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アーチェリーってどんな競技?どんな弓矢を使う?見どころは?

2021/7/30
2021/7/29
アーチェリーってどんな競技?どんな弓矢を使う?見どころは?

男子団体チームが見事3位を獲得し、がぜん盛り上がるアーチェリー。個人戦にも期待がかかりますね!

弓を引いて矢を放ち、当たった位置で点数が決まる。アーチェリーというシンプルなスポーツは年齢や性別を問わず、また、親子で楽しめるアクティビティとしても人気があります。

この記事では、競技としてのアーチェリーについてご紹介するとともに、同じように弓と矢が出てくる日本のお祭りについてもご紹介します。

「アーチェリー」の歴史やルール、使う道具と見どころ

そもそも、弓矢を使ったスポーツ「アーチェリー」とはどのような競技なのでしょうか?まずは歴史からひも解いていきましょう。

競技の起源は16世紀の御前試合

アーチェリーは、紀元前2万年(旧石器時代) 頃、狩猟のために弓矢を使用したのが始まりとされています。そして、その後は武器として使用されるようになりました。

競技としてのアーチェリーの起源は、16世紀に当時のイギリス王ヘンリー8世が御前試合を開催したのがきっかけです。

日本では第二次世界大戦後に日本洋弓会が発足したときから本格的な歴史が始まりました。

行う場所の違いによって競技は3種類

アーチェリーの競技は以下の3つに分かれていて、いずれも2年に1回、世界選手権大会が開催されています。

・ターゲット競技:屋外の地面が平坦なグラウンドで行われます。五輪に採用されているのは、このターゲット競技です。

・フィールド競技:山の中や草原など自然の地形を生かして標的を設置したコースを、ゴルフのように回って行う競技です。

・インドア競技:体育館など屋内で行われます。

弓と矢はどんなものを使っているの?

競技用の弓(ボウ)には、大きく分けて3つの種類があります。

リカーブボウ」は弓の端が逆反りした形状の弓で、五輪や国体ではこのタイプだけが使用を認められています。

コンパウンドボウ」は最も普及しているタイプです。弓の両端に滑車がついていて、リカーブボウの半分くらいの力でホールドすることができます。

ベアボウ」は最もシンプルで原始的な弓に近く、主にフィールド競技で使用されます。

矢(アロー)は直径約5mm、アルミ合金やカーボン製が一般的とされますが、体格や弓の強さ、技術に合わせて、矢の長さや太さを選んで使用します。

競技のルールと見どころは?

ルールは、ターゲット・フィールド・インドアと競技ごとに異なりますが、ここでは五輪で行われているターゲット競技の場合をご紹介します。

標的は70m先にある直径122㎝の円。中心に当たれば10点で外側に向かって1点ずつ点数が小さくなっていきます。

個人戦のトーナメントは1対1で行われ、1射20秒以内で交互に射ちます。
1人3射30点満点を1セットとし、得点の高いほうの選手に2ポイント、引き分けの場合はそれぞれに1ポイントを加算。最大5セットまでで、先に6ポイント取った選手が勝ちとなります。

一流選手たちが、どれだけ相手に影響されず自分のパフォーマンスができるかが、この競技一番の見どころ。
矢をつがえ、引き、狙いを定めて射つまでの緊張感を選手とともに味わい、矢が飛んでいくスピード感や、矢が的に吸い込まれていく時の爽快感も楽しみましょう!

弓矢を使って的を射る!「流鏑馬」を行うお祭り3選

アーチェリーと同様に弓矢を手に持ち、しかも疾走する馬に乗りながら的を射る日本の伝統行事があります。その名は「流鏑馬(やぶさめ)」。

古くは「日本書紀」にも関連する記述が出てくる流鏑馬は、広く騎射の技術・稽古・儀式のことを指します。現代では武芸や競技としての側面もありますが、神事としての意味合いが濃く、各地の神社のお祭りで行われています。

矢が飛ぶスピードや的を射抜く勢いはアーチェリーに負けず劣らず大迫力!ここからは、そんな流鏑馬が行われるお祭を3つご紹介します。

※例年の内容を参考にご紹介しています。今年は規模や内容を縮小・変更、または中止の場合もあるため、詳しくは主催者からの情報をご確認ください。

馬が走った後のほうが重要!?とてもユニークな「小室浅間神社流鏑馬祭り」

小室浅間神社流鏑馬祭りは、富士吉田市の小室浅間神社で毎年9月18日と19日に行われている、800年の長い歴史のあるお祭りです。

流鏑馬は的に当たるかどうかがポイントになることが多いのですが、小室浅間神社の流鏑馬ではまったく重要視されていません。
このお祭りでは、馬が走った後にできた「蹄の跡」こそが大切で、その跡を見て地域の吉凶を占うというユニークなお祭りなのです。

ユニークさ満載!「小室浅間神社流鏑馬祭り」の詳細はこちら

東京の真ん中で、江戸時代の再興行事を楽しむ!「浅草流鏑馬」

浅草流鏑馬は、江戸時代には毎年1月5日の正月行事として行われていた流鏑馬を、1983年に観光行事として再興したものです。浅草神社では代々、宮司が馬上から鬼の的を射て天地四方に六筋の矢を放つという儀式が行われていました。

現代の流鏑馬の方式はそれとは異なるものの古式に則った方法で、隅田公園内に馬場を作って毎年春(4月)に開催されています。

「浅草流鏑馬」の魅力とは?詳細はこちら

大猿退治の物語性があるお祭り「日枝神社流鏑馬祭」

茨城県土浦市の日枝神社流鏑馬祭は、山ノ荘地区の五穀豊穣と平和を祈願したお祭りで、満開の桜が咲く毎年4月の第1日曜日に開催されます。

村人に害をなした大猿を、領主と弓の達人が退治したとという伝承をもとにした、物語性のある珍しい流鏑馬です。

まとめ

今回はアーチェリーの競技についてや、同じく弓矢を使って行う流鏑馬について紹介しました。

最近は新型コロナウイルスの影響もあり、流鏑馬の開催がなかなかありませんが、連日のアーチェリーの中継で競技に興味を持たれた方は、ぜひ、流鏑馬についてもチェックしてみてはいかがでしょうか?

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