けられた花畑は、春には菜の花、ネモフィラ、秋にはコスモスで覆われ、夏にはヒマワリの花が太陽のエネルギーを発散します。
「ソレイユの丘」を黄色に染める4種類、約10万本のヒマワリ
2020年夏の「ソレイユの丘」を黄色に染めるのは、「サンリッチ」、「サンフィニティ」、「サンセーション」、「サンビリーバブル」の4種類のヒマワリです。入口花畑やソレイユガーデンなどの約5千平方メートルの敷地を約10万本のヒマワリが埋め尽くします。
入口花畑の一画にはフォトスポットが設けられ、ヒマワリの花越しに相模湾を望むことができます。
入口ゲート東の農園では、「サンリッチアップ」が太陽に向かって垂直に花を咲かせています。
園内に設けられた多種多様のレジャー施設
花畑からロードトレインに乗車すると、園内の隅々にまで行くことができます。「ソレイユの丘」は約21ヘクタールの敷地をもち、園内に様々な設備を備えています。中央のボート池の西で大きな弧を描きながら回る観覧車からは、眼下に相模湾の海原が広がります。
ボート池の南の芝生広場ではテントを張ることができます。広場に接して手ぶらBBQやトランポリンの設備なども設けられています。
ボート池の東の「ふれあい動物村」ではヒツジやヤギ、カピバラ、カンガルー、アルパカなどが飼育されています。エリアの一画にはポニーに乗馬できるコーナーもあります。動物村の東のじゃぶじゃぶ池では、水浴びをしながら歓声をあげる子どもたちがとても楽しそうです。
ボート池の北のキッズガーデンには、乗物遊具の他に、ゴーカート場、おもしろ自転車コーナーを備えています。
充実したレストランや売店
「ソレイユの丘」の広大な敷地内には花畑の他に、子ども達が楽しめる多種多様の設備を備えています。その上に、レストランや売店も充実しているので、子育てファミリーでも一日飽きることなく楽しむことができます。
神奈川県横須賀市の三浦半島の小高い丘に、農業体験型総合公園の「ソレイユの丘」が整備されています。園内の花畑は四季の移り変わりによって様々な彩りで包まれます。例年7月中旬から8月下旬は、ヒマワリの花が夏の彩りに染め上げます。広大な園内には花畑の他にも多種多様の設備が設けられ、子育てファミリーでも一日楽しく過ごすことができます。